さて今日は「挫折」をテーマで書いていきます。
目標を設定したけど、挫折しちゃった。欲しい結果があったけど、心が途中で折れてしまった。
という感じで、何かの結果を求めたとき挫折感を感じることってあると思います。
そういうとき、どうすればいいのか。どうすれば挫折しないのか。
どうすれば挫折を乗り越え、立ち直ることができるのか?その方法について。
その経験から得たものにフォーカス
まず、実際に挫折したとき、落ち込む気持ちを感じているときには、長期的な視点を持つこと。
長い目で見ると「あれは必要な体験だった」「あれのおかげで成長できた」という感覚になれたりするもの。
人生全体を眺め、
もし全ての経験が自分を成長させてくれているとしたら、この挫折は自分に何を与えてくれただろう?
と考える。
その出来事や体験を通じて、
自分は何を得たのか?
何を学ぶことができたのか?
どういう部分で成長できるか?
と考えてみる。
人は様々な人生経験を経て自分自身を成長させたり、自分がどうしたいのかを明確にしていくもの。
挫折をしたときには、そうやって人生全体を眺めてみる。
その出来事が自分に与えたことは何なのか。
その出来事も「うまくいっているプロセスの中で起こっていること」だとすれば、
「その出来事も自分にとって良いこと」で、
「そこから学ぶことがある」のだとすれば、一体どういう意味があるのか?を考える。
すると、その出来事、挫折からパワーをもらうことができ、メンタルも復調していきます。
まずはそういう風に「長期的に見てプラスである」と捉えるメンタルを養っていきましょう。
長期的に考えるメンタル
さて次に、「そもそも挫折しにくいメンタルを作る」という話をしたいと思います。
先ほどの内容との関連で言うと、
そもそも視点が短期になればなるほど、挫折しやすくなるもの。
例えば、「オレ、1日でハリウッド俳優みたいな体になる!」と言っても、人間の肉体の構造上物理的に不可能なので、
2日目に挫折。
期間を短く考える、つまり「すぐに結果が出る」というだけのメンタルだと心は折れやすい。
頭の中でイメージされる期間が短期間すぎる状態になっているがゆえに、心がそもそも折れやすい状態になっているから。
そもそものメンタルが折れやすい状態になっているので、続かないんだね。
逆に、「3ヶ月後までに5キロダイエット」「1年後にはムキムキに」という風に、
ある程度の期間をしっかり取ってあげると、挫折しにくくなる。
1ヶ月で成果を出すと考えていれば、1週間後に成果が出ていなくても挫折しない。
だけど、1週間で成果を出すと考えていれば、1週間で成果が出ないと挫折する。
こういう風に「期間の軸」というものがあって、
自分の無意識のうちに短期間をイメージしすぎているがゆえに挫折してしまうことってあるんだね。
挫折しやすいときは、「短期間すぎる設定になっていないか?」を見直してみるのがオススメ。
例えば、イケジュンの場合も、筋トレを今3年以上続けているのだけど、やっぱりそれなりに体ができてくるのに時間はかかりました。
というのも、別に専門でやっているわけでも、それに賭けているわけでもなく、
仕事をしながらで、それだけを考えているわけではないから。
もちろん、筋トレのことだけを考えていればいいなら食事もトレーニングもそれに適したものにはできる。
だけど、筋トレが専門ではないし大会に出るわけでもない。
となると、食事やトレーニングも専門の人よりは量的に劣るわけだよね。
そうなれば、単純に時間はかかる。
これは後でも書きますが、単純に量的な問題によって時間がかかるわけなんだね。
だから、長期的な視点、長い目で見る、ということが大事。
ある程度の期間を自分の中でイメージすることによって、短期的に目に見える結果が出なかったとしても挫折することはなく続けることができる。
単純な量の問題
先ほど書いた例に関連するのだけど、単純な量の問題というのもある。
昔イケジュンは受験勉強を教えていたのだけど、受験勉強って単純な量の問題が出やすい。
絶対的な勉強量がないことには成績って上げようがないんだね。
「潤さん、自分、これだけ勉強したんすけど、偏差値40っす」と言われたときに、
「うん、まあそうだよね」
としか言えないことも多かった。
単純に量が足りていないから、偏差値40が妥当な状態になっているんだね。
