さて今日は、
メンタルを強くし安定させるためのトレーニング
について紹介していきたいと思います。
簡単にできて日常の中でも効果を実感しやすいものを紹介していくので、ぜひお試しください。
(ちなみに僕はメンタルジムを運営していて月末に募集しているので、興味ある方はメルマガなどでの募集をお待ちください)
コントロールできることに集中するメンタルトレーニング
では、まずは「コントロールできることに集中するトレーニング」から。
よくよく考えてみたときに、僕らは状態が下がるのは、
コントロールできないことに意識を向け過ぎているときだったりします。
例えば、他人からどう思われているのかとか。
これって「確認」しないと分からないですよね。
相手に聞いてみるしかないのですが、実際、聞くことってほとんどありません。
確認することがなくて、確認しないということは、
「無限に考え続けられてしまう」ということでもあります。
「どう思われたかな」って考え続けると、中にはネガティブな考えも入ってきます。
コントロールできないことを考え続けると、ネガティブなものも中に含まれてくるので、
考えれば考えるほど物理的にネガティブなことを考える時間が増える。
結果、メンタル状態が低下するんですね。
なので、コントロールできないことは考えず、
コントロールできることに集中する癖をつけること。
そのトレーニングを積んでいくことが大事になります。
他にも、生きているとコントロールできない要因に多々出会います。
コントロールできないことが要因で思うような結果が出ないこともあります。
そのとき、心が折れるか、それでも取り組みを続けられるかどうかは、
コントロールできることに集中するトレーニングを日頃から行なっているかどうかで決まるんですよね。
自分のゴールに集中するメンタルトレーニング
次に、自分のゴールに集中するトレーニングについて。
これは昨日の記事にも書いたのですが、
自分のゴールに集中できず他者と比較したときにも、メンタル状態は低下します。
また、記事にも書いた通り、今は比較が起こりやすい時代です。
だからこそ、より一層自分のゴールに集中できる力があるかどうかが問われているんですよね。
自分のゴールに集中できないと、エネルギーが分散してしまい、行動量が減り、
どんどん願望実現が遅れていってしまいます。
まずは、自分の願望、ゴールを明確にすること。
明確にしたら、そこに集中すること。
(ゴールの明確にする具体的な方法はこちらに詳しく書いています。
「意識を集中させる」ことはメンタルトレーニングでは重要な要素になってくるのですが、
大事なのは「整える」ことです。
ブレたら、整える。
最初からブレることは折り込み済みというか、ブレても構いません。
人間ですから、ブレることはあります。
全くブレないことを目指すというよりも、ブレても整えることできること。
それが大事で、ブレては戻す、を繰り返すことでだんだんと自分のゴールに集中する力が高まっていきます。
在りたい自分をイメージするメンタルトレーニング
次に「在りたい自分をイメージするトレーニング」について。
僕が運営するメンタルジムでは「イメージトレーニング」を重要します。
理由は明確にあって、簡単に言えば、イメージしたものは行動に移しやすいし、現実化しやすいからです。
例えば、面白い実験で、ピアニストを対象にしたものがあるのですが、
一方のグループは実際に演奏をしてピアノを練習。
もう一方のグループはイメージのみの練習。
つまり、ピアノを一切触ることなくイメージだけで練習してもらったんです。
すると、イメージのみの練習でも十分な上達が見られたんですよね。
これ、すごくないですか。
実はこの類の研究は色々あってジムでもよく紹介するのですが、
つまりはイメージをする力、イメージを活用したトレーニングは非常に有用だということです。
しかも、イメージであればいつでもどこまでできますし、リスクもありません。
リスクゼロで十分な効果が期待できるのがイメージトレーニングなんです。
活用できる範囲は広範囲に渡ります。
実践しやすいところで言えば、自分の在りたい自分をイメージすること。
例えば、堂々としている自分で在りたいなと思うのですが、
それってどんな自分なのか?どんな表情をしていて、どんな態度で、どんな話し方をしていて、どんな感情を感じているのか?
