心が強くなる2つの秘訣とは?

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状態を上げるには大きく分けて、

 

・認知を整える

・行動を整える

 

という2つの方法があります。

 

上記2つの方法を実践していくことで
全ての分野におけるパフォーマンスを
高めることが可能です。

 

順番にチェケラしていきましょう。

 

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認知を整える
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仮に、100人が同時に同じ出来事
に直面したとします。

 

そのとき、100人が全く同じ感情
になるかというと、ならなさそうですよね。

 

ネガティブになる人もいれば、

逆にモチベーションが上がったり、

ポジティブになったり、

ニュートラルだったり。

 

感じる感情は人それぞれです。

 

なぜ同じ出来事に遭遇しているのに
生まれる感情が違うかといえば、

人それぞれ【認知】が違うからです。

 

出来事をどう捉え、どこにフォーカスするか。

 

その違いが『感情の違い』を生みます。

 

研究によれば、

出来事が生まれてから感情が生まれるまで、

 

1000分の1秒

 

であると言われており、

出来事が起こったらほぼ一瞬で感情が生まれます。

 

実際には、

 

出来事→認知→感情

 

という風に、認知というフィルター
を通っているのですが、

 

あまりに一瞬で感情が生まれるので、

自分の認知が感情を生んでいることに気づけません。

 

結果、

 

「あの人のせいでネガティブになった」

「あの出来事のせいで気分が下がった」

(外側の出来事が私の感情を生んでいる)

 

と感じ、状態を整えるためには、

外部の何かが先に変わる必要があると考えます。

 

(外側の何か=上司、部下、子ども、
旦那さん、奥さん、結果、他者評価など)

 

そこからアクションすることで状況
が悪化していくということも現場で
はよく起こります。

 

なぜなら、例えば「他者」は無理に
コントロールできるものではないからです。

 

コントロールできない他者を無理に
コントロールしようとすることで、

古今東西、様々な問題が起こり続けてきました。

 

問題が起こり続けているのになぜ
そのパターンを僕らは繰り返して
しまうのかと言えば、

 

自分の気分が悪く、その嫌な気分
は外側の出来事によって生まれて
いると感じるからです。

 

外側の出来事によって気分が決まるのだから、

自分の気分を良くするためには、

外側の出来事を変えなければならない。

 

つまり、他者を変えなければならない。

 

その世界観で行動を起こすことが課題の本質で、

実際には、ネガティブな状態は
自分の認知から生まれているこ
とが多く、

認知を整える(自分を変える)こ
とで、周りも変わっていきます。

 

話を戻していくのですが、

 

ネガティブになるときというのは
何らかのネガティブな認知が働い
ているもので、

 

自分の認知を認知し(メタ認知)、

整えることで感情も整います。

 

認知の仕方には過去の経験、脳に
記憶痕跡化されているものが影響
していて、

 

人にはそれぞれ特有の認知、一般
的に「思い込み」と呼ばれるもの
が存在します。

 

その思い込み、自分の認知に対す
る気づきの能力が高まることで、

過去から解放され、本来持ってい
る能力が発揮されていきます。

 

また、日々の感情もより明るいも
のになっていきます。

 

これが「認知を整える」方向での状態向上法です。

 

これは、意識次第で誰でもいつ
からでも伸ばせる能力で、

脳の仕組み上、筋トレすれば筋肉
がつくように、

やればやるほど上達していくこと
が証明されています。

 

【脳を鍛える】ことは本当に可能
であることが研究によって示され
ており(神経可塑性)、

 

より良い心の状態はトレーニング
によって可能になるということが
すでに世界の共通認識になっています。

 

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行動を整える
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次に、行動を整える方法です。

 

・回復する
・好きなことに没頭する
・運動する
・遊ぶ
・ポジティブを感じる活動をする
・肯定的コミュニケーション
・睡眠時間を確保する

 

