さて今回は、状態が下がってしまう、パフォーマンスが下がってしまう一つの原因である、
暇をつぶすためのインプット
について書きたいと思います。
まず、逆のことを書くようなんだけど、暇つぶしにも良い効果が実はあって、
例えば、ネガティブなことをず〜と繰り返し考えてしまうときなんかは、思考の方向性を変えるという意味で、暇つぶしは役に立つ。
例えば、パズルゲームをやってみたり。
そういう「集中する」「没頭する」というのはメンタルにも良い影響があることもあります。
ただ、
暇をつぶすための【インプット】
になると、話はちょっと変わってくる。
例えば、今は減ったかもしれないけど、暇をつぶすためのインプットの例というのは、テレビ。
テレビを適当につけて、適当に番組を流す。
そうすると、自分の願望には何ら関係のない内容もどんどん流れてくるよね。
ニュースは特に、ネガティブな情報も多かったり。
テレビ番組にしても、楽しいけど、自分の願望とは関係ないことが多くて、
自分自身の願望に向かうエネルギーというのが曖昧になることがあります。
もちろん、さっきも書いた通り、ただ面白い、ただ笑えるということも大事なことだから良いです。
ただ、一方で、自分自身の願望に向かうエネルギーが薄まったり、もしくは、ネガティブな情報に触れることで思考がブレて、
やる気が戻ってくるまで時間がかかったり、ということもある。
結局、なんとなくテレビを観て1日が終わってしまった、という風になったりとか。
今だったらYouTubeがそうかな。
楽しいけれど自分の願望には関係がないもの
にたくさん触れることができる。
今はYouTubeがテレビの代わりになっている、と言っていいと思う。
実際、YouTubeってすごく面白いし楽しいし、素晴らしいもの。
ただ、今回は「メンタル状態」や「自分の願望実現」というところからの見方になるからあれなんだけど、
自分のエネルギーを下げたり、やる気を失わせる要因にもなり得る、ということなんだね。
もちろん、テレビやYouTubeを観るときに、あえて観る番組を選んで、
自分の価値観や願望に合致するものであれば、状態を上げることができるし、願望実現に近づくこともできる。
それを、
意図的なインプット
と呼びましょう。
これは、やる気アップにかなり効果的。
昨日の「情熱」の記事と内容が関連するんだけど、
自分の願望に合致する情報がたくさん集まってくることによって、願望が明確にリアルになってやる気が上がるんだね。
要は、インプットの使い方次第、ということなんだけど、
【暇をつぶす】という目的で、テレビやYouTube、Twitterなどから情報を得るということを始めてしまうと、
自分の願望に向かうことができずに、結局は状態を下げてしまうことも多いんだね。
もちろん、絶対にそんなことしちゃダメだとか、そういうことじゃない。笑
全然するときもあると思うし、そこから良い情報を得られることだってあるわけなんだけど、
なんだかやる気が一定にならないな、もっと安定させたいなという場合には、
日常のインプットをちょっと見直してみよう、ということ。
本当にやりたいこと、つまり自分の願望や価値観に合致したことができなくなってしまうと、
人はやる気が下がる。
本当はやりたかったことができないことでフラストレーションを感じ、自己嫌悪っぽくなって、
そのネガティブな感覚が、また自分からやる気を失わせてしまったり。
そうなることを防ぐためには、
暇つぶしのためのインプットをちょっと減らしてみる、こと。
暇つぶし、言い方を変えると、気晴らしをするときは、
運動や筋トレ、瞑想、ヨガ、などなど肉体に好影響を及ぼすものにしたり、
自分の願望と関連する漫画や小説、映画といった、より自分にとって質の高いインプットにしたり、
自分の価値観に関連したこと(趣味関連のインプット、ペットと遊ぶ、家族と話すなど)に時間を使うといい。
そうすると、願望への思いも強めることができるし、本当の意味でリフレッシュすることができるから、どんどん次につながっていくんだね。
暇つぶし、気晴らしって全然悪いものじゃなくて、イケジュンももちろんするんだけど、
ただ、それだけになっちゃうと、やっぱり状態も下がる。
ハーバード教授さんが言ったように、
「人は有効に時間を使う方が(価値観に合うことに時間を使う方が)、暇つぶしをするよりも幸福度は高い」
わけなんだね。
で、今回伝えたいのは、
暇をつぶすためのインプット
の場合は特に、思考がブレてしまったり、あっちこっち行ってネガティブなことを考えてしまいやすくなる可能性がある、ということ。
自分の考えとは反対の人にSNS上で出会い、何か反論しなきゃと考えたりとか。
そういうのも全部、時間がもったいないよね。
その反論のエネルギーって本来は必要なくて、
ただ、自分は自分で好きに生きていればいい。
そうすれば、その姿こそが勝手に最高の形での反論のメッセージになっているだろうしね。
自分のために100%時間を使うことができるから、それだけうまくいくスピードも速くなって、自分も楽しくなって。
という感じで、余計な暇つぶしインプットをしない方が、やる気もアップしていくわけなんだ。
ということで、
その時間で自分の価値観や願望にマッチした活動に取り組んでみましょう。
そうすると、やる気も安定してきます。
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