今日の内容のラジオ版はこちら。
メンタル状態を上げていく取り組みは、
・認知を整え鍛える
・心身を整える
という2つの方向性で考えることが重要です。
認知を整えるとはよくこのブログで書いていることなのですが、心身を整えるという方向も重要。心身を整えるとは、
・自律神経を整える
・睡眠をしっかり取る
・長期的なストレスを避ける
・運動する
・腸内環境を整える
・良質なコミュニケーションを取る
・好きなことをする時間を取る
などの取り組み。
特に、自律神経の乱れは意志の力でどうにかなるものではなく、乱れると、ネガティブ思考も生まれやすくなりますし、疲れも感じやすくなります。
すると、行動ができなくなって、自分を責めやすくなることも。
働く時間が長い人。休息が少ない人は特に、長期間そういう過ごし方が続くと、あるときから「なんか調子が出ないな…」と感じ、心の弱さを感じることがあります。
それは心の強さ弱さというよりは、疲労が溜まることによる自律神経の乱れが原因だったりするので、心身を整えるアプローチはぜひ試してほしいと思います。
ちなみに僕の場合は、
・朝の散歩
・夕方の筋トレ
・腸内環境を整える食事
・良質なコミュニケーション
・豊かさを味わう時間の確保
・適切な睡眠時間の確保
などを毎日実践しています。
その上で『認知』について今日は書いていきます。
認知を整えていくベースになる力は【ポジティブの記憶痕跡化】によって培われます。
イケジムのオンライントレーニングって、具体的に何をやっているんですか?と聞かれることがあるのですが、
ひたすら【ポジティブの記憶痕跡化トレーニング】をやっています。
自己肯定感が低い、セルフイメージが低い、自信が持てない、行動できない、やる気が出ない。
その根本は【ポジティブの記憶痕跡が薄いこと】が原因です。
例えば、メンタルトレーナー西田文朗氏はこう書いています。以下書籍「No1理論」からの引用です。
プラス思考プラス思考と言いますが、脳は思考だけで動くわけではありません。思考の背後には必ず感情とイメージがともなっています。
成績の悪い子の「勉強なんかしたくない」というマイナス思考には、×だらけのテストのイメージと、それをとったときの「やだな」という感情がくっついています。
これが容易にプラス思考になれない理由です。困難な仕事を前にすると、誰でも「難しいな」「嫌だな」と感じます。
それをやり遂げるまでの苦労や、失敗して誰かに非難されるイメージが浮かんできます。
〜中略〜
思考には潜在意識にある感情やイメージが反映します。
過去に体験した苦労や失敗のマイナスイメージ、そこからくるマイナス感情があるので、どうしてもプラス思考になれないのです。
感情とイメージがマイナスだからプラス思考になれない。
それならイメージと感情をプラスにすれば、自然とプラス思考になるんじゃないかというのが逆転の発想です。
No1理論 スポーツで、受験で、成功してしまう脳をつくる「ブレイントレーニング」 西田文朗 パンローリング株式会社
ポジティブの記憶痕跡よりも、ネガティブの記憶痕跡が強い。
これが僕らのメンタルが低下したり、パフォーマンスを上げることができない根本的な理由です。
だからこそイケジムでは徹底的にポジティブの記憶痕跡を作っていくことによって、状態を向上させていきます。
ポジティブの記憶痕跡化トレーニングによって、
・今この瞬間気分が上がる
・未来に対して明るいイメージが持てる
・失敗によるダメージを減らせる
・気にしない力が鍛えられる
・感情の切り替えが速くなる
などの効果が期待できて、
まず今自分のポジティブな情報に目を向けられることで、今の気分を上げることができます。
さらに、ポジティブな記憶がしっかり残っているからこそ、
「これがうまくいったんだから、あれもうまくいくんじゃないか」
「あれができたんだから、これだってできるはずだ!」
という風に、未来に対して明るい物の見方が『自然に』できるんですよね。
感情とイメージ、潜在意識レベルでメンタルが向上してくると、自然に感じることが変わってきます。
逆に言えば、自然に感じることが変わってくるレベルまでしっかりと取り組むことが大事、ということでもあります。
知識を得たとしても、そこまで到達していないと、なかなか現実的な変化を実感するのは難しいです。
さらに、脳の中に「よかったこと」が刻まれていれば、
今うまくいかないことがあったとしても「これは一部である」と思えるようになります。
すると、感情の切り替えも速くなるんですよね。
うまくいかないことがあっても「これが全てではない」と思えて、意識を切り替えることができる。
意識や感情を無理なく切り替えられることによって、現実的な対処も取ることができるので、状況も改善しやすくなります。
逆に、ポジティブな記憶が残っていないと「自分はダメだ」という風に、目の前のうまくいかなかったことが全てであるような感覚になってしまう。
これを【一般化】と呼びますが、一般化が起こるとメンタルは非常に弱くなり、未来に対しての行動力も低下していきます。
そんな感じで、認知という領域から考えると、
ポジティブ脳を作ることが根本的な状態向上のカギになっているんですよね。
セルフでできる取り組みとしては、
よかったこと、できたこと、うまくいったことをノートに書き出す(感情を味わいながら)
が有効です。
ポイントは、ただ書き出すだけじゃなくて、「できたぞ」という感情をしっかり感じること。味わうこと。
感情が関わることで初めて、記憶痕跡化は進むからです。
ぜひ試してみてもらえればと思います^^
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