さて今回は、「変われる人、変われない人の違い」というテーマで書いていこうと思います。
例えば、自分の中で不満な現状があったり、変えたいこと、
良くしたい状況があったり、変えたい部分があると。
そういう場合には、過去とは違うことに取り組むことになるよね。
これは行動とかそういうことだけじゃなくて、物事の捉え方、解釈に関してもそう。
「自分を責める」という選択を今までしてきたけど、「練習中だ」と考えるとか、「相手の課題である」と考えるとか。
今までイライラしていたところで相手に温かくする、今までだったら割と簡単に辞めていたところでもう一回やってみる、今までだったら無理にやっていたことをやめたりとか。
その全てにおいてそうなんだけど、
無意識の自分の感情的反応・行動に気づいて、【意識的に】変化を起こす
ことが必要になってくる。
まず「無意識の自分の行動・感情的反応に気づく」というステップがあって、
これは、普通に日常生活を生きていると気付きにくい部分でもある。
自分のパターンについては無意識だから、自分では「他に選択肢がある」ことになかなか気づけないんだね。
例えば、ごく普通に「傷ついた」と感じる場面があったとしても、自分にはその感情的反応が普通だから、それ以外の選択ってないように思える。
自分がイライラする場面があったとして、「こういうときにはイライラするものでしょ」と感じて、それ以外の選択肢があることがわからない。
でも、実際にはその反応には自分の癖が含まれていて、その癖にまず気づくこと。
つまり、ステップとして「無意識の感情的反応・行動に気づく」ことがまず大事なんだ。
そして、次に「意識的に変化を起こす」というステップに入るんだけど、
ここでも壁があって、それが【意識的】であるということ。
例えば、今まで傷ついてきたような場面で、それ以外の反応をしようとする。
そのときはまだ過去の反応(傷つく)が優勢な状態になっている。
だから、新しい解釈、新しい反応に対して、感情的には「そうは思えない」「私の親がこうだから無理なの」「私はこういう過去を経験してきたから、無理。そう思えというのは私を否定してるってこと?」のように、
新しい解釈がこれまでの自分の否定に感じるくらい、まだ新しい感覚に馴染めないし、そうは思えない、という状態があるわけなんだ。
この段階においては、新しい解釈、新しい行動は「意識的に」やろうとする段階にある。
まだ習慣になっていないし、違和感もあるし、自分にとって自然なものじゃない。
だから、いつだってやめられるし、やめたところで過去の自分に戻るだけだから、たとえ不幸ではあったとしても生きてはいられるわけなんだ。
そういう理由から、人は「新しい感情的反応や行動が自分に馴染むまで続けることができない」ということになり、過去の自分と同じままの状態で生きることになったりする。
そして、実際にそうだったとしても、対して困るということでもなく、願望は実現しないかもしれないし苦しいかもしれないけど、生きていくことはできる。
逆に変われる人の場合は、「意識的に」なる期間を経た上で、「新しい無意識」を作っていける。
新しい無意識を作る
ことがすごく大事なことで、新しい無意識を作ることができれば、それはもう無意識になるから楽にできるようになる。
要は、習慣になった、身についた、ということだよね。
大事なことは、大事なことをコツコツとやること。
例えば、今日新しい本を買ったんだけど、健康系パフォーマンス系の本なんだけど、そこに書いているのは、
本当に効果のある基本的なことを淡々と続けること
の大切さだった。
どれだけ最新のパフォーマンスアップ本だろうと、結局は「食事」「運動」「睡眠」の話。笑
その3つを質の良いものとして実践できるか?が大事で、
それはメンタルも同じなんだよね。
本当に大事なことを、コツコツ淡々と、【意識的に】やっていきましょう。
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