メンタルが弱くて仕事が続かないを根本解決する方法。

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さて今回は、仕事を続けたいのだけど、メンタル的にキツくてなかなか続けられない、、というときに、具体的にどうすればいいか?を書いていきます。

 

仕事というのはプレッシャーがかかってきたり、結果を出さなきゃいけなかったり、人間関係も複雑だったり。

 

色々とメンタル的に厳しい要因が出てくるもの。

 

もし仮に、結果を出せというプレッシャーがキツくて、労働時間も長い。

 

上司が厳しくて、ネガティブなことも言われるという状況であれば、メンタル的にキツくて当然。

 

今、社会で働いている人はみなさんすでに頑張っています。

 

ただ、労働時間が長かったり、人間関係が難しかったりする中で、頑張っているけれどうまくいかず、その中で心が消耗するというのは普通にあり得ることなんですよね。

 

なので、もし仕事が続かない、、、と自分を責めることがある場合は、自分を責めなくていいのだと自分に伝えてあげてほしいと思います。

 

その上で一緒に「これからどうしていくか?」を考えていきましょう。大丈夫。解決策はあります。

メンタルは誰でも強くなるし、安定した状態で仕事をしていくことは可能です。

 

普通どころか、ハイパフォーマーとして、どんどん楽しみながら結果を出していく。そんな状態になっていきましょう!

 

なぜ、メンタルが崩れてしまうのか?


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この記事では、仕事を続けられない原因が「メンタルの弱さ」にあるケースについて扱っていきます。

 

他の可能性として、自分のやりたいことや目的が明確になっていない、といったこともあり得るのですが、

 

今回書いていくのは「仕事ができるようになるまでにメンタル的にしんどさを感じてしまう」「結果を出せと求められたときに、続けられない」「ストレスを感じてしまって…」などのメンタル的理由がある場合にどうすればいいか?について。

 

まず、メンタル的にキツくなってしまう最大の要因を簡単に書くなら、

 

自分には価値がない

自分の願望は実現しない

 

この2つの方向に属する思考にアクセスをしてしまうから、です。

 

まだ疑問点があったり、どういうこと?と感じると思いますが、これから詳しく説明していくので安心してください。

 

例えばですが、

 

「上司に怒られるのがつらい」という場合を考えてみましょう。

 

上司に怒られるのがつらい、を具体的にしていくと、

 

上司にダメなところを指摘されることで「自分には価値がない」と感じている

上司にダメなところを指摘されることで「自分には結果を出せない」と感じている

 

ということになります。

 

一番抽象的な表現が「価値がない」「願望が実現しない」というもので、具体化された様々な感情を見ていけば、結局はどちらかに属する感情であるということが分かると思います。

 

人間関係であれば、「どう思われているか気になる→嫌われていたら自分には価値がないと思ってしまう」「うまくやっていけない→良い人間関係を築くという願望の実現が自分にはできないと感じる」ということですね。

 

ただ、上司に怒られるという客観的な事実があったときに、その事実を「自分には価値がない」「自分には願望実現できない」と捉える必要はあるのか?ここを一緒に考えていきましょう。

 

意味づけ・解釈・ストーリーを変える力


 

 

上司に怒られる

 

という客観的な出来事があったときに、どう捉えることができるか?その選択肢について考えてみたいと思います。

できるかできないかは一旦ここでは置いておいて、できるかできないかではなく「どんな選択肢が存在するか?」を考えてみましょう。

 

例えば、

 

上司が求めていることって何だろう?仕事で結果が出ることだろうな。仕事で結果を出すということは、お客様に価値を提供するということ。上司は、お客様に最高のサービスを提供するということを大事にしているんだろう。

 

そう考えると、上司は自分の存在や価値を否定しているのではなく、さらに効率的にすることができる「自分の仕事のやり方」を指摘しているのかもしれない。あくまでも仕事のやり方の指摘であり、自分が否定されているわけではないのかも。

 

上司は自分の可能性を信じているからこそ、さらに向上させられるからこそ、指摘することで変化させるべき部分を明確化しているのかもしれない。実際、指摘されるまでは分からなかった「改善できる部分」「自分の伸びしろ」について明確になっている。

 

上司の評価で自分の人間としての評価が変わるわけではないし、実際、自分はまだ仕事に慣れていないからできない部分があるのも仕方ないところもある。今自分はできることを精一杯やっている。サボっているわけではない。ただ、まだ慣れていないだけだ。これからしっかりとやっていけば数ヶ月後にはできるようになっている。そのうち上司も怒らなくなる。いや、怒れなくなる。これは今だけのことだから、気にする必要もない。

 

といった捉え方があり得そうです。

 

他者の言葉を自分の価値と関連づけるのではなく、あくまでも「仕事のやり方」の指摘であるという風に捉える捉え方、これから先は良くなっていくという明るい未来を想像する捉え方です。

 

「仕事のやり方の問題である」という風に自分の価値と分離する考え方は仕事をしていく上ですごく重要で、

 

自分とやり方を明確に分離し、やり方が非効率であったとしてもそれはただのやり方の問題であって自分の問題ではない。

ただ、やり方を変更したり、工夫すればいいだけのことだ。やり方はいくらでも変更することができるし、工夫次第でさらに改善できるものだ。と考える。

 

もしこう捉えた場合、メンタルはどうなるでしょうか?

