人から軽く扱われる本当の理由。大切にされる自分になる方法!

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さて今回は、なぜか軽く扱われてしまう、ときの根本的な対処法について書いていきます。

 

人間関係、職場、恋愛、どんな場面でもそうなんですが、軽く扱われるのって嫌ですよね。

 

このブログを書いているイケジュン自身、

過去にはものすごく軽く扱われていた時期があって、いじめられたことすらあるわけなんで、

 

「軽く扱われマスター」と呼べる存在だったわけです。

 

そういうマスター経験をしていく中で、メンタルジムを運営する中で、

軽く扱われてしまう、大事にされない理由が見えてきたので書いていきます。

 

自分の課題と、相手の課題


 

 

まず、軽く扱われてしまう理由についてですが、

もちろん「相手側の責任」もあります。

 

相手が人を軽く見る、ジャッジする、上下思考が強い場合は、

相手の課題によって軽く扱われることもあります。

 

(ただ厳密には、自分が相手のそういう部分を「引き出している」場合もあります)

 

人間関係はそういう風に「相手の課題」も関係してくるもの。

 

なので、全責任を自分に置いてしまう必要はないです。

 

ただ、もし、

 

「どこに行っても大事にされないことが続く」

「誰とつながっても大事にされない」

 

という場合には、

自分のメンタルの在り方が原因である可能性が高いです。

 

10回中1回、軽く扱われた、という場合は相手の課題である可能性が高いですが、

10回中7〜9回は軽く扱われ、3〜1割はそうでもないという場合。

 

それは自分のメンタルの在り方の課題である場合が多いです。

 

ただ、自分のメンタルの在り方に課題がある場合、いくらでも修正が可能で在る、ということでもあるので安心してください。

 

ここから、具体的に何をどうすれば軽く扱われなくなるのか、書いていきましょう。

 

自分の意見を言う


 

 

まず、軽く扱われる、大事にされない場合に多いのは、

 

自分の意見を言えない

 

ことです。

 

相手の要求に「はい」とうなずくだけで、Noと断ったり、

「いや、私はこうしたいです」と言ったり、話し合う、ということが難しく感じている。

 

僕自身、なかなか自分から意見を言うのが難しかったことがあります。

 

そのときは自分から意見を言わず、周りに合わせることが主流でした。

 

結果、自分から提案するとか、自分から誘うということも少なかったです。

 

何と言うか、「自分はこうしたい」というのが薄い状態。

 

「自分はこうしたい」と言って周りを巻き込んでしまうことを申し訳ないと思ってしまう。

 

自分のこうしたいが周りのこうしたいと一致するかわからないし、

というか、日頃のあの人の発言からすると、良くは思わないだろうと先読みする。

 

この【先読み能力の発達】によって、事前に自分の意見を心の中にしまっておくようになった。

 

その結果、僕はいつも意見を言わないわけなので、相手からすると「意見がない」ように見えます。

 

するとだんだん相手の中に、極論「何を言ってもいい」「何をしてもいい」というような錯覚が起こるわけです。

 

それが雑に扱われることにつながっていく。

 

自分の意見を言わないと、雑に扱われたり、いないものとして扱われたり、

どんどんそうやって軽く扱われるようになります。

 

争いたくない


 

 

この「自分の意見を言えない」ケースで多いのは、平和主義者である、ということ。

 

平和主義者で争いを好まない。

 

だから、言い合いになったり、反対意見を言うのが苦手。

 

そう。昔のイケジュンです。

 

その結果、争いを避ける手段として、

 

「自分が我慢すればいい」

「自分が我慢すれば少なくとも争いを避けることができる」

 

と思っている。

 

しかし、ここにはいくつかの重大な勘違いがあります。

 

まず、自分の意見を言うことは、争うことではないということ。

 

自分の意見を言うとは争うことではなく、【話し合う】ことです。

 

 

ここの勘違いを取り除いていくことが大事で、話し合いを争いだとは思わないこと。

 

「私はこうしたい」と相手が言ったなら、「僕はこうしたい」と言う。

 

「私はカレーが食べたい!」「僕はラーメン!」

 

普通です。

 

争いなどではなく、ごく普通の会話です。

 

これが【ごく普通のことなんだ】という認識が大事で、

話し合うことを恐れないことが大切。

 

ただ、軽く扱われてきた僕なんかは、相手の気持ちを「先読み」する癖があったので、

なんとなく相手と反対意見だったとしても相手に合わせてしまう。

 

この「相手に合わせる」という無意識の癖がどうしても出てきてしまう。

 

「絶対、カレーが食べたいに違いない…。なんか言ってたし、さっき。あー、俺はラーメンがいいんだけど、そんなこと言ったら『え?』ってなるやろな。その『え?』が嫌なんよな。その一言を聞くくらいなら、カレーを食べたいことにしよう」

