安定したメンタルを手に入れる5つの方法。

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さて今回はメンタルの安定というテーマで書いていきます。

 

このテーマはあらゆる角度から語ることのできるテーマでもあるので、この記事ではいくつかの角度から書いていきます。

 

 

小さな成長を実感するトレーニング


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自転車は、止まっていると不安定で、前に進んでいると安定する。

 

それと同じで、人間も向かう先が明確になっていて、そこに着実に進んでいると感じられるときに心が安定するもの。

 

例えば、定年退職してから一気に元気がなくなってしまう、老け込んでしまう、という話はよく聞くと思う。

 

あれは、目指す先、向かう先がなくなってしまったことによって、

前に進んでいる感覚がなくなってしまったから。

 

生きることに意義を見出しにくい状況になり、日々少しでも前に進んでいる感覚がなくなって、

メンタルの安定感も失ってしまった、という例。

 

例えば、定年退職まで行かなかったとしても、家でネットを観る、YouTubeで動画を観るといった「前に進んでいない日々」を過ごしていると、

生活に自分を脅かすものはなくある意味安定しているはずなのに、メンタルは安定しなかったりする。

 

もちろん、後述するように、何かに集中することはメンタルの安定につながるから、

ネットを見る、動画を観ている時間は比較的安定しているかもしれない。

 

だけど、本当の意味で安定しているわけではなく、あくまでも刹那的な安定になってしまう。

 

だからこそ、自分に刺激を与え続けなければならず、

無為な日々と分かりつつもやめられない、と感じるわけだね。

 

そういった状態に陥らないためにも大事なのは、自分の小さな成長を感じられるような活動を日々の中に持つこと。

 

 

メンタルの安定にとって大事なのは、日々の成長を小さく感じられること。

 

例えば、ここに偉大なサッカー選手がいるとしよう。

 

その選手はW杯にも出場し、プレーも一流だ。

 

だけど、だんだんと年齢を重ねてきていることもあり、

次のW杯に出場することは難しい。

 

海外のクラブから声をかけられることも、

年齢の関係上もうなくなっている。

 

そうなってくると、何が起こるか。

 

どこを目指していくのか、何を動機にサッカーをやっていくのかが分かりにくくなっていく。

 

そうなったときに、実際に燃え尽きたりする選手もいる。

 

つまり、メンタルに安定感がなくなってくる。

 

実力は一流。実績も一流。

 

でも、目指す先がなくなってしまい、日々小さな成長を感じられなくなったら、メンタルは不安定になってくるんだね。

 

それなら例えば、まだまだ実績はなくても「プロになる!」と思い練習に励む高校生の方がメンタルは安定している。

 

実力や実績に関係なく、メンタルにおいて大事なのは、日々小さな成長を感じられることなんだね。

 

だから、例えば、35歳を超えてもなおサッカーを続けられている人というのは、

実力があることはもちろんのこと、「もっとうまくなりたい」と思っている。

 

逆に言えば、そう思っていない人は、サッカーを続けることはできない。

 

「もっとうまくなりたい」というのは、その人なりの理想の姿が見えているということで、

そこに日々近づいていると感じられていることでメンタルが安定するんだ。

 

だから大事なのは、自分なりに、何か好きなことで日々小さな成長を感じられるような取り組みをすること。

 

 

例えば、好きな分野の本を読むでもいい。小説なんかでもいい。

 

まずは本当に何でも良くて、自分がやりたいこと、好きなことの中から、小さく成長できるアクティビティを探してみよう。

 

イケジュンの場合は筋トレやフィジカル系の取り組みが好きなんだけど、

筋トレがメンタル安定につながるのも、「日々成長を感じられるから」なんだよね。

 

トレーニングしたところは、きちんとやれば確実に効果が出てくる。やればやった分だけ、効果を感じられる。

 

めちゃめちゃ「小さな成長を感じやすい」のが、筋トレなんだ。

 

例えば、きちんとトレーニングできていると筋肉痛があったりするわけなんだけど、

物理的には痛くて不快であるにも関わらず、どこかそれが喜びだったりする。

 

「俺、成長してるぞ」と感じられるからだね。

 

そう感じられると、フィジカル的にはしんどくても、メンタル的には全くしんどくない。

 