 

先ほどまでの「自分の価値が否定された」というところよりはかなり楽になっているのではないかと思います。

 

「そうは言っても、なかなかそういう風には捉えられない…」

 

という気持ちもすごく分かります。いきなりそういう風に捉えられるようになる必要はありません。ここで伝えたいことは、

 

自分がどういう捉え方をするか?でメンタル状態は変えられる

 

という事実についてです。

 

もちろん上司が指摘をすることもなく、いつも笑顔で、優しい人物に変わってくれたら一番良いと感じますよね。

ただ、実際のところ、その確率はかなり低いと言わざるを得ない部分があります。

 

他人は基本的にコントロールできず、基本的にはこれまでのパターンを繰り返すもの。

なので、上司自身はそのままである可能性が高い。異動や退職などがあればもちろんいいですが、そうなる確率も高いとは言えない。

 

ですので、上司はそのままで、環境はそのままで、自分の状態を自分で上げられるようになっていくこと。結局はそこを目指していくことになります。

そして、そこができるようになれば、相当メンタル状態を自分で高める力が身についていることになります。

 

メンタル状態を高める際の本質を押さえる


 

 

その際に、先ほどの「客観的な事実はどうあれ、自分の捉え方を変えることでメンタル状態は変えられる」という事実が希望になってきます。

 

参考資料として、こちらの本も紹介しておきます。

 

:なぜイヤな記憶は消えないのか? 榎本博明

 

この本は、結局のところ「自分がどういう意味づけをしているのか?」「どういう捉え方をしているか?」「どういうストーリーをその出来事に対してつけているのか?」こそが心においては非常に大事なのだということについて書かれています。

 

どういう意味づけをするか?

どういう捉え方をするか?

どういうストーリーを語るか?

 

実は、こういったことがメンタル的には【本質】なのです。

 

たったそれだけのことが本当に重要なの?そんなに重要そうには思えない…と感じやすいのですが、この本を読むと、意味づけ、捉え方、ストーリーの重要性を心の底から知ることができます。

その重要性について知ること、その価値を知ることで本当に取り組んでいこうと思えるので、よければ読んでみてください。

 

メンタルの弱さを改善していくには、

 

自分には価値がない

自分には願望実現できない

 

この2つに属する思考にアクセスすること減らしていき、

 

自分には価値がある

自分は願望実現できる

 

という思考・捉え方・解釈・ストーリーにアクセスできるようになっていくことが大切になります。

 

上司に怒られる、ミスをしてしまった、結果が出なかった。

そういったとき、人は「自分には価値がない」「自分は願望実現できない」と考えてしまいやすくなります。

ただ、そちらの思考にアクセスすると気分は悪くなり、仕事がイヤになったり、会社に行きたくない、と感じるようになる。

 

その気分や感情を抱えながら働くのは相当にキツイことなので、結局、行けなくなってしまう。

つまり、仕事を続けられない、ということになるわけです。

 

大事なのは、そういった気分にアクセスしやすい自分のメンタルを整え、もっと前向きな感情を感じられるようになっていくこと。

それはメンタルトレーニング、心の整え方の練習をすることで可能になります。

仕事をしている以上、結果が求められることや、人間関係が生じることはなかなか避けられることではありません。

結果を求められる、成果を出す必要がある、人間関係がある。

その中で良い状態で、メンタル的に落ち込むことなく働いていくには、

自分自身の物事の捉え方、フォーカスを前向きなものに変えていくこと。

その練習を積んでいくことが根本的な解決策になります。

 

 

この記事以外にも、様々な記事にてメンタルを整える方法を紹介しているのでよければ読んでみてください。

 

心の状態を整える力が身につけば、仕事をしながら良い気分でいられる力がついていき、続けられるようになっていきます。

焦らず、あなたのペースで取り組んでいきましょう。

必ず、仕事を続けられるようになります。

 

以下に、「自信を高めるトレーニング」「状態を整える思考法」についての記事を記載しておきますね。

 

簡単にメンタルを強くする5つの方法。すぐに効果を実感できるトレーニング法とは。

心に安定感を生み出す最強のメンタルトレーニングはこれだ!

自信を鍛える具体的な方法。否定・拒否・挫折が気にならなくなるトレーニング。

【自分を信じる練習】自分を信じられないを簡単に解決するメンタルトレーニング。

自分で自分を満たすってどういうこと?ケイスケホンダが体現してみた。

未熟な自分でも自信満々でいる方法。もしもケイスケホンダが会社に就職したら…

 

 

 

 

 

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