もっと情熱を持つ方法。停滞・マンネリ・スランプと無縁になるには。

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さて今回は、「どうすればもっと情熱的になれるのか?」というテーマについて。

 

なかなかやる気が出ない、もっと情熱的に、エネルギッシュに取り組むことができればいいのに。

 

そうすればもっと上手くいきそうなんだけど。。

 

ただ、そうは思っても、

 

なかなか自分の中から情熱を生み出すことができなくて、不完全燃焼感がある。。

 

そういうときどうすればいいのか?について書いていきます。

 

情熱を意図的に作り出す方法


 

 

大切なことは、前向きな明るい気持ちを抱けるようになること。

 

シンプルに、そこです。

 

ただ、現状なかなか願望通りになっていない場合、

 

現実を見つめ続けたりしていると、前向きな気持ちになれなかったりする。

 

真剣というよりは【深刻】な感じになっていって、

 

ワクワクする感覚、楽しい感覚ではなく、

 

心の中に重たさがあるような感覚が優位になっているんだね。

 

そういう重たさが心の中にあるときというのは、情熱的になるのはむずかしい。

 

やる気も出るものじゃなくて、

 

必死に出そうとするという感じになっていく。

 

以前のブログにも書いたことがあるけれど、

 

上り坂を必死で登る、という感覚になっちゃうんだね。

 

そのときというのは、「根性感」が強くなる。

 

もちろん、ある程度の期間は根性も続くと思う。

 

だけど、上り坂をずっと登っていると、疲れちゃうよね。

 

疲れちゃうんだけど、そこで止まったらサボっていることになると思い、止まれず、登り続ける。

 

登り続けると、体はどうなるか?

 

めっちゃ疲れる。

 

疲労困憊で、最終的には動けなくなる。

 

心も同じで、根性で頑張っても、短期間なら大丈夫だけど長期的には続かない。

 

ずっと上り坂を登ることなんてできないもんね。

 

情熱を感じるというのは、もっと楽に物事に取り組めるようになるということ。

 

上り坂を下り坂にするのが【情熱を感じる】ということで、

 

登りか下りかを決めるのが「メンタルの仕事」なんだね。

 

例えば、上り坂を登っていて、まじ疲れたってなったとして。

 

そのときに、上り坂を下り坂にする方法を知らなかったら、どうなるか。

 

進むこと自体を、あきらめてしまいたくなる。

 

だって、上り坂を登る体力は残っていないし、

 

あんなにしんどいことをするんだったら、どこにも行かない方がマシ、と思う。

 

そうなると、人は願望を持たないようにする、何をしたいか分からなくする、という方向に進むんだね。

 

この状態が「情熱が湧かない」状態。

 

そうならないためには自己概念を高めて、できる力大丈夫力を上げていくことも大事なんだけど、

 

まず情熱が湧かない状態になったときというのは、

 

大変さやしんどさといった、重たい感覚にアクセスする回数が増えてしまっている。

 

だから、何かをしようとしてもまず重たくなってしまって、手が動かない、足が動かない。

 

その感覚自体を緩和する必要があって、

 

そのために有効なのが「楽しいデータを集めること」。

 

子供が夏休みに山でカブトムシを採取するように、たくさんの楽しいデータを集めてくることが大事。

 

情熱が湧かないときは、ワクワクするもの、楽しみなもの、そうなれたら嬉しいもの、

 

そうなったらテンション上がってまじやばい、というもののことを考える時間が減っている。

 

壁や障害にばかりフォーカスが向かってしまっていて、

 

どうなりたいのか?何のためにやっているのか?どうなったら最高なのか?というイメージに臨場感を感じることができないでいるんだ。

 

壁や障害のことが真っ先に目に入る、という状態はまさに上り坂に登る感覚が強くなっている状態。

 

そうではなくて、まずは「楽しいことを考える時間」を増やしていくことが必要。

 

オープンキャンパスに行くとやる気が出る理由


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例えば、YouTubeを使うのが現代的な一つの手。

 

YouTubeで、自分が憧れる人やワクワクするものについてのたくさんの情報をゲットしてくる。

 