など、行動を取ることで状態を整える
ことが可能です。

 

例えば、他者と肯定的な会話をすると、

オキシトシンという物質が分泌されます。

 

オキシトシンは幸せホルモンです。

 

会話という行動を取ることで脳内
に幸せホルモンが出て、

幸せな気分を感じることができます。

 

さらに、セロトニンという幸せホ
ルモンがあるのですが、

セロトニンにはオキシトシン受容体
が存在し、オキシトシンが分泌されると、

セロトニンも活性化され、分泌。

 

さらに幸せな気分を感じます。

 

一般的に、ネガティブな人の脳を
調べると、

セロトニンの分泌が少ないことが
分かっています。

 

例えば、会社や家庭で否定的な
コミュニケーションが多いと、

セロトニンもオキシトシンも分泌
されません。

 

脳には【Use it or Lose itの原則】
がありまして、

使えば鍛えられ、使わなければ衰えます。

 

分泌されないとは、セロトニンや
オキシトシンを司る神経が使われ
ないことを意味します。

 

使わなければ、衰えます。

 

結果、セロトニンやオキシトシンが
分泌されにくい脳になっていくのです。

 

つまり、幸せな気分を感じにくくなり、

ネガティブな感情状態になって
いくということです。

 

それが長期化、慢性化すれば、

職場でのパフォーマンスは低下、

最悪の場合、働くことが困難に
なります。

 

そのとき大事なのは、セロトニンや
オキシトシンを実際に分泌すること。

 

神経を「使う」ことです。

 

イケジムでなぜ定期的にオンライン
トレーニングを実施し、

肯定的なコミュニケーションを取り
続けたり、みんなで遊ぶかというと、

ただそれだけでセロトニンやオキ
シトシンが分泌されやすい脳を作
ることになるからです。

 

つまり、良い状態が着実に出来上がっていきます。

 

実際、参加され続けている方の
状態は上がっており、

【継続】や【積み重ね】が脳には一番効きます。

 

まさに筋トレと同じですね。

 

脳の神経回路と筋肉には類似点が
多いことが示されていて、

1回筋トレしただけでは筋肉は
つきませんが、

繰り返し何度も行うと、誰でも着実
に筋肉がついていくのと同じ原理で
脳も成長していきます。

 

また、

 

コミュニケーションで大事なのは、
ポジティブで明るく、肯定的であ
ることです。

 

・愚痴不満
・ダメ出し
・指摘
・ネガティブフォーカス

 

などだと効果がなく、

 

愚痴や不満は一時的にスッキリ
する感覚があっても、根本的な
状態は改善しませんし、

 

指摘やアドバイスも、たとえ超一
流の、世界最高のアドバイスでも
意味がなかったりします。

 

状態が悪い人に対して、有効な
アドバイスをしているのに、

全然効果がない!

良くならない!

ことにも明確な理由と解決策があります。

 

アドバイス、指摘という形式
自体が問題だったりするんですね。

 

できるなら、そういったことを
全て理解している人とコミュニ
ケーションを取れれば最高で、

肯定的でポジティブなコミュニ
ケーションという行動を取ること
ができれば、状態は上がります。

 

もし継続的にその機会があれば、

脳にとってのトレーニングになり、

明るい感情を感じやすい自分にな
っていくことが可能です。

 

長くなったので今回はこのくらい
にしようと思うのですが、

 

・認知を整える

・行動を整える

 

ことで状態はどんどん上がっていき、

自分史上最高のパフォーマンスも実
現することができます。

 

結果、より豊かな人生、充実した毎
日も手に入るので、ぜひ意識してみ
てください。

 

では、今回はこのあたりで。

 

 

明日まで、メンタルを整え鍛えるジムの募集を行っています。

自信を高め、自分史上最高パフォーマンスを手に入れたい方はぜひ。

 

【イケジム】心を整え鍛えるオンラインジム4月度募集

 

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