状態を高めることにおいては、被害者の立場に自分を置かない、ことがかなり大事になってきます。
被害者意識があると、なかなか人生を前向きに考えたり、
自分の力で何を成し遂げようとしたり、ということができなくなったりするんですよね。
被害者意識とは例えば、
親
環境
才能
といったあたりに対して持つことがあります。
親のせいでうまくいかない
育て方のせいでうまくいかない
環境のせい
才能がないせい
といった感じです。
これらは全部「自分にはどうしようもないこと」ですよね。
自分にはどうしようもないことのせいで自分はうまくいかないんだ、という考えを無意識に持つ。
それが「被害者の立場に自分を置く」ということです。
実際、そう感じるような環境、状況というのはあると思いますし、
そう感じるのも仕方ない、そんなケースもあります。
ただ、そこを受け入れた上で、そう感じるのが人間であると受け入れた上で、
それだとうまくいかないことが出て来ることともしっかり向き合っていきたい。
実際のところ、親の在り方がよくなかったら、全員が全員うまくいかないのか?
ある環境に置かれた人は全員うまくいかないのか?
才能がないと人生は全員楽しくないのか?と考えてみると、どうなんでしょうか。
そんなことはないのかな、と思えるケースってあると思うんですね。
つまり、自分にもできることはたくさんあるし、自分で人生を作っていけるのではないかと。
イケジュン自身、「まじ俺って不器用」と思って、高校生の頃まで被害者っぽい考え方をしていたと思います。
ただ、そこから「不器用だからこそできることがある」と考えるようにしてから成績も上がり、自分に対しても良い感情を持てるようになりました。
他にも、小5のときにいじめられたりとか。
その過去の経験の「せいで」と捉えればそれもできますが、
そう捉えたところで良いことはない。
むしろ、そこから得られたこと、
そのときにもあった愛(いじめられている最中でも自分を愛してくれている人はいた)に目を向けることを選択すること。
〜〜のせいで
を
〜〜だからこそ
にいかに置き換えていけるか。
それが非常に重要なんですね。
被害者意識があると、日常の様々な場面で被害者の立場に自分を置くようになってしまうことがあります。
すると、自分ができることをする、という気になれない。
だって、自分の人生は自分にはコントロールできないものによってすでに決まっているからです。
自分にはコントロールできないものによってすでに決まっているんだから、何かをしたってしょうがない。
結果、何かを主体的にする気になれない。
そういうことが無意識レベルで起こっていることがあります。
これを心理学では「固定的マインドセット」という呼び方もしています。
自分は変われない、自分は生まれ持ったものによって決まっている存在だ、と考える考え方です。
そう考える弊害というのは非常に多岐に渡るのですが、総じて、自分がやりたいことをできない傾向が強くなります。
恐れも強くなり、チャレンジもしにくくなる。
被害者意識が状態を向上させたり、自信を持ったり、好きなことをやったりすることを妨げることがある。
じゃあ、どうすれば取り除いていくことができるのか?
被害者意識のない自分をイメージすること
です。
ここはめちゃくちゃ深くまで語りたいところで、色々な研究を示したいのですが、長くなるのでそれはジムの方でお伝えするとして、
一番簡単に分かりやすく言うとすれば、
被害者意識のない自分をイメージすること
になります。
それができれば、解決できる。
ちゃんと具体的に明確に、解決策はあるんですよね。
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