さて、今日もLINE@に来た質問に回答していこうと思う。
いただいた質問は以下。
「イケジュンさんに相談なのですが、朝が苦手で、なかなか起きられません。
でも、子育て中で、娘にミルクをあげなきゃいけないので、起きなくてはいけないのですが…
寝坊して自分を責めてしまうこともあって。起きるのが嫌なら、いっそ起きない!という選択もいいなあと思ったんですが、娘の生活リズムを考えると、今はそれがなかなか難しいんですよね。
したくないけど、せざるを得ない。こんな状況のとき、イケジュンさんはどういう心持ちで乗り越えますか?」
という質問。
朝起きれない!でも、勉強しなくちゃいけない。
朝起きれない!でも、会社に行かなくちゃいけない。
いろんな状況がありえますね。
こういうとき、どうすればいいのか??
会話形式(?)で回答していきます(会話内容はフィクションです)。
イケジュンと相談者の会話(フィクション)
「潤さん!」
「はい」
「私、朝起きるのが苦手なんです」
「なるほど。最近寒くなってきましたからね」
「もう、ずっと布団の中にいたいですね」
「わかります」
「でも、娘にミルクをあげないといけないんです」
「は〜、ということは朝起きる必要があるんですね」
「そうです。朝起きるのが苦手で、できれば頑張らないでゆっくりしたいし、生活リズムも自分が心地よいものにしたいのですが、娘は私がいないとミルクが飲めないのでそうもいきません。
こういうとき、無理に頑張らないでミルクをあげず、娘を放っておいて、自分の心地良さを優先してよいのでしょうか?その場合、娘はお腹を空かせることになります…」
「なるほど〜いいんじゃないですか。寝てれば」
「え!?でも、そうすると、娘が…」
「知ったこっちゃないですよ」
「え!?!?いや、でも、それは…」
「それは…何ですか?」
「娘が可哀想です」
「ほう。でも、眠いんですよね?寝たいんですよね?」
「…はい。寝たいことは、寝たいです」
「じゃあ、寝ればいいじゃないですか」
「でも…」
「でも?」
「娘にミルクをあげないと…」
「ミルクなんてあげなくてもいいじゃないですか」
「そんな!そんなわけにいきません!潤さん、何を言ってるんですか」
「でも、寝たいんですよね?」
「寝たいですけど…娘にミルクをあげたいです」
「ほう。なぜ、ミルクをあげたいんですか?」
「え!それはそうです。娘にお腹を空かせたくはないですし、娘はミルクが大好きだから、飲ませてあげたいです」
「なぜ、そうしてあげたいんですか?」
「え、それは…もちろん、娘が大切だからです」
「では、こういうことですか?
朝起きるのは苦手で、できれば寝ていたい。
でも、それ以上に、娘さんにミルクをあげたい。
なぜなら、娘さんを愛しているから。
だから、毎朝起きて、ミルクをあげている」
「そういうことになります」
「あなたは、眠いのにも関わらず、朝起きてミルクをあげている。
起きられないときには、自分を責めている。
なぜか?
娘さんにミルクをあげたいからです。
起きれないときに自分を責めるのも、ミルクをあげたいから。
お腹を空かせたくはないから。
起きたいのに、起きれなかった。
つまり、やりたいことができなかった。
だから自分を責める。
それは、恐れからというよりも、娘さんへの愛からです。
朝起きたくないと思っていると思うのですが、それ以上に実は朝起きたいと思っている。
娘さんにミルクをあげるために。
朝起きるということは、実は「やりたいこと」なのではないでしょうか?
例えば、私も個人事業主ですが、毎朝早くに起きています。ずっと寝てることもできるのですが、起きます。
ブログを書きたいからです。
毎日毎日書いていると、意識のどこかで「書かなくちゃいけない」と思いがちなのですが、そんなことはありません。
書く必要はないし、書かなきゃいけないなんてことはない。書きたくなければ、書かなければいい。
でも、書きたいから書く。書きたいから、起きる。
寒くても、もう少し寝ていたくても、自分がやりたいことをやるために、布団から出ます。
布団から出なきゃならないのではありません。
布団から出たいんです。
いつだって私の前には書かないという選択肢が用意されています。いつだってやめることができます。やらなきゃいけないことなんてありません。
やらなきゃいけないのではなくて、自分がそうしたいから、する。そうしたいから、布団から出る。ブログを書く。
その意識を忘れないようにしています」
「私は、すでにやりたいことをやっていたんですね…。
眠いけど、朝が苦手だけど、それ以上に起きたいと思ってた」
「そう。でも、今の風潮がそのやりたい気持ちを見えなくさせた部分があると思います。
やりたいことをやる、というと楽なことばかりをイメージさせる風潮がありますから。
だけど、朝起きるのはつらいことです。
寒いし、眠い。そんなつらいことをしているのは、やりたいことをやっていないからなのでは?と。
そこで、自分を責め始める。これは何かおかしいのではないか?と。
でも、そうじゃなくて、娘さんに朝起きてミルクをあげることがやりたいこと。だから、眠くても起きてる。
そのことを忘れないことです」
「なるほど…」
「そして、その気持ちに気づいたら、もっと具体的なことも考えていきましょう。
どうすれば朝起きられるか?という方法についてです。
気持ちだけでどうにかするのではなく、その気持ちを大事にするため、やりたいことをやらせてあげるために、具体策を練ります。
例えば、夜寝る時間を早める。旦那さんにも手伝ってもらう。たまには友達に話を聞いてもらう。ストレス発散の時間を取る。睡眠環境を整える。寒くて起きにくいならタイマーで朝起きる30分前ほどに暖房が入るようにしておく。お昼に休む時間を取る。今は娘さんとの時間が大事だと考え、それ以外の活動や考え事を控えて日中のエネルギー消費を抑える。睡眠についての本を読む。
こういった具体的な方法もどんどん実行していくと良いです。
自分の気持ちに気づいたなら、そこを軸にどんどん方法も考えてみましょう。
もちろん、事実として眠い、身体的にきついと感じることもあると思います。なので、しっかり身体を休められること、ストレスを溜めないことも大事にしてください。子育ての経験がない私が言うのもおこがましすぎますが、相当に大変なのだと思います。
ただ、メンタル的に言うならば、やらなければならないという意識よりも、そうしたいという意識の方が楽だし、ストレスも溜まりにくくなります。なのでぜひ、そういった意識を持つようにしてみてはいかがでしょうか」
「わかりました。やってみます!」
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人が良くなっていくために本当に大切なことは何なのか?について考え続け生まれたメンタルトレーニングジムを運営しています(現在申し込みは受け付けていません)。
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いけじゅんBAR「なぜ、大きな目標はあるのに行動できないのか?」
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