なぜか行動できない、動けない、モヤモヤする、という場合。
かなり多いのが「無意識のうちに自分の中でハードルを上げてしまっている」ということ。
自分の中でハードルを上げすぎるというのはよく起こることで、というのも、
自分のことは自分ではよく分からないからというのが一つの理由です。
自分にとっては当たり前なことはそもそも価値を感じにくい。
結果、心の中でハードルが上がりすぎてしまい、
「こんなのやっても意味ないよね」
「こんなのじゃダメ」
「こんなの誰のためにもならないし!」
という感じで、どんどん自分にストップをかけるようになってしまいます。
この「自分で自分の行動を止めてしまう」ということはよくあって、その原因が、
自分の中にある完璧主義、ハードルを上げすぎる傾向にあるケースは多いです。
例えば、自分が6割くらいの力で出来ることでも十分に価値があるとすれば、何をするか。
それくらいでも十分力になれたり、価値がある。
もしそうなのだとすれば、何をするか?
そう考えたときに、本来したかったことに対して軽い気持ちになれたりします。
軽い気持ちになれたら行動に移りやすく、行動に移れたら気分が乗ってきて、それ以上のことができたりするもの。
6割くらいでも十分価値あるわ〜と思って取り掛かってみると、なんだか調子が上がってきて、
気づいたら自分的にも「めっちゃいいのできた」と思えるものが出来上がったりします。
逆に、最初から「完璧に」と思って無意識にハードルを上げ過ぎてしまうと、
なかなかやりたいことができずモヤモヤする、といったことが起こりがち。
やりたいことが分からないというのも、「完璧にしなければらならない」という思いがあって、
ハードルを無意識に上げ過ぎていることで見つからないケースもあります。
〜〜ができるようになってからじゃないとダメ
〜〜を手に入れてからじゃないとダメ
というように自分に制限をかけてしまうことで、選択肢から外れて行ってしまうパターン。
特に、自分ができることが無意識になるまで熟達してきた場合にもこの罠はあって、
熟達すればするほど、自分はずっとやってきたし、
「これくらいできて当然で、当たり前の知恵さ」という風に思いやすくなってきます。
結果、本来であれば自分にとって基礎的なことで周囲の人にとっては大変に価値あることなのですが、
一人ではどうしてもそう思えなくなってくる。
結果、自己評価が下がってしまったり、活動するときのエネルギーが下がってしまったり、ということがあります。
そうならないためには、自分が自然にできることにも十分な価値があるのだという自覚だったり、
そのことを忘れないことが大切です。
行動量やエネルギーが下がってきたなと思ったら、
・完璧を目指し過ぎていないか?
・自分にとっての当たり前の価値を見失っていないか?
を確認してみてくださいね。
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