読者様から質問をいただきました。
「最近、不運が続いています…」
とのことで、そのような場合にどうすればいいか?ということでした。
人生、山あり谷あり、様々な時期があります。
なので、まずは「そういう時期もあるものよ」という感覚で【受け入れる】ことが一つの選択肢になってくるかと思います。
「自分だけが不幸」なのではなく、みんなそういう時期もあるものだよね、と考えることで心が楽になる可能性があります。
さらに、人間の脳の習性についても理解しておきましょう。
そう。
「ねがてぃびてぃばいあす」です。
あえてひらがなで書いて可愛らしくしておきましたが、まじ見づらいですね。
ネガティビティバイアスです。
つまり、人はネガティブに反応しやすいようにできていますよ、ということです。
これは原始時代、僕らの生存確率を上げてくれました。
危険なものに過剰に反応することによってリスクを下げられたからです。
リスクを避ければ生存確率が上がるので、
ネガティブに強く反応して記憶に残すようになっていったわけです。
ただ、現代社会では生存はさほど問題になりません。
むしろ、自己実現できるかどうかの方が重要だったりします。
自分が理想とする人生を生きられるか。
やりたいことができるか。
それらの方が幸福を左右する時代です。
ただ、脳はこの時代に対応していません。
脳はいまだに「生存」が最優先です。
そこにギャップがあるからこそ、僕らはなかなか自己実現できなかったり、やりたいことができないでいる。
過剰に不安になり、過剰に心配し、過剰にネガティブが記憶に残る。
その結果としてパフォーマンスが下がってしまう。
大事なのは、それが脳の仕組みなんだと理解しておくことです。
そうすると、不運が続いていると感じる中でも、ポジティブな要素があることに気づきやすくなります。
自分のフォーカスがネガティブに偏っていることに気づくことによって、
それ以外の部分に目を向ける選択肢を持てるようになるからです。
例えば、「今あるもの」に目を向けやすくなります。
今、何かしらの不運があったとして、
でも、もしかしたらもっとひどい状況になっていたかもしれません。
そこまでひどくなっていなくて『今の状況で済んでいる』と考えることもできます。
そう考えられたなら、不運が幸運に変わります。
このブログではよく言いますが、結局、感情は認知次第です。
自分が現実をどう認知し、どう解釈するか。
それが感情を決め、気分を決め、パフォーマンスを決めます。
なので、脳の仕組みを理解して客観的に自分を眺め、
人生の明るい面に意識を向け、認知や解釈力を少しずつ高めていくこと。
それが不運な状況のときにも心を楽にしてくれる方法になっていきます。
パーソナルのトレーニングを体験してみたい方は下記から体験トレーニングを受けることができます。
これまで1万人以上が購読してくれたメルマガの方で、より詳しいトレーニング内容について発信しています。無料なので、興味ある方はぜひ読んでみてください。いつでも解除できます。
LINE@でも最新情報、LINE限定コンテンツを随時配信中です。
noteも書いています。
:note文章版メンタルトレーニング「自信を鍛えるメントレ」
YouTubeもやっています。
本も出版しています。
こちら韓国でも出版されました。
「無愛想のススメ〜人間関係が劇的に改善する唯一の方法〜(光文社)」 発売4日で増刷!