比較しやすい現代社会で、毎日ワクワクしながら仕事に取り組むには?

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何をするかも大事だけど、どういう心の状態でそれをするかも大事。ストレスでお腹痛い〜と思いながらやるのか、ワクワクしながらするのか。

 

それだけで全然生産性やパフォーマンスは違うよね。

 

この「ワクワクしている感覚」ってすごく大事で、結果が出る前から、うまくいく前からワクワクしていること。

 

成功する前から良い状態でいるってことが大事で、メントレはとにかく「うまくいく前から良い状態でいる」という力を鍛えていると思ってもらってもいいかなと。

 

で、良い状態を妨げる様々な感情や感覚ってあるものなんだけど、その一つに「他人との比較」があると思う。

 

無意識に他人と自分を比較して「自分はダメだ」と思っている人、思う場面、思う状態ってあるんだよね。

 

そうすると、エネルギーは下がる。

分かる。

 

やりたいこともやりたいことじゃないと感じるようになる。

あー分かる。

 

昨日も書いたように、やりたくない以外の理由でやりたいことがやりたくなくなることはあるんよねまじ。

 

他人との比較はその一つの典型的なパティーン。

 

ただ、ツイッターにも書いたんだけど、実は比較それ自体が悪いわけじゃないんだ実は。

まじ実は、なんだけど。

 

他人って自分の願望を明確化、拡大化してくれる存在でもある。

 

実際、比較したことそれ自体が僕らをネガティブにしてるわけじゃないんだ…

 

どこでネガってるかというと、

比較して、自分の足りないところに強いフォーカスを当てる、そんな自分はダメだと意味づけする。

そういうプロセスを経て、ネガるんよね。

 

比較した後に「フォーカス」と「意味づけ」がある。

 

ここを変えられるなら、比較から前向きな気持ちになることもできる。

 

例えば、比較して、相手の良いところを見つけて、高く評価する。

 

そうやって自分の足りないところにフォーカスを向けないなら、相手の素晴らしさを賞賛することになるわけで、悪い気分にはならない。

 

ということはネガティブな部分へのフォーカスと意味づけがネガティブの原因なんよね。

 

他にも、何かを始めるときって「憧れ」からスタートすることって多いんじゃないかな。

 

自分もああいう風になりたい、と。

それだって比較よね。

 

今の自分はそうじゃないけど、ああいう風になりたいと。

 

そうやって比較しているわけなんだけど、そこにあるのは前向きな気持ち。

 

実は人間は、自分の足りないにフォーカスするんじゃなくて、まだそうなっていないけどそうなったときの姿にフォーカスできれば前向きになれる。

 

 

 

ここはメントレ的に非常に重要。

 

子供なんかはネガティブなフォーカスが身についていないから、「おれ、ネイマール!」とか言ってボールをくるくるし始める。

 

当然、ネイマールには遠く及ばない。笑。

 

けど、ネイマール以上に自分がネイマールだと感じていることによる喜びは感じていると思う。

 

まだ全然ネイマールじゃないのにね。

 

 

ここに一つ、メンタルの本質があるんだ。

 

今そうでないこと。これは実はネガティブの本当の原因じゃないんだね。

 

ネガティブの本当の原因は、自分がそうなれると信じられないこと、そうなったイメージを自分の中で作り、感じることができないことなんだ。

 

 

だから、自分に自信がない、できると思えない場合はネガティブを感じやすくなる。

 

そのとき、「自分の現状がこうだからネガティブなんだ」と思うかもだけど、実はそうじゃない。

 

そうじゃなくて、「この現状を変える力は自分にはない」という信念がネガティブな感情の原因なんだよね。

 

話を比較に戻そう。

 

さっきも書いたように、比較したこと自体がネガティブの原因じゃない。

 

他人との比較は、「自分の願望の明確化」のために役に立つし、人類皆仲間という意識を持てば「様々な人生のバリエーションを見せてくれる見本になっていて、自分がどうしたいかを明確にしやすくなっている」ことに気づくと思う。

 

多様性のあるところに行くことで自分が何者か分かる的な。

 

だから、他人の生き方というのはそこにどうこうというより、

「じゃあ自分はどうしたいの?」「じゃあ自分は何が好みなの?」ということを知るためにあると考えることもできるよね。

 

実際、「自分はそもそも自分で大丈夫」「自分は何にでもなれる」という前提を持ったなら、世界はどう見えるだろう?

 

バリーエションに見えてくるんじゃないかな。

 

あの人のこういうところはいいな。あ、この人のここはいいぞ!よし、自分はそれらを混ぜたこういうライフスタイルにしよう!みたいなね。

 

自分の願望の明確化をしているわけなんだけど、そこでやっているのは「比較」だったりする。

 

いや、厳密に言えば「コントラスト」だね。

 

「比較」を「コントラスト」と置き換える。

 

この感覚が鬼ほど重要。

 

コントラストという言葉を使うと、そこに落ち込む感覚ってないよね。

 

その感覚が大事。

 

比較ではなくコントラストだと認識することでネガティブにならなくなる。

 

比較とコントラストという言葉の違いは、そこに「自分はダメ」というニュアンスのあるなしだ。

 

ということは、ネガの本質は「自分にはできない」という信念や、自分の足りないところにフォーカスをして、自分はダメだという意味づけをしてしまうことなんだよね。

 

だから根本的には、自分の状態を上げる、先に上げる、先にワクワクすることができればそれでいいってことなんだ。

 

そうすれば、他者の生き方がバリエーションに見えてきて、コントラストに見えてきて、自分の望みを選択し、そこに前向きに向かっていくことができるようになってくる。

 

大事なのは、先に自分の状態を上げること。先に自分を受け入れること。先に自分にOKを出すこと。

 

エフィカシーや、イメージする力、前向きなものにフォーカスする力、自己受容力。

 

そこを鍛えることで、比較しやすい世界でも楽しく生きていくことができるんだ。

 
 

 

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