さて今回は、「低い自己評価を高める方法」というテーマで書いていきます。
これはイケジュンが考えてきた大きなテーマの一つで、自分自身、低い自己評価で悩んでいた身でもあります。
自己評価が低いと自分のことを過小評価するので、なかなか自分の力を発揮することもできません。
自分なんて、自分はだめだ、自分なんてあうちなんだ、という風に感じて自信を持てない。
この記事ではその状態からの具体的な解決策について書いていきます。
自己評価が低い原因とは?
まず少しだけ考えたいのは、なぜ人は自己評価が低くなってしまうのか?ということ。
よく考えてみれば摩訶不思議で、自分を責める子供、自己否定をする子供っていません。
生まれながらに。
生まれながらに子供は天真爛漫で、元気ですよね。
ではなぜ、どこから、人は自己評価を下げてしまったのか?
それはやはり周りの影響が大きくて、周りからの否定的な言葉を受け取ってきたこと。
これが大きな原因になります。
周りに否定的な言葉が存在していて、その言葉を自分ごととして受け取ってきた。
結果、いつしか、他人の言葉が自分の言葉になった。
それが、自己評価が低くなる大きな原因になります。
最初の頃は、他人に否定的なことを言われて落ち込む、という状態だったのが、いつしか、
否定的なことを言われる前から自分で自分に否定的なことを言う
ようになったわけです。
つまり、他人の言葉が自分の言葉に変わってしまった。
この状態になると、他人に何か言われる前から自分で自分を責める状態になります。(もちイケジュンも経験済み!)
あの人は〜〜だと思っているに違いない
という決めつけをすようになったり、
もしくは、「自分にはできない」といった自分の可能性を狭めるような決めつけをするように。
そうすると、例えば、ちょっとのミスやうまくいかないことが、
「やっぱり自分はうまくいかないんだ」という風に【うまくいかない証拠】【自分がダメな証拠】として受け取るようになる。
その大元の原因は、
他人からの否定的な言葉を受け取ることで、否定的な言葉が【自分の言葉化】し、無意識のうちに【自己概念化】されたから
だったりするわけですね。
ただ、世の中には否定的な言葉を言われてもそれでも高い自己評価を保ってる人っているわけで、
その人たちは【否定的な言葉を自分の言葉化、自己概念化しなかった】人たち。
または、イケジュンはこっちのパターンに属するけど、【一度は低い自己概念化したけど、そこから抜け出した】人たち。
結局大事なのは、周りを変えようとしたり、周りのせいにしたりするのではなく、
自分ができること、つまり自分で自分の自己概念を決める、自分の言葉を自分で変えていくこと。
自己評価を高める具体的な手法
じゃあ、具体的には何をすればいいのか。
今回のこの記事で伝えたいことを一言で言うなら、
反論を用意することです。
これは、先ほどの話を思い出してもらうと分かりやすいと思うのですが、
結局、「他人の言葉を受け入れた、自分の言葉化した、自己概念化した」ことが自己評価が下がる原因です。
他人の言葉をそのまま受け入れたり、他人に何か言われると傷ついたり、
他人がどう思うかが自分の気分に影響を与える。
それが、「他人の言葉を受け入れた、自分の言葉化した、自己概念化した」ということです。
自己概念が低いときはそういうことが起こりやすいんですよね。
つまり、ただ相手の意見を聞き入れるだけで、自分の意見を持てない。
自分で自分の自己概念を決められない。影響を受けすぎる。
一言で言うなら、
反論できない
ことが自己概念が低い人の特徴になります。
何を隠そう、イケジュン自身が反論できない男日本代表だったわけで、気持ちはよく分かります。
ただ、だからこそ、反論を自分の中で持つことの大切さもよく分かる。
反論を持ち、他人の言葉を受け入れない、自分の言葉化しない、自己概念化しない、ことができればいいんです。
「お前は、ダメだなあ」
と言われたときに、
「いや、俺はダメじゃないです」
と言うこと。
「いや、俺はダメじゃないです」
この一言が言えないことが実はものすごく根本的なことで、
この一言が言えるか言えないかが人生を変えます。
なぜ、ダメじゃないか?
「まだ自分はやり始めたばかりで経験が少ないだけだから」
「適切なやり方を知らないだけだから」
「慣れればできるっしょ、だから」
「自分には自分の向いていること、強みがあり、そこから外れてるだけだから」
「人間、別に完璧じゃなくていいから」
「それができるかどうかだけで自分の価値が決まるわけじゃないから」
「俺だから(ローランド)」
こういうのが【反論】なわけです。
これを相手にぶつけよう!ということじゃなくて、自分の中でこういう反論が存在しているだけでOK。
こういった反論が自分の中にあり、そこにアクセスすることができれば、相手に分かってもらう必要はありません。
相手が分かってくれてなくても自分は分かっているわけだからそれでOK。
そういう風に思える、それが自分の内側で反論を持つということ。
自信があるとは具体的にこういうこと
例えば、サッカー元日本代表の本田圭佑選手は長友選手のYouTubeチャンネルに出演して、
「俺は、今の代表にいる選手にも全然負けていない。俺の方がうまい」
と発言しているんですが、でも、ここ最近は全く代表に呼ばれていないし、
世間の人のほとんどはそういう風に思っていません。
結果や現実からしても、周りの声からもしても、
本田選手の方がうまいという証拠はどこにも見当たらない。
結局、本田選手がそう思うからそうなんだということでしかないわけで、
それができることが彼の強さであり、メンタルの強さ。
彼のエネルギーの源泉というのは結果や現実や他人の言葉ではなく、彼自身が自分をどう思っているか、にあります。
なので、世間から「それはないだろw」みたいなことを言われても、彼は反論するはず。
というか、反論するところしか想像できません。笑
「それはないだろw」と言われたときに「そうですよねw」と卑屈に笑うところは想像できない。
他人の言葉をそのまま受け入れる彼は想像することができない。
そこがメンタルの違いなわけですね。
ぜひ、【反論を持つ】ということを意識してみてほしいと思います。
本格的な内容、メルマガでもどんどん配信していくので興味ある方はどうぞ。
LINE@でも最新情報、LINE限定コンテンツを随時配信中です。
noteも書いています。
:note文章版メンタルトレーニング「自信を鍛えるメントレ」
YouTubeもやっています。
本も出版しています。
こちら韓国でも出版されました。
「無愛想のススメ〜人間関係が劇的に改善する唯一の方法〜(光文社)」 発売4日で増刷!