さて今日は、どうすれば自分を素晴らしいと思えるか?について書いていきたいと思います。
自分を素晴らしいと思えるかどうかというのは「心の前提」であり、
素晴らしいと思えるようになるには要は、前提を上げていく、ことができればいい。
ここは後天的にというか、後からでもどうにでもなることなので、親がどうこう過去がどうこうで諦める必要はありません。
そこで諦めてほしくないからジムをやっているところもあるくらいで、
そういう「自分ではどうにもできないことで諦める」って悲しいよね。ムカつくし。笑。
いや、カンケーねえし!って言いたい。
そんなことで自分の人生を楽しくないものにするなんて、人間としての誇り的に許さん、と。
むしろ、過去を力に変えよう!と。
過去はどうあれ自分に自信を持って生きていく道を模索してきたわけだし、
その道こそがジムのトレーニングなわけで、後からどうとでもなります。
で、結局、やることはシンプル。
自分が素晴らしいとしたら、どうするか?
をイメージし、そこに思考と行動を合わせること。
これを、やる。やりきる。トレーニングする。
ここに関しては、気合い入れる。笑。
とにかく、今までの前提で物事を考えないこと。
今までの前提じゃない前提から現実を見て、解釈して、その前提から生まれるアイデアにもとづいて行動を積み重ねること。
ここを何度も何度も何度も反復練習します。ここは、気合い入れる。
と言っても、できないことは普通にあります。
できないことを責めろってことじゃなくて、できないことがあっても諦めないで欲しい、諦めない、やめない、という意味で気合いを入れて欲しい、ということ。
例えば、自分が誰かを誘って、断られたとする。
で、これまでの自分だったら、ガビーン!とショックを受けてご飯も喉を通らず、絶望に打ちひしがれ、枕を濡らし、
「もう俺は、二度と誰のことも誘わない。誘わないおじさんに、俺はなる!」
とワンピースのルフィレベルで決意する感じだとする。
今の自分、これまでの自分はそうだったとして、そういうときに、
「へい、ストッピだ。ちょっと待て。もしよう、お前が素晴らしいとしたら、どうするよ?」
と質問してみるということ。
さて、より具体的にしていくために、ここから急に対話形式でいきたいと思います。
前提を鍛え上げるトレーニング
「へい、ストッピだ。ちょっと待て。もしよう、お前が素晴らしいとしたら、どうするよ?」
「はあ?素晴らしいわけないだろう」
「ストッピって言ってんだろうが。止まれ。とりあえず。
俺が言ってんのはよ、もしも、ってこと。
今お前が、誘わないおじさんへの道の歩もうとしてるのは、知ってるよ。
でもな、それはお前が望む道なのか?
よ〜く考えてみろ。
そっちの道に行ったら、お前はもう、ディズニーランドでかわいこちゃんとデートはできないってことになる。
一生な。
ランチにラブラブでパンケーキ食べに行くのだってできないってことだぞ。
わかってんのか!
パンケーキだぞ。
ラブラブだぞ。
わかってんのか!」
「…それは困る」
「だあから、言ってんだろう。さっきから。
ストッピだって。止まれ。とりあえず。
なあ、イケジュンのブログで一体何を学んできた?
お前まさか、ただの机上の空論として捉えてねえだろうな。
舐めんな!イケジュンに謝れ。
メントレってのはな、この現実の、いついかなるときも、どんな具体的な場面にも現実的に対応できるように作られ言語化されてんだよ。
今まさにお前が実践する場面だろうが。
誘わないおじさんになる決意なんて、してんじゃねえ。
この、ストッピ野郎。
パンケーキだぞ!」
「分かったから!どうしたらいいんだよ?てか、お前誰だよ!」
「誰だっていいだろうが。
余計なことに思考のフォーカス使ってんじゃねえ。ブログ読み直せ。
てめえにはな、もっとフォーカスしなくちゃならねえことがある。
てめえは、前提間違ってんだよ。
俺が、教えてやる。
まあと言っても、イケジュンがいつも書いてることだがな。
お前、もし、すでに素晴らしいと信じている男だったら、今回の件についてどう思うんだよ?」
「すでに素晴らしい?そんなことない。そんなだったらこんなことになってない!」
「いちいちうるせえ!
俺の質問にだけ答えてればいいんだ。
余計なフォーカス使ってんじゃねえ。ブログ読み直せ。
その発想がすでに、前提が間違ってるから出てくる発想だって言ってんだ。
お前は何も分かっちゃいない。
分かったつもりになってるだけでな。
初めっからトレーニングやり直せ!」
「うるさいな…。
すでに素晴らしいとしたら?
そうだな…すでに素晴らしいんだから、別に断られたところでダメージは受けないよ。
相手にも都合があるんだろうし。
素晴らしいんだから、他に誘いに来てくれる人はいるだろうし。
時間を置いて、もう一度誘うかもね」
「なんだ、お前。やればできんじゃねえか。
そう。それでいいんだよ。
別にいきなりそう思えって言いたいわけじゃない。
俺は、優しくてまろやかな男だからな。
スパルタってわけじゃねえ。
もし仮にそう思えていたらどうするか?それでいいんだ。
お前、じゃあ、そう思ってるときはどんな顔してんだよ?」
「顔!?」
「そうだ。顔だよ」
「どんな顔って…。まあなんか、余裕のある感じかな…。こんな感じ?」
「おう、いいじゃねえか。イケメンとまでは言えんがな」
「うるさいな!」
「でも、さっきよりも全然イケメンだぜ。
雰囲気イケメンってやつだな。
さっきまでの顔だと、来るもんも来ねえや。
今のお前の誘いにだったら、ついてきてくれる女の子がいるかもしれねえ。
そんな雰囲気が出てやがる。
まあ、俺には負けるがな。
だが、人と比べるもんじゃない。
お前にだってな、できるんだよ。
それが本来のお前だ。
その本来のお前でいる時間を増やしていけばいい」
「なるほど…」
「だがな、お前は忘れる。その感覚を。
なぜか?慣れてねえからだ。
馴染んでねえんだ、まだ。
いきなり金髪にしたようなもんだ。
いきなり金髪にしたら、どうなる?