その場合、そのことを知っていれば挫折しない。
「まあこの勉強量なら偏差値40っすよね」
という感じになって、そのままを受け入れ、ただ勉強を積み重ねるだけになる。
こういう風に「単純にまだ量が足りないから結果が現れない」ということはよくある。
この場合、自分の量が単純に足りないのだ、絶対量、物理的な量さえ増やしちゃえばいいのだ、と気づくだけで挫折しない。
しかも、単純に量を増やせばいいだけだとわかるから、方向性も見つかって安心して取り組める。
結果が出なかった、うまくいかなかった場合に、うまくいっている人と比べてみて、
物理的な量は同じか、それ以上になっているか?を確認してみよう。
もし少ないなら、単純にまだ量が少ないだけかもしれません。
そう気づければ、挫折感を感じにくくなっていきます。
方法が違うだけ
自分はウニイングイレブンっていうサッカーゲームが好きなんだけど、
今のサッカーゲームってかなりリアルで詳細になっていて、選手には色々と特徴がある。
例えば、点を取る人にもタイプがあって、
ラインブレイカーという守る人の背後をどんどん取る足の速い選手や、
ポストプレイヤーという体でかめで強め、ドシンとして中央に居座り、周りにパスする選手もいる。
選手にはそれぞれ相性があって、選手同士の相性を間違えると全然良い試合ができない。
動いてほしいところに動いてくれなかったり、いてほしいところにいない。
これでは、どれだけプレイヤーのスキルが高くても勝つことはマジ困難。
ただ、この場合、ただ単純に選手の配置を変えたり、選手を変更すればそれだけで劇的に状況が変化したりする。
本当にそれだけで見違えるようにやりやすくなり、結果も変わるんだね。
このとき、単純に選手の相性が悪いのだと気づけないでいると、挫折。
「オレは下手すぎる」と感じて、挫折( ´Д`)
実際、負けたときなんかはコントローラーをそっと置くことになることは多い。
もし「方法の問題だ」と考えられないなら、挫折しやすいメンタルになるんだね。
他にも、様々な分野で「方法の問題」であることは本当に多い。
スポーツなんかは特にそうだし、勉強もそうだし、仕事、ビジネスだってそう。
自分のせい、自分が悪い、自分がボンバー。
そう考える前に、「自分に合った方法はないかな?」「自分にピッタンコな方法って何だろう?」と考えてみましょう。
行動にフォーカスする
人生ではコントロールできないことって多いよね。
人間関係もそうだし、時代も変われば、人の好みも違う。
結果ということに関していうと、例えば恋愛で考えてみても、うまくいくこともあればうまくいかないこともあるかもしれない。
というのも、人には「好み」というものもあるし、「すでにお付き合いしている人がいる」「すでに結婚している」という場合もあるよね。
つまり、自分に非が全くないけれど、恋愛がうまくいかないことだってある。
結果はいついかなるときもコントロールできるわけじゃない。
コントロールできない結果のことであまりに一喜一憂してしまうと、挫折。
なので、自分が何をするか、自分がどう在るか?にフォーカス。
自分の行動はコントロール可能なので、そこにフォーカスすること。
そうすれば、挫折しにくくなる。
コントロールできないことに関しては、しゃーない、と受け入れる。
受け入れて、よしじゃあ次はこれをやってみよう、という感じでまた自分の行動にフォーカス。
そうやって「自分にコントロールできること」に意識を向ける練習をしていくと、挫折しにくくなります。
まとめ
この記事で書いたことをまとめて日常で実践しやすい形にしていくと、
望ましい結果のことをイメージして「最終的に必ずそこに辿り着く」くらいの感覚でいると、これまで書いてきたことを全て応用できます。
最終的に必ずそこに辿り着く
というのは、まず「長期的視点」があるし「量をこなす意欲」もあるし「方法を色々試してみよう」というニュアンスもあるし「途中経過で結果が出ないことはあっても気にしない」という感覚もある。
なので、挫折しないメンタルを作るには簡単に言えば、
最終的に必ずそこに辿り着く
という感覚を養っていけばOKです。
ぜひ試してみてくださいね。
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