なぜ、やる気が安定しないのか?【安定感を欠く原因と対策】

shutterstock_1100338286

 

 

さて今回は「なぜ、やる気が安定しないのか?」というテーマについて。

 

やる気や意欲がある程度の高さで一定であってくれれば、非常に楽ですよね。

 

だけど、人間には感情というものがあって、感情は日々移ろうもの。

 

ただ、勉強だったり仕事だったりの中で成果を出していくためには、

継続的で安定的な取り組みが必要になることもある。

 

ふむ。

 

一体どうすれば、やる気を安定するのか?今日はそんなテーマで。

 

結論から書けば、

 

・自分のゴールが定まらない

・自分のやり方が定まらない

 

というのが、やる気が安定しない大きな理由です。

 

例えば受験勉強を例にすると、志望校が定まらなければ受験科目が定まらない。

 

何を勉強すればいいか分からないというその状況の中では、やる気がなかなか出ません。

 

さらに、使う参考書も今はめちゃくちゃたくさんあるし、

オンラインが発達することでアクセスできる塾も増えました。

 

受験サプリもあるし、参考書学習もあるし、予備校もあるし、学校もある。

 

とにかく選択肢が本当に増えたんですよね。

 

結果、一つのことに集中することが難しくなっている。

 

参考書に関しても次々と新しいものが出てくるわけで、

そうなると、一つのものに飽きたら次に行く、なんてことも出てくる。

 

結果、身につかない。

 

身につかないと結果も出ないので、余計にやる気は安定しなくなる。

 

受験以外で言っても、今は本当に価値観が多様化していますよね。

 

本当に細かく価値観が分かれていて、

例えば住む場所に関しても、昔は東京一極集中で、

都会が最高!ふう!と若者は特に思っていたけど、今はどうか。

 

コロナの影響もあり、田舎の方がいいんじゃないか、

固定費も安くなる地方の方がいいんじゃないか、という価値観が出てきています。

 

ちなみにこのブログを書いているイケジュンも、都会よりも地方の方が好きです。

 

厳密に言うと、都会に気軽に行けるくらいの距離にある地方&ちょい田舎が好きです。

 

どこに住むか?すら価値観は多様化している。

 

すると、「自分で決める」「自分で選択する」必要性が生まれるわけですよね。

 

しかも、自分で選択しても、それが必ずしも他人に受け入れられるわけではないわけです。

 

「だよね〜!」と言う人もいれば、「それは違うっしょ!」と言う人もいる。

 

昔よりも「だよね〜!」と共感される数が減っています(質は上がっている)。

 

価値観の多様化が進むということは、

 

共感してくれる人もいるし、共感してくれない人もいる

 

ということを意味するからです。

 

(もちろん、自分の価値観に共感する人とだけ集まるという風にすれば、世界全体の共感数は減っていても、自分の周りにある共感数を増やすことは可能です)

 

すると、他者の評価が気になる人、親や他者の期待に応えることで生きてきた人からすると、

非常に戸惑う自体に陥ります。

 

何を基準にしていいか分からないからです。

 

八方美人になってしまうと、あちらを立てると、こちらが立たずという状態になってしまう。

 

何かを優先すると、当然、何かを優先できなくなる。

 

そこで迷いや不安が生じる。

 

その迷いや不安が、やる気の安定感を欠くことにつながっている。

 

「ゴールが定まらない」ということが現代の生きる人々の中で結構起こっていることで、

何を目指し、何を大事にしていいか分からない。

 

結果、やる気が安定しない。

 

例えば、目標や願望に向かって行動していたら、

「目標なんていらない!」とか「目標に向かって頑張らなくていい」みたいなことを言う人が出てくる。

 

すると、それまで自分なりの目標や願望に向かって楽しく生きていたのに

 

「これは間違っているのか?」

 

なあんてことを思い始める。

 

そういうことを聞いても「あらそうなんだねえ( ̄▽ ̄)」と言って、

 

普通にまた自分の目標・願望に向かって進んでいけばいいだけなのですが(だって問題なく楽しく生きていたわけだから←ここ重要!)、

 

「え、そうなのかな」なんてことを思い始めるから、やる気が安定しなくなる。

 

大事なのは「自分が良い状態で取り組めているか否か」です。

 

良い状態で取り組めているのなら、誰が何と言おうと、変える必要はない。

 

逆に、目標に向かうのではなく、のんびりしたい人も世の中にはいる。

 

どっちが正しい間違ってるじゃなくて、自分はどうしたいか、

 

自分はどう生きているときに調子が良くて、パフォーマンスが発揮できるのか。

 

そういう「自分の答え」を見出すこと。

 

「目標はいらない!」と叫んでいる人の隣で、

 

「目標、最高!ふう〜!( ̄▽ ̄)」という顔をして生きる力。

 

 

「目標に向かうの楽しいなあ( ̄▽ ̄)ワクワク!」と言っている人の隣で、

 

「のんびり最高〜^^」と思って生きる力。

 

 

さすがに物理的に隣にいることはないかもですが、オンライン、SNSのつながりなどがあり、

 

情報空間的には隣にいることも多いのが現在のありようだと思います。

 

情報空間の中で他人の目を気にする、他人の価値観の影響を受けすぎる、

それがやる気の不安定につながっている。

 

大事なのは、自分がどういうときに高いパフォーマンスを発揮できるのか、

そのスタイルを知ることです。

 

メンタルジムでもそこは非常に重視していて、そのことについてのトレーニングメニューも用意しています。

 

自分のスタイルを知れば、周りに左右されることが減り、

 

自分はただ淡々と自分のワクワクすることに向かって、自分が大切にしている価値観に従って日々を過ごすだけになります。

 

すごくシンプルに充実した日々を生きることができるようになる。

 

結果、やる気も安定するんですよね。

 

 

 

より深い内容はメルマガにて配信しています。

 

池田潤の無料メルマガを購読する。

 

 

LINE@でも最新情報、LINE限定コンテンツを随時配信中です。

友だち追加

 

 

noteも書いています。

 

:note文章版メンタルトレーニング「自信を鍛えるメントレ」

スクリーンショット 2018-08-24 10.04.40

 

YouTubeもやっています。

 

本も出版しています。

こちら韓国でも出版されました。

「無愛想のススメ〜人間関係が劇的に改善する唯一の方法〜(光文社)」 発売4日で増刷!

15050086_1234694976587033_1261546830_n

 

『自分の武器を見つける技術』発売1週間で増刷!

スクリーンショット 2015-11-24 22.06.49