こうなれたら嬉しい、楽しい、まじ最高、という情報をとにかくゲットする。

 

もちろん、本でも映画でも何でもOK。

 

とにかく、好きなこと、好きなモノについてのデータをたくさん集める。

 

一番効果があるのは、直接体験しに行く、直接見に行く、というもの。

 

例えば、受験生とかで、受験期間中に志望校のオープンキャンパスに行くことってあるよね。

 

あれは素晴らしく良い取り組み。

 

憧れる大学に実際に行ってみる。

 

自分がそこに通っている姿を明確にイメージする。

 

大学で学食なんか食べちゃって、楽しそうにしている大学生と一緒に空間にいて、

自由にしている大学生を実際に見る。

 

「うおー、俺も早く大学生なりてー!絶対なる!」という感情を強くする。

 

これも「楽しいデータを集める」ことの例。

 

実際、スランプになったときに志望校に行ってスランプを脱出したという声ってあるわけだけど、
スランプって、壁にぶつかって、壁にフォーカスが当たっている状態。

 

壁や障害にフォーカスが当たっている状態、

 

つまり、情熱が湧いていない状態、なんだよね。

 

受験生がスランプに陥ったとき、志望校のオープンキャンパスに行くことで、スランプを脱した

 

というのは、抽象的に言えば、

 

情熱が湧かなくなったとき、楽しいデータを集めることで、情熱が湧いてきた

 

ということなんだ。

 

だから、受験生がオープンキャンパスに行くように、

 

情熱を見失ったときは、たくさんのデータを集めることが大事。

 

憧れの国があるなら、そこが紹介されているテレビ番組を観る、行けるなら、実際にその国に行ってみる。

 

住んでみたい場所があるなら、行ってみる。

 

乗ってみたい車があるなら、YouTubeで検索してみる、試乗する、レンタカー借りてみる。

 

そういう風にして、実際に体験することが大事。

 

家族が欲しいな〜という場合には、日曜日にショッピングモールに行き、フードコートで昼ごはんを食べる。

 

こういうのを実際に本当にやってみて、どんどんデータを集めていく。

 

データが集まってくると、自分の中でこうなりたい、こういうのがいいという想像ができるようになっていく。

 

想像ってゼロからはできなくて、様々なデータをミックスさせたものなんだよね。

 

だから、そもそもサンプルとなるデータがなかったら、想像すること、ワクワクすることって難しい。

 

実際、今はYouTuberになりたい子がいるみたいだけど、YouTuberがここまで有名になるまではそんな子はいなかった。

 

動画を撮りたいとか、撮影したい、という子はそこまでいなかったはず。

 

なぜかというと、データがなかったから。

 

逆に言えば、今はデータがたくさんあるから、そうなっている自分を想像しやすくて、

 

それを夢にする子も出てきている、ということなんだね。

 

例えば、あまり有名ではないマイナーなスポーツをやる子って、親がそのスポーツをやっていた、というケースが多い。

 

身近にサンプルがあるから、そうなっている自分をイメージしやすくて、

 

だんだんとのスポーツの楽しさとか面白さを知っていくことで、それが自分の夢になるんだね。

 

サッカー少年だったら、クリスティアーノ・ロナウドの動画を観て、ワクワクして、練習する。

 

その練習のときのメンタルというのは、上り坂ではなく、下り坂。

 

俺もあんなかっちょいいシュート打ちたいぜ!と思って、朝練するわけだよね。

 

朝練したくてたまらない!だって、クリロナシュート打ちたいんすもん俺!という話になってくるわけなんだ。

 

 

なので、情熱的になるために大事なのは、楽しいデータを集めること。

 

できれば、実際に体験したり、リアルに感じること。

 

そうすると、メンタルが下り坂になっていくから、

 

「クリスティアーノ・ロナウドのようなシュートが打ちたい少年が朝練する」ように、物事に取り組めるようになっていく。

 

それが「情熱を感じている状態」なんだね。

 

ということでぜひ、

 

楽しいデータを集めること

 

をやってみてください。

 

 

 

 

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