そのときの自分をイメージしてみます。
すると、だんだんとその自分が体現されてきて、本当にそうなっていくんですよね。
イメージトレーニングは奥が深くてまだまだ活用法がたくさんあるのですが、
ぜひ在りたい自分をイメージするというトレーニングを試してみてほしいと思います。
意図的にフォーカスを整えるメンタルトレーニング
次に、意図的にフォーカスを整えるトレーニングについて。
僕らの脳は基本的にネガティブに傾きやすい傾向を持っています。
これは、有名な本「FACT FULNESS 10の思い込みを乗り越えデータを基に世界を正しく見る習慣 日経BP」などでも語られていますし、
脳神経科学でも分かっていることで、
生存のため、いち早く危機を察知できるよう、ネガティブなものに意識を向けやすくなっているんですよね。
いち早く危機を察知すれば生存確率が上がりますから、
ネガティブに強い反応を示すようになっているわけです。
しかし、現代社会ではその本能は過剰であり、
いきなり茂みからライオンが飛び出してくることはありません。
だからこそ、その本能の存在に気づき、
意図的に明るい気分になれるようなものに意識を向けられることが大事なんです。
例えば、人間関係においても、相手のネガティブな面に強く意識が向くことはありませんか?
それも先ほど書いたように本能がそうさせている部分があるのと、
長年ネガティブに意識を向けることを続けた場合、脳の神経回路も発達しているということがあります。
脳の神経回路が発達しているとは、スムーズにネガティブに注目できて、ネガティブな目につきやすくなっているということです。
だから、どうしても相手の嫌な部分が目に入り、気になってしまう。
そして当たり前ですが、相手の嫌な部分に注目している状態でのコミュニケーションはうまくいきません。
結果、家庭内、社内に不調和な雰囲気や空気感が出て、ストレスフルな場になります。
その場に長くいることで不機嫌が常態化されたり、
ストレスを感じることで元気がなくなる幸福感が低下していく、ということはよくあるんですよね。
大事なのは、
意図的にポジティブな部分、明るい面に意識を向けるトレーニングを積むことです。
そうすると、物事の明るい面、良い面、学べる面に意識を向けられるようにあり、機嫌を整える力が増していきます。
ただ、一朝一夕できるものではなく、筋トレのようにコツコツと継続的に取り組んでいくことが大切になります。
脳の神経回路はいきなり育つわけでなく、今の神経回路も長年の習慣によって作り出されたもの。
だからこそ、新しい神経回路を発達させるのにもトレーニングが必要で、
新しい脳の神経回路を発達させていくことがメンタルトレーニングになるわけです。
少しずつでいいので、明るい面、良い面、学べる面など、
自分がポジティブな感情を感じられるようなところに意識を向けるということに取り組んでみていただければと思います。
エネルギーを回復し、高めるメンタルトレーニング
人間が行動するのにはエネルギーが必要になります。
車にガソリンが必要で、ガソリンがなければ走ることができないように、
人間もエネルギーが枯渇してしまうと行動することはできません。
エネルギーの枯渇は、現代社会だと、
働き過ぎ、スマホの見過ぎで脳が休まらないことで引き起こされることがよくあります。
休憩、回復がうまくできないことで根本的なエネルギーが低下し、
それが原因でメンタルが弱り、行動できないでいることが多いんですね。
エネルギーを回復させるためには、【全く別のことをする】ことが有効です。
働き過ぎているなら、遊び、寝る、リラックスする。
スマホを見過ぎているなら、外を散歩する、ペットと遊ぶ、
人とコミュニケーションを取る、自然に触れる、サウナに入る、ジムで運動する、などですね。
意識的に普段とは全く違うことをすることが回復につながり、
回復することでエネルギーが復活して元気になり、行動することも楽になってきます。
以上、今回は5つのトレーニングについて簡単に解説しましたが、
メルマガではより詳しい内容について随時配信しているので、興味ある方は下記からご購読ください。
LINE@でも最新情報、LINE限定コンテンツを随時配信中です。
noteも書いています。
:note文章版メンタルトレーニング「自信を鍛えるメントレ」
本も出版しています。
こちら韓国でも出版されました。
「無愛想のススメ〜人間関係が劇的に改善する唯一の方法〜(光文社)」 発売4日で増刷!
YouTubeもやっています。