良い状態で存在する。良い状態で物事に取り組む。
そのためにどうするか?ということを考え、このブログにも書いてきたのですが、
そもそも何のために「良い状態」について考え、書いてきたのか?
今日はそんなところについて書きたいと思います。
できることはある、何とかなる
自分の中で一つの重要な体験になっているのは、京都大学法学部を受験し、合格したこと。
当時、自分には才能もなく、勉強ができるわけでもなかったのですが、
「何とかならないか」と考えていたら、色々と後から方法が見つかったいきました。
試行錯誤を何度も重ねることで、ちゃんと解決策も思い浮かび与えられて、何とかなってしまった。
本当に合格してしまった。
その現実を体験したときに「願望実現って、素敵やん」と思ったし、
そのためには自分がどう在るか?ってことがすごく重要なんだということを実感しました。
勉強するときにも、嫌だな、面白くないな、楽しくないなと思いながら勉強していたらパフォーマンスは上がらなかっただろうし、その時間は苦痛だったはず。
でも、実際には勉強する毎日はゲームをしている感覚に近くて、毎日の自分の成長や進歩が楽しかった。
ああ、こういう状態で勉強することってできるんだな、これはいいな、と思ったんですよね。
そんな風にいい感じで勉強することができて、
結局、高校時代に「こいつには絶対に勝てない」と思っていた子に、苦手だった数学の点数で勝ってしまった。
コツコツと、良い状態で、楽しみながら勉強していたら、凡人が天才に勝っちゃった。
その体験から、「できることはあるんだ」「何とかなるんだ」ということを知り、
だったら、自分の人生をできる限り楽しいものにしたいし、実現したいと思ったものは実現していきたいなと思ったんですよね。
コントロールできることに集中する
人生には、どうしてもコントロールできないこともあります。
どこの親に生まれるかもそうだし、どの学校に行くか、そこにどんな子がいるか。
イケジュンの学校には不良がたくさんいて、大阪の南の方の生まれで、学力は全国最下位レベル
でした。
そういうのも、コントロールはできない。
自分がどんな能力を持っているか。容姿はどうか。
コントロールできないことはたくさんあり、不平等だと感じることもあるかもしれない。
ただ、そこを嘆いていると、なかなか良い状態にはなれないし、前向きにもなれなくなってしまう。
嘆くよりも、そんな自分だからこそできることは何なのか?という問いに切り替えていくこと。
そこの切り替えができたときから自己肯定感や、自分の人生に対する肯定感も上がり、思考が前向きになった気がしますし、気がするというか、実際、上がります。
ただ、当然、人よりもできないこと、及ばないこと、他人が羨ましくなるようなこともあるわけです。
だけど、自分にもできることはある。なんとかなる。
だから、自分にできることを、良い状態で、やっていこう。
様々な勉強や研究を自分で重ねていく中で、自分だけでなく、人はそれぞれ状態を高め、良いパフォーマンスが発揮できるようになれば、
その人なりの方法で願望実現していくことができるんだ、ということも分かりました。
実際にジムでどんどん変わっていく人を目の当たりにし、
願望実現して理想の人生になっていく人を見ていく中で、その思いは確信に変わっています。
実現したいことを実現するために、状態を整える
状態を整えるのはなぜかというと、本当に実現したいことを実現するため。
自分の人生は最高だと、そう本気で、心から思えるような、そんな日々を生きるため。
その具体的で現実的な手段が「状態を整える」「自己概念を高める」ことなわけです。
ポケモンで、ヒトカゲっていますよね。かわいいやつです。
ゼニガメでもいいんですけど。
最近のポケモンはやっていなんで、最近のやつは知りません。笑。
昔ながらのヒトカゲでいくんですけど、ヒトカゲってリザード、リザードンに進化していきます。
だったら、そうなれるんだったら、やっぱりリザードンになってみたい、と思うと思うんですよね。
それは自己否定とか認められるためとかじゃなくて、
リザードンになるってどんな感じなんだろう?
なれるんだったらなってみたいという好奇心であり、成長する喜びであり、
リザードンである自分を体験するという喜びのために。
人生においては、できることが増えていくこととか、体験が増えていくこと、成長することに損はないと思うんです。
できることが増えていく中で、「やっぱりこれがいいや」ということでミニマリスト的に最小限のものにすることだってできる。
選択ができるわけですよね。どう生きるかを。
時代的には一度、「ヒトカゲでいいんだよ」というところに行ったと思います。
それは、本当はリザードンになりたいのに、「カメックスにならなければならない」という思い込みのある人がいたから。
そういう人にとって成長は苦痛です。
カメックスへの道は、苦痛でしかない。
なりたくもないし、なれたとしても喜びはない。
そういう人にとっては「ヒトカゲでいいんだよ」というのはすごく重要な一歩だったわけですね。
まず自分を受け入れ、認め、他人の願望や他人の期待から自由になる。
そのプロセスを経て、「リザードンの自分を体験してみたい」という願望に気づいていく。
そのとき、成長や進歩というのは本当に楽しいものになり、ワクワクすることになっていく。
自分の願望に沿って成長していくこと、願望拡大していくことは自然なことであり、楽しいことです。
ゲームと同じなので、もはや。
一歩一歩を楽しんでいく
状態が下がっているときには、なかなかやる気だったり気力が湧いてこないことがあります。
実際、イケジュンもそういう状態を経験しています。
かなり、キツイですよね。
楽しくないし、面白くもない。
自己概念も下がってしまって、「自分はこんなもんだろう」「自分の人生はこんなもんだろう」という思いが浮かんでくる。
ただ、状態を整えることができれば、そこを越えることができる。
そうネガティブに思ってしまうことがまさに状態が乱れているということで、
状態が整えば、人は自分なりのやりたいことを見出し、そこに向かって楽しみながら取り組んでいくことができる。
たくさんの喜びを体験することができるんですよね。
そうやって喜びを感じながら、良い状態で物事に取り組んだり、良い状態で存在するために具体的にできるメントレの一つは、
減点方式から加点方式に変えること
です。
ゲームをやるときって、自分ができるようになったことを純粋に喜んでいます。
「お、これができるようになったぞ!」
と、一つ一つの成長を喜んでいる。
そういう風に、減点方式じゃなくて、自分ができるようになっていることに目を向けていけること。
加点方式で見る姿勢が馴染んでくれば、結果的に、自分だけでなく他者に対しても温かい目を持てるようにもなってきます。
僕自身も、
今日これができた!これがこなせた!という、自分が着実に前に進んでいること自体を楽しんでいます。
毎日の小さな積み重ね、できるようになったことを喜び楽しんでいくことで、ゲーム感覚で自分の成長を喜んでいく。
その姿勢があれば結果出るまでの期間も楽しめるし、結果が出ても、楽しい状態を維持することができて燃え尽きることもないんですよね。
加点方式を採用するトレーニング、をぜひぜひ日常の中でやってみてください。
これからも、関わる人たちが自分の願望を実現していく手助けができるよう、活動していきたいと思います。
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