さて今日は、仕事でミスをして怒られてもヘコまなくなる方法について。
仕事でミスをする。怒られる。そうなったらヘコむことってあるよね。
自分の経験で言うと、初めてのバイトが浪人時代に働いたとんかつ屋さんだった。
でも、そこの店長が鬼で。まじ鬼。怒鳴るわ、物に当たって店の備品壊すわ、今だったら147パーセントの確率でパラハラ認定されるはずの店長でした。
ただ、当時は浪人していたしお金も必要で、すぐ辞めるのもなんか逃げているようで嫌だった(別にすぐ辞めて良かったと思う)から、続けていた。
で、なんとかヘコまない方法はないものか…と当時考えていたんだよね。
当時考えていたことも今改めてなかなか効果があったと思うんだけど、今書けることもプラスした上で、仕事でミスをして怒られてもヘコまない方法を書いていきたいと思います。
まず大前提からなんだけど、ミスをしたこと自体は改める必要はあるよね。
ミスはしないにこしたことはないし、改善していくことが必要なのはもちろんのこと。その前提は持っていよう。
ただ、ヘコんでしまうとパフォーマンスが下がって余計にミスをしたりしてしまうから、そこはなくしたい。気分的にきついしね。
という前提を持った上で、本題へ。
昔、ある人との会話で面白いなと思うことがあった。
その人は自分を責めるとかっていうのが少ない人なんだけど、職場の上司にねちねちと怒られてたみたいなんだ。
それが嫌だったわけなんだけど、
上司が「なんでできないの?」と言ってきたと。
で、その人のそのときの反応が面白いんだけど、
「いや、なんでとかねえし!」
と思ったんだって。笑。
それ聞いてウケたし、なかなかいいねと思ったんだよね。
なんでとかねえし!ミスったもんはミスったんやし!と。
「なんでできないの?」って言われて、そこでその原因考えていったら「自分はダメだから」という理由に行き着きやすい。
というか、その言葉自体にそういう意味合いが込められているよね。
そこに行き着くことが宿命づけてあるような質問であり言い方。「なんでできないの?」って。
それより、「どうすればミスはなくなるかな?」とか「次はどんな感じでやっていく?」とかの方がいい。
で、「なんでとかねえし!」と思えた(実際目の前の相手には「すいません」と言っている)のが良いのは、
「自分はダメだから」に行き着くことが無意識に分かるからこそ、その質問自体が意味のないものだ、その質問自体しないでください!と突っぱねることができているから。
その質問に乗っかったら、自己否定に入っちゃうわけだよね。
だから、その質問自体がそもそもいらない!という感覚ってすごく大事で。
ある意味、相手の「あなたはダメな人」という扱い方をつっぱねているわけだ。
もちろん、修正はするし改善もする。
だけど、別に自分はダメじゃない。
修正もできるし改善もできる人間だ、自分は。というセルフイメージは揺るがさないし、あなたの質問や言い方によってそこをブレさせるつもりはありません、という表明でもあるわけだよね。
怒られてもヘコまないということにおいて大事なのは、
ミスを修正や改善する意思を持った上で、自分はダメだというところに入らない、ミスと自分の価値は関係ない、
ミスをしたなら改善策や修正策を考えて実行すればいいだけで、それはやり方や経験や練習量の問題である、という感覚を持つこと。
ただ、もちろん上司に対してキレるのも愚痴を言うのも微妙なことだから、実際にはキレなくてよくて(笑)、冷静にいればいいね。
「ああ、この質問は意味ないから無視だな」という風に冷静に判断しながら心の中でその質問のことは考えずに、口では「すいませんでした、改善します」と言えばいい。
特に相手に分かってもらう必要もないし、傷ついたと無理に主張する必要もない。
自分の中で完結していられたら一番メンタル的には良い状態です。
もちろん、上司に「そういう言い方はないと思います!」と言ってもいいし、言うべき場面もあるかと思うけど、そこは適宜臨機応変対応で。
ベストは、別に言わなくても自分の状態保てるけどただまあここまで来ちゃうと言っておいた方だいいだろうなと、気づき分かった上で言うという状態でいられること。
(もちろんそこまでいくとそこそこメントレされている状態だから、いきなりそこに行けなくてもOK)
大事なことは、修正改善することと、自分はダメだということは分離すること。
そのための最初のステップとしては心の中でキレるというのも有効な手段。(特に今までどうしても自分を責めるという内側に入ってしまう人は。そういう人は外側に向けられることも大事)
ヘコんでしまうときというのは基本的に「自分はダメだ」という考えを自分が受け入れ採用したとき。
生きていれば、他人が自分の自信を奪うような発言や扱い方、解釈の仕方、物事の捉え方をしてくることもある。
その人が自分に自信がなければ余計にそうで、人の足りないところ、できていないところを強調したい(それによって自分を肯定できると勘違いしている)状態の人っている。
でも、そういう人が変わったら状態を上げられますということじゃなくて、そういう状態の人が世界にいながらも自分の状態を上げられることが大事なんだね。
だから、トレーニングとして「ミス」と「自分の価値」を分離できるようになっていこう( ̄∀ ̄)
「自分はダメ」を採用しない自分になっていこう!
そうすれば、ヘコみすぎることなく冷静に修正改善をしていける自分になれます。
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