さて今回は、意欲がなかなか湧いてこない、やる気が出ない、行動することが難しいときにどうするか?について書いていきます。
意欲が湧かないときには、以下のような原因があります。
1 脳内ホルモンがうまく出ていない
2 心身が疲れている
3 自分の価値観にアクセスできていない
4 願望や目的が分からない
5 セルフエフィカシー(自己効力感)が低い
などです。
まず1と2について書くと、これは【脳の機能が低下している】状態ですね。
例えば、運動不足や睡眠不足になると、ドーパミンやセロトニンなどの神経伝達物質が減ります。
すると、脳の機能が低下して、やる気が出なくなってしまいます。
他にも、仕事があまり多忙だったりすると、脳が休もうとして、活動を抑えるように体に指令を出します。
その結果として、やる気が出ない、という状態になるのです。
なので、意欲が湧かないときにまず考えるべきは、
・運動不足になっていないか?
・栄養不足になっていないか?
・睡眠不足になっていないか?
・心身が疲れていないか?
ということになります。
そもそもの脳内ホルモン分泌量が減ってしまえば、やる気になるのは無理です。
それは、意志の力や自制心の問題ではなく、実際に脳内ホルモンが減っているので、やる気になれないのも仕方ないことなんですね。
なので、自分を責める必要も一切ありません。
自分のせいではなく、脳のせいだからです。
基本的に「自分を責める」ことは必要なくて、
「脳の問題」「方法の問題」「確率の問題」「経験値の問題」「プロセスで起こっていること」
という風に捉える思考習慣を持つと、状態は整いやすくなります。
次に、自己理解が不足していることによる意欲の低下の可能性もあります。
自己理解とは、
・自分の価値観を明確に理解している
・自分の願望&目的を明確に理解している
という状態。
もし、脳の状態が良くて、心身が整い、自分の願望や価値観が明確、さらにこのあと書く「エフィカシー」が高い状態になれば、
やる気やモチベーションの課題&悩みはなくなります。
【やりたくてやっている】
【没頭している】
という状態になるからです。
そのための必須の条件として、自己理解ができていること、があります。
自分のゴール、価値観、目的。
これらが不明確な状態では「なぜやるのか?」が分からないということになるので、
少し壁にぶつかると、やる気が失せ、行動できなくなってしまいます。
壁を越えようとするエネルギーが生まれないのです。
なので、意欲が湧かない、やる気が出ない時は、
自分の価値観や願望を明確にすること
に取り組んでみるのも一つの手です。
以下のnoteに詳しい手法も書いています。
note版【自分だけの「やりたいこと」を明確にするメントレ 】
次に、エフィカシーの低下。
例えば、うまくいかない、結果が出ないなどの現実の直面したとき、やる気が下がることがあります。
うまくいかなかろうが結果が出なかろうが、本質的にやりたいことはそう簡単に変わりませんよね。
なのになぜやる気が下がるかと言うと、
エフィカシーが下がってしまった、つまり、「できないのではないか」という思考にアクセスしたからです。
「自分にはできない」という感覚が強くなると、やる気は低下していきます。
逆に言えば、エフィカシーを高め、できる!と思える心の状態を作ることができれば、やる気で悩むことはなくなり、
【やりたくてやっている】という感覚で、没頭した状態で行動できるようになります。
真の【良い状態】を手に入れることこそが根本解決策になるので、
1 脳内ホルモンがうまく出ているか?
2 心身が疲れていないか?
3 自分の価値観にアクセスできている?
4 願望や目的は明確か?
5 エフィカシー(自己効力感)は下がっていないか?
をぜひチェックしてみてくださいね。
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:note文章版メンタルトレーニング「自信を鍛えるメントレ」
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