 

と考え、結果、自分の意見を言えないわけです。

 

ただ、そんなことばかりを繰り返していると、相手は「いつもこっちに合わせてくれるやん」となって、どんどん図々しくなっていきます。

 

自分の意見を言わずにいつも合わせてばかりいるから、

相手はどんどん図々しくなっていく。

 

結果、「なんか軽く扱われてる気がするなあ…」となるわけですが、

 

相手の図々しさを引き出したのは、他ならぬ自分自身なわけです。

 

これが「軽く扱われる」ときのメカニズムです。

 

自分が自分の意見を言わずにいたら、相手の図々しい部分を引き出すことになります。

 

相手が元々そういう人だったというよりも、相手のそういう部分を自分の在り方が引き出した、という状況になっているわけです。

 

とりあえずニコニコをやめる


 

次に、効果が高いのが「とりあえずニコニコする」をやめること。

 

これはしっかりと勘違いがないようにしたいのですが、笑顔は素敵で最高です。

 

笑顔を否定する気は毛頭ありません。

 

ただ、好かれるためにとりあえず笑う、という「癖」になっている場合。

 

本当に面白いから笑う、本当に機嫌が良いから笑う。

 

自分の誇り高き在り方として微笑みを絶やさない。

 

そうではなく、自己防衛的ニコニコ。

 

これはやめましょう、ということ。

 

ニコニコは一見ニコニコです。しかし、そこにはいくつかの分類があって、

 

本当に楽しいニコニコ

本当にご機嫌ニコニコ

己の在り方を貫く誇り高きニコニコ

仕事上の営業ニコニコ

 

このあたりはOKなのです。このあたりのニコニコではなく、

 

相手に好かれるため、嫌われないための自己防衛・自己犠牲ニコニコ

 

これをやめましょう、ということ。

 

この「自己防衛」「自己犠牲」というスタンスを自分の中から減らしていくことが重要です。

 

僕もとにかく昔は、相手に好かれるため、嫌われないための笑みを浮かべていたものです。

 

この笑みというのは何となくその「中身のなさ」も伝わるので、ほとんど良いことがありません。

 

なんとなく薄い感じ、薄っぺらい印象を相手に与えることになります。

 

ここはノンバーバルな部分ですが、このノンバーバルな「雰囲気」「印象」というものが、

軽く扱われるか否かを決める本質的な要因になっています。

 

ただそれが「癖」になってしまっていることが多く、イケジュンもそれが癖でした。

 

なので、ニコニコしてしまうのもよくわかります。

 

大事なのは、気づいて修正する、を繰り返すこと。

 

気づいたら修正する、を繰り返していく中でどんどんできるようになってきます。

 

そして、人間というのは面白いもので、表情(体)が変わるとメンタルも変わり、堂々とできるようになります。

 

このあたり、より詳しくは拙著「無愛想のススメ」にも書いています。

 

面接されている立場からの脱却


 

 

軽く扱われやすい人は自分を「面接されている側」の立場に自分を無意識のうちに置いてしまいやすいです。

 

他者が面接官で、自分を判断しているような、つまりはいつも判断されているような心境になるわけです。

 

面接官との間には「判断する側、される側」という立場の違いがあるわけで、

 

その感覚が日常生活にも入ってきてしまっている。

 

ある意味で、【上下】のタテの関係を築いてしまう癖があり、

 

さらに言えば、その関係の中で【下の立場に自分を置く癖】があるわけです。

 

ここの修正が大切です。

 

本来人間対人間の関係というのは【対等】です。

 

大事なのは対等であるということを思い出し続けること。

 

自分は判断される側の人間ではない。

 

あくまでも対等なんだという感覚を養っていくことが大事です。

 

軽く扱われやすい場合、「緊張」していることも多いのですが、

その感覚は面接を受けているときの感覚と似ています。

 

上下の関係の中の下の立場に自分を置くことで、緊張するわけです。

 

少しずつその感覚に気づき、修正すること。

 

対等だとすれば、どうするか。

 

どう振る舞うか。

 

そのイメージを作り、そのイメージに自分を合わせる、ということを続けることで、面接されている感覚から抜けていくことができます。

 

 

総じて大事なのは、自分の癖に気づき、少しずつ修正していくこと。

 

その練習を繰り返していくことが大切になります。

 

知識を得たとしても、癖はそう簡単に抜けるものではありません。

 

しかし、ただの癖なので、修正可能であることもまた事実です。

 

実際、どんどん良くなっていく人を何人も見ているので、それはもう完全に事実です。

 

なので、ぜひコツコツと意識づけを続けてみてくださいね。

 

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