「人から軽く扱われます…」
という相談を受けることがあります。
なぜ、人から軽く扱われてしまうのか?
軽く扱われて良いことはないでしょう。エスカレートしていけば「いじめ」にも発展しかねません。
今回の記事では、「軽く扱われてしまう」その原因と解決法について書いていきたいと思います。
そういう相談を語るとき、相談者の方はどういう気持ちになっているかを考えてみます。
大抵、自分を軽く扱う相手にすごくフォーカスが向き、その相手をどうにかして変えよう、あいつがムカつく!という意識になります。
それは、当然のこと。
ただ、そこで重要な点が一つあります。
なぜ、軽く扱われることがそこまで嫌なのか?
まずはそこを考えてみたいのですね。根本の根本です。なぜ、軽く扱われることを「嫌だ」と感じるのか?
軽く扱われるような存在ではないと、自分は知っている
なぜ、軽く扱われることが嫌かというと、
「自分は軽く扱われるような存在ではないと自分が知っているから」です。
つまり、自分に対する愛、自分に対する誇りを自分が「すでに持っている」から、軽く扱われることに対して憤りを感じる。
まず、そのことに気づくことが重要です。
自分が自分を軽く扱われていいような存在であると思っているのなら、そこまでネガティブな感情が生まれることはありません。
軽く扱われることがごく当然で当たり前のことなので、そのまま受け入れるはずなのです。
しかし、現実には受け入れることはできずネガティブな感情が生まれている。
それはなぜなのか?と考えてみると、自分はそういう扱いを受けるべきではない、と自分が思っているからだというところに行き着きます。
自分を価値ある存在として扱うこと
さらに考えていくと、
そういった他人の扱いに対して、自分が強く反応しているということは、
本当は自分は自分が価値ある存在であると知っているのだけど、
「まだ自分自身が自分をそういう存在として扱っていない」ということでもあるのです。
心の奥底に、自分を価値ある存在として扱いたいという願望はすでにある。
だけど、実際には自分を価値ある存在として扱っておらず、表面的には価値ある存在ではないのではないかと恐れている。
表面的には。
そして、他人が、その恐れを刺激してくる。
自分自身が怖れていることを他人が刺激してくるから強く反応する
自分に恐れがあるからある意味その他人は現れているし、そういう扱いをしてくる。
そして、自分はそこに強く反応する。
他人に軽く扱われたくないのなら、まず自分が自分を軽く扱わないこと。
そのためには、
自分は自分を価値ある存在であるとすでに知っている自分がいる、ということを知ることです。
自分を信じている自分の存在に気づき続けること
そして、そちらにフォーカスを当て、その自分を表現し、そういう自分を言うことにもっと耳を傾ける。
実は自分は自分のことをあきらめていないし、自分は自分をことを大切に思っている。
だから、ネガティブな感情になるのだということを「知る」ことが、
最初の一歩になっていきます。
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