自分に違和感あるだろう。
自分に違和感あるし、周りも違和感だらけだ。変だってなる。
だから、また黒髪に戻したくなる。
違和感を消すためにな。
だけど、金髪で居続けたらどうなる?
自分もだんだん慣れてきて、自分が慣れると、周囲だって慣れてくる。
しまいにはな『似合うよ』なんて言ってくるんだ。
話が違うぜ。
でも、そういうもんなんだ。
慣れるまでには時間がかかる。でも、慣れる。
そういうもんだ」
「慣れるまで続ける必要があるってことか…」
「そうだ。
言葉で言えば簡単だがな、現実にはそう簡単じゃない。
人生には色々あるからだ。
状況は、完全にはコントロールできない。
他人は、他人が思うように生きる。
愛されることもあれば、愛されないことだってある。
今回のようにな、拒否を体験することだってある。
それが現実だ。
イケジュンがいつも言っているのはな、それでも自己概念を下げないってことだ。
それでも、自分を愛するのであれば感じるであろう感覚、自分を素晴らしいと思っているならするであろう解釈、自分に価値があると思えているなら行うであろう行動をするってことだ。
状況で自己概念を決めるんじゃねえ。
高い自己概念から状況を解釈するんだ。
大事なのはな、本当にそれができるようになるようトレーニングを積むことだ」
「……」
「だんだんと、分かってきたようだな。
おっと、LINEが来たみたいだ。
…。
悪いな、話は以上だ。予定が入った。
俺は、忙しい男なんでな」
「別にいいですけど」
「パンケーキ食って来る」
「え!?」
「かわいこちゃんとパンケーキ食ってくるって言ってんだよ」
「そんな!俺は断れたばっかりなのに…むかつく…」
「今、何て言った?」
「むかつく」
「お前、やっぱり何も分かっちゃいねえんだな。なんでむかつくんだ?」
「なんでって、自分は断られたのに、自分には相手がいないのに、あなたには相手がいて、今からパンケーキを食べにいくから」
「前提はどうなってる。そのむかつくって感情は、どんな前提から来てる」
「前提?むかつくって感情と前提にどんな関係が…」
「じゃあ、もし仮にな、お前にこれから最高の彼女ができるという前提を持っているなら、これからそうなると思えているなら、どうだ。
もし仮にそう思えているとするなら、どんな感情になるんだ?」
「え、自分にもできるとしたら…。
だったら別に、むかつかないです。
だって、自分もそのうちパンケーキ食べに行けるんですから」
「そうだろう。
むしろ、俺にパンケーキ屋情報を聞けるわけだから、俺がパンケーキを食べにくいくことを喜んでもいいはずだ。
俺はお前の願望実現の邪魔なんてしていないし、お前の幸せを妨げてもいない。
むしろ逆だ。
俺はお前の願望実現を助ける存在だ。
先に美味いパンケーキをオシャレな店で食べ、パンケーキ屋情報をお前に提供することができる。
間違っても、むかつれるような存在じゃない。
もしお前が高い前提を持っていたなら、「あ、もしその店良かったら教えてください!」と言えたはずだ。
将来の彼女のためにな。
彼女がいないという今の状況は変わらない。
だが、ただ前提が違うだけで、解釈、感情、行動が真逆になる。
高い前提を持っていたら、俺に情報を求められる。
そうしたら、お前の願望実現は現実的にどんどん近づいてくる。
得た情報を頼りに一人でまずその店に行って、ラブラブなシーンをイメージしてワクワクすることだってできる。
だが、むかつくことだってできる。
そういう見方で俺を見ることもできる。
実際、お前はそちらを選択した。
敵だと思うか、味方だと思うか。
それはお前次第。
いや、お前の前提次第だ。
味方だと思えれば、お前は色々な情報を手にできただろう。タダでな。
だが、前提と向き合わず、低い前提から出来事を解釈し、その解釈に馴染んだネガティブな感情を感じ、敵だという認識を強くする。
そんなお前に、俺は情報を与えようとは思わない。
そこまでお人好しじゃないからな。
それは俺だけじゃなく、みんなそうだろう。
自分にむかついているやつに情報を与えようなんて思わない。
いいか。
そうやって、前提がお前の人生を作っていくんだ。
さっき「なるほど」なんて言っていたがな、いきなりできるようなもんじゃねえんだ。
トレーニングが必要だって、いつもしょっぱく書いているはずだ。イケジュンが。そこんとよろしく!って話なんだよ」
「……」
「でもな、誰だってそこから始まる。
俺だってそうだった。
昔の俺に比べたら、お前なんてマシだ。
俺なんて、もっともっと自分を責めていたし、ネガティブだった。
周りを敵だと思っていたし、被害妄想も強く、そのときは苦しかったな。
だからお前の気持ちは分かるし、お前を信じることもできる。
お前は、昔の俺なんだ。
いいか。
かわいこちゃんとのパンケーキ、あきらめるんじゃねえぞ。
お前なら、できる」
「…急に優しくなって、何なんですか」
「急に優しくなんかなっちゃいない。
最初から優しいさ、俺は。
表面的な言葉使いで判断するんじゃねえ。
もっと、奥にあるものを見ろってんだ。
おっと、遅刻しちまう。
じゃあな。
先行っとくぜ」
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