挫折する人、しない人。メンタルの決定的な違いはこれ。

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何か物事に取り組む上で、挫折する人としない人がいますよね。

 

その違いは一体何なのか?について今日は書いていきます。

 

挫折しないのは、本当の前向き思考の持ち主


 

 

結論から書くと、本当の前向き思考を持っているかどうか、です。

 

本当の前向き思考というのは、

 

達成するのは簡単だろうと思って前向きになる

 

というものではなく、

 

達成するまでやる必要があることはあるだろうし難度もあるだろうけど、それでもできるだろうと思って前向きで在る

 

 

ということ。

 

この「やる必要があることはある」「難度もある」「けど、できる」というメンタル状態。

 

例えば、筋トレ一つ取っても、本当に筋肉をつけようと思えば、

 

ある程度のトレーニング(普段筋肉が体験していない刺激)と、

食事の管理(必要なタンパク質などの摂取)が必要になります。

 

それが「簡単」かというと、そうでもありません。

 

他にも、例えば受験勉強でも同じですし、

 

自分で仕事、ビジネスをすることに関しても同じ。

 

「簡単にできるだろうという前提だから前向きで在れる」

 

というのはなかなか脆かったりします。

 

実際には簡単ではなかったりするし、壁にぶつかることは普通にあるので、

 

「こんなはずじゃなかった」と感じてしまう。

 

それが「諦め」「挫折」につながるんですよね。

 

本物の状態の良さとは、現実に直面しても、壁にぶつかっても、それでも前向きで在れること。

 

現実から目を背けるから前向きになれるのではなく、

 

現実を直視した上で、未来を見据えて前向きになれるということ。

 

この状態の何が良いかというと、

 

壁にぶつかっても「まあ、そんなもんだろう」と思ってメンタルがブレにくいということ、

 

油断がないので着実に行動できること。

 

例えば筋トレで言えば、簡単に筋肉なんかつくだろうと思っていると、

食事が適当になったりします。

 

トレーニングも簡単に済ましてしまうかもしれない。

 

この「油断」が、低いやる気につながったりもするわけです。

 

簡単だろうから自分にもできる

 

と思っているか、

 

簡単ではないかもしれないけど自分ならできる

 

と思っているのか。

 

そこが「本物かどうか」の境目になってきます。

 

本物のメンタル状態であれば、

壁にぶつかっても「まあそんなもんしょ」と思ってやめないし、

工夫して乗り越えようとする。

 

逆に本物の良い状態でなければ、

壁にぶつかると「こんなはずではなかった…」と落ち込みあきらめてしまう。

 

挫折する人は【前提と現実のギャップ】が大きい


 

 

例えば、僕は京都大学法学部を受験したのですが、

 

「相当壁は高いだろうけど、何とかできるだろう」

 

と思えていたので、実際に壁にぶつかっても、

 

「そりゃそうだ」

「当たり前だ」

「勝負はここからだ」

 

と思えて挫折することはありませんでした。

 

ただ、受験指導をやってみてわかったのは、

 

壁を想定していない、つまり「やれば簡単にできるんだろう」と、

 

現実離れした期待をしている人ほど、挫折してしまうということでした。

 

理想と現実のギャップという言い方がよくされますが、厳密には、

 

前提と現実のギャップ

 

 

です。

 

そもそも自分がどういう前提でいたのか。

 

前提が、「現実」「事実」よりも簡単なはずだという妄想がある場合は挫折します。

 

むしろ、現実や事実よりも厳しめの前提を持っている人の方が挫折しません。

 

「あれ?意外にいけるじゃん」と思えるからです。

 

挫折しないメンタルの作り方


 

 

じゃあ、どうすれば妄想しないようになり、挫折しないメンタルになれるか。

 

実際に自分が達成したいことを達成している人に質問したり、

その人の情報を見たり、普段やっていることを見ることです。

 

どんな行動を、どんな量やっているのか。

 

それが「リアル」であり、そのリアルを知ること。

 

もちろん人には人のやり方がありますから厳密に全く同じにはならないでしょうが、

 

自分がやるべきことの目安にはなります。

 

そういうリアル、現実を踏まえた上で「自分にもできる」というメンタルが重要で、

 

そのメンタルがあるから、本当に願望実現していけるようになっていくんですね。

 

さらに、じゃあどうすれば、「自分にもできる」と思えるか。

 

様々方法はありますが、具体的に実践しやすいものとしては、

 

【そこに至るまでの道筋を知ること】です。

 

先ほどと同じように自分が達成したいことを達成している人を見れば、

大体、何をどうすればいいかも見えてくるもの。

 

もしくは、教えてもらうのもありですよね。

 

自分がやりたいこと、実現したいことに対して具体的な方法が分からず、

暗中模索の状態だからこそ、できるとも思えない。

 

逆に、やるべきことが見えてきたら「これをやればいいんだ」ということで安心と自信が湧いてきて、

 

あとはそれをやるだけ、という状態になっていきます。

 

何をすればいいかが見えている、ということも挫折しないために大事なポイントになってきます。

 

気合いで「できる!」と思うだけでなく、

具体的な方法や情報を知ることで「これならできそうだ」と思えることも大事なんですよね。

 

 

 

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