もっとストレスフリーに仕事や活動に取り組み、自分本来の力を発揮する方法とは?

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人間は赤ちゃんのとき、好奇心と興味関心の塊だ。

 

あれは何だ、これは何だ、触りたい、食べたい、立ち上がってみたい、走ってみたいなどなど、とにかく興味の赴くままに生きてる。

 

その時期は大体、小学校あたりまで続く。

 

ただ、だんだんと年齢を重ねると様相が変わってきて、

勉強は「しなければならないもの」になり、習い事も「しなければならないこと」になっていく(もちろんそうでない子もたくさんいる)。

 

受験勉強になると、どんどん勉強は「ストレスがたまるもの」になっていき、中にはついていけずにメンタル的につらい思いをする子も出てくる。

 

会社に入ると、与えられるのはノルマだ。

 

このくらいの数字を出せ、結果を出せ。

 

いつもプレッシャーを感じ、ストレスを日々感じながらも、何とか頑張って仕事をこなし、溜まったストレスは休日で晴らす。

 

赤ちゃんだったあの頃。

 

ばぶばぶだったあの頃。

 

物事に純粋な興味があって、どんどん学びたいと思っていたあのばぶばぶちゃんも、

社会の中で生きて行く中でだんだんと純粋な興味関心というものを失っていく。

 

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しなければならないプレッシャーによって、後天的に自分の「好き」や「興味ある」という思いが失われていってしまう。

 

 

ただ、よ〜く考えてみると、人間の興味関心、好きの力というのはものすごいものがあるよね。

 

例えば、あなたにも過去に(もしくは今)ハマったことはないかな?もう、そのことだったらずっとできる、みたいな経験。

 

アニメでも漫画でもゲームでもいい。スポーツでもいい。本でもいい。グルメでもいい。

 

何でもいいから、ハマったことを思い出してみて。

 

そのとき、あなたのポテンシャルは最大限発揮されていた。

 

まじ最大限だった。

 

勝手に結果も出ていたはずだ。

 

当時の自分が結果だとみなしていたか、それを目指していたかは別として、自然に結果を出してしまう状態にあなたは在ったと思う。

 

 

でも、だんだんと様相が変わってくる。

 

 

結果を出さなければならない。人から認められなければならない。

 

その心理的プレッシャーによって、興味関心、好奇心、好きなどという気持ちは「邪魔」なものだとされ、「もっと真剣に(深刻に)ならなければならない」と思う。

 

結果、かつてあった創造性、斬新なアイデア、遊びココロに満ちた発想は少なくなっていく。

 

懐かしきばぶばぶちゃん。

 

「楽しい?なんだそれ。そんなことより結果を出さなくちゃならんのだよ」という、あの頃考えもしなかった声が頭の中に響く。

 

だけど、皮肉なことに、最新の研究では、外発的動機づけ、内発的動機づけに関する研究が進み、人間が最もポテンシャルを発揮できるのは「楽しい」「成長を感じられる」「活動そのものが報酬である」ときだということが分かっている。

 

それが、最新の科学が下した結論だ。

 

長期的に結果を出す秘訣は「楽しい」にあり、ということがすでに何年も前に証明されている。

 

 

もしも心理的なプレッシャーを長期的に感じ続けた場合、徐々に生産性が下がったり、やる気が出なくなったり、バーンアウト気味になったりして、

長期的に、エネルギーが減少していってしまう。

 

企業で言えば、社員の生産性が下がる、やる気が下がる、ついていけず退職者が増える、という形で顕在化してくる。

 

ただ。

 

ここからが大事なんだけど、この社会はメンタル的にハイパフォーマンスでいられるようにはなってない。

 

プレッシャーはある。結果は求められる。

 

他者の目もあるし、人からの評価にさらされることだってある。

 

他者の基準も人それぞれだ。

 

状況は、メンタルにとって優しいものじゃない。

 

もちろんその状況も変えていければいいけれど、短期的で急激な変化はなかなかないかもしれないよね。

 

 

だから大事なのは、そのような状況があることは分かりつつも「自分は良い状態でいられること」。

 

 

つまり、余計な影響を受けずに、高いパフォーマンスや良い状態を自分で維持していられる力を自分が身につけることだ。

 

 

そうやって自分の状態を保ちながら仕事をするのは、ある意味、家族やパートナーのためでもある。

 

もしも自分が燃え尽きてしまったら、家族はどう感じるだろう。

 

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実際に生活が苦しくなることだってあるかもしれない。

 

自分自身も、人生でやりたいことができなくなってしまうのはつらい。

 

また、経営者であれば、社員の人生、社員の暮らし、社員の家族を守ることにもつながっていく。

 

メンタルが崩れることの人生に与える影響は大きい。

 

あなたは本来、自然にすごい力を有しているし、それはあなたが欲しい結果を得させるだけの潜在力を持ってる。

 

そのことは、過去にあなたが何かにハマった経験を思い出してみていただけると納得していただけるんじゃないかな。

 

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あのときのパフォーマンスを取り戻しさえすれば、望むこともできるし、毎日をもっとストレスなく楽しく生きることもできる。

 

つまり、あなたは必要な力をすでに持っている。

 

ただ、それが後天的に身につけてきたものによって発揮されていないだけなんだ。

 

まず、自分に必要は力を、自分はすでに持っている。

 

そのことを認識することから始めていこう。

 

 

 

 

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