【熱い気持ちVS習慣】動きたいのに動けない意外な理由。

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さて今日は「熱い気持ちと習慣」についての話を。

 

というのも、YouTubeのコメント欄で「本気を出したいんですが、出せないんです。。焦らないといけないのに、やらなきゃいけないのに、できなくて」というコメントをもらったので。

 

この気持ちすごくよく分かって、本気になりたいけどなれない、頭ではやる必要があることがあるのは分かっているけど体が動かない。

 

そういうことってあるよね。

 

もちろんここにも原因って色々あって、本当にそれやりたいのかとか色々と言えるところなのだけど、今回は「熱い気持ちと習慣」という切り口で書いていきたいと思います。

 

熱い気持ちって例えば、誰かの話を聞いて奮い立ったとか、映画観たとか、本読んだとか、何かしらの刺激があって気持ちが高ぶったときとか。

 

あとは、本気でやろう!という決心だったりとか。

 

そういうもの。

 

そういうものがあるときというのは確かに何かをやろうと思うのだけど、長くは続かなかったりする。

 

なぜなのかというと、熱い気持ち以上に実は習慣の力がパワフルだから。

 

結局そのとき起こっていることって、熱い気持ちという炎が習慣という水によって鎮火されている感じ。

 

習慣という水で鎮火されていつも通りの日常になっていく。

 

熱い気持ちって「感情」なわけだけど、感情って日々移ろう。

 

特に、結果が出ないとか、思うようにいかない場合って、感情がネガティブに向きやすい。

 

すると、前向きな感情エネルギーがそこにないことになるから行動できない、となってしまう。

 

一旦行動できなくなると流れやノリが悪くなって、また元の習慣に戻ってしまうんだね。

 

ただ、逆に、習慣があるとどうなるか。

 

思うようにいかない時期でも「習慣だからやれる」わけなんだよね。

 

ここに習慣の強さがある。

 

熱い気持ち、感情だけに頼っているときというのは行動が不安定になりがち。

 

だけど、習慣になっているなら悪いときでも続けられる。

 

なぜなら習慣だから。

 

これが本当に強い。

 

だから「本気を出したい」ことがある場合は、感情だけに頼るのではなくて、習慣を作ってしまう方がいい。

 

何をするか?じゃなくて、何を習慣にするか?を考える。

 

メンタルトレーニングに関しても、本当に良くなっていく人は習慣化できた人だったりする。

 

一時の熱い気持ちでやろう!と思っても、すぐにその気持ちが鎮火されてトレーニングができず、結局セルフイメージも自己概念も変わらない、現実も動かない、ということはよくあって、

 

そういうときにも「何をするか?」じゃなくて「何を習慣にするか?」を考えた方がいいんだね。

 

 

話を戻して、今回のように「本気にならなきゃいけないのはわかっている」ようなケースの場合って、

 

本気の気持ちが欲しい、熱い気持ちを維持したい、熱い気持ちをいつも感じられるようにしたい、という風に考えていることが多い。

 

けど、人間の感情って移ろうものだから、やる気が出る日もあるし出ない日もある。

 

特に、結果がまだ出にくい時期というのは、結果を頼りに熱い気持ちになることができなかったり、うまくいかずに気分が下がることが多かったりする。

 

そんな状況の中で感情だけを頼りにするなら、できることがあったりできないことがあったりを繰り返すのは当然のことなんだね。

 

感情だけを頼りにするなら、人の行動は不安定化する。

 

ただこれは感情を否定しているわけでは全くなくて、感情はめっちゃ大事。

 

これはもう、大前提。

 

めっちゃ大事であることを大前提として、ただ感情は移ろいゆくものだし、思考に左右されるものだから、

 

習慣の力を使っちゃおう、その方が早いし安定するよ、ということ。

 

習慣のもう一つ良い点というのは、作業興奮的なモチベーションを得られること。

 

習慣だから「とりあえずやる」ということがやりやすくなる。

 

で、とりあえずやってみるとなんか気分が乗ってくる。

 

やってみるとやる気が出てくる。

 

例えば、ジムで筋トレをするにしても、ジムに行くまではそこまで気持ちが高ぶっていなかったとしても、ジムに行き、トレーニングウェアを着て、周りがトレーニングしていたりすると、どんどん気持ちが乗ってくる。

 

実際にやってみたら「もう少しやるか」となって、結局しっかりとトレーニングしていたりするんだね。

 

そうなると成果も出てくるから、成果を得られる喜び、自分の成長の時間があったりしてさらに楽しくなってくる、ということなんだ。

 

そうやって「勢い」「良いテンポ」「良い流れ」「良いノリ」が日常生活の中で生まれるようになる。

 

心地よいテンポが日常の中で生まれるんだよね。

 

 

なので、熱い気持ちにプラスする形で、習慣を持つようにすること。

 

習慣にすることを意識すること。

 

鉄は熱いうちに打て!と言われる。

 

まさにその通りで、気持ちが熱い間に習慣を作ってしまえれば一番理想。

 

本気になりたいなら、本気の気持ちを日常で体現したいなら、

 

行動を習慣にして、青い炎のように静かだけど熱い淡々さを持ってやれるようになっていくのがオススメです。

 

 
 

 

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