筋トレをやっている人でネガティブな人を想像しにくいのは、

そうやって日々小さな成長を実感できるアクティビティを持っていることによってメンタルの安定を手に入れているから(もちろん実際に運動することによって精神的に良いホルモンが分泌されているということもある)。

 

なので、筋トレを日々の中に取り入れるのはメンタル的にもオススメ。

 

小さな成長を感じられるアクティビティを持つというのは本当に効果のあるもので、

例えば他にも、自分はnoteを書いたりしている。

 

noteを書いて、自分の作品として世の中に発表しているんだけど、

書くこと自体は肉体も使うし、疲れたりもする。

 

だけど、日々原稿が完成に近づいていくということが楽しく、またそうやって前に進んでいることで気持ちは上がっていくんだよね。

 

あと、これも大事にしていることなんだけど、1日に書いた字数は確認するようにしている。

 

書いた字数を確認して「今日はこれだけ進んだ」と実感できることで、小さな成長を感じることができるわけだね。

 

それが日々のメンタルの安定においてはすごく重要で、

字数という形で進捗状況を確認しないときより、日々字数をカウントするようになってから状態はさらに上がった。

 

ゲーム感覚で書くことを楽しめるようになり、今日もしっかり書けたなと思うことで、

夜の時間を充実して過ごすことができる。

 

今日も自分の願望にとっての小さな成長をすることができたという満足感、

今日やることはもう終わったと感じられることで、夜にすごくリラックスすることができる。

 

オンとオフの切り替えもすごくやりやすくなるんだね。

 

話を戻して、

 

小さな成長を感じられるアクティビティを日々の中に持つこと。

 

もしくは、今やっていることの中に小さな成長を感じられるような工夫をすること。

それだけで、メンタルの安定につながってきます。

 

目の前のことに集中するトレーニング


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最近、マインドフルネスが流行っている。瞑想も流行っているよね。

 

なぜかというと、余計な思考を取り除き、今ここに集中することでメンタルは安定し、強くなるから。

 

今、情報がものすごく多い。多すぎる。SNSなんかを見ると、とにかく情報、情報、情報!まじ情報社会。

 

常に刺激が存在して、過去最高に情報という刺激が存在する時代になってる。

 

基本的に人がネガティブになるのは「思考」をするから。

 

 

何かに集中しているときにはネガティブにはなれないよね。筋トレに集中しているときは、ネガティブになっている暇はない。

 

でも、状況とか、自分の人生が今どうかってことは全く変わっていない。

全く自分は変わっていないのに、考えごとをしないだけで心の状態は上がる。

 

つまり、ネガティブになる原因は「思考」だということ。

 

だから余計な思考をストップさせることによって状態は上がるし、

目の前のことに集中することでやるべきこともこなせるから、前述の「小さな成長」も実感しやすくなる。

 

そういう意味で、「目の前のことに集中すること」が、メンタルを安定させるためにすごく大事なこと。

 

もちろん瞑想もすごく効果があって、今この瞬間に集中するという意味で、ここには瞑想をすることも入ってきます。

 

とにかく目の前のことに意識を注ぐことで余計な思考から離れる。

 

そうすると、メンタルは安定するようになります。

 

人と共に過ごす時間を作る


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これはすごく基本的なことだけど、当然、人は一人で生きていけるものじゃない。

 

状態の安定において、人間関係は必須。

 

例えば、イケジュンは一人で黙々とコンテンツを作る日々を過ごしていることが多い。

 

ただ、そのとき、自宅にずっといるということはない。

 

お気に入りのカフェに出かけていく。

 

すでにそこは自分の居場所となっていて、店員さんとも普通に仲が良いし、

自分がどういう仕事をしているのかも知ってもらっている。

 

要は、そこに人間関係があるわけなんだ。

 

しかも、自分は車が移動手段だから、行きたいところに行くことができる。

 

ちょっと離れていても運転していけばいいわけで、店を「選ぶ」ことができる。

 

だから、自分お気に入りのところを見つけて、そこを居場所にしてしまう。

 

そんな術を身につけた。

 

結果、そこに「人間関係」が生まれて、それがメンタルの安定につながっているんだよね。

 

家族が近くにいる人は家族。仲間や友達。そういう人との関わり、共に過ごす時間を大事にしよう。

 

これは、励ましてもらいましょうとか助けてもらいましょう、相談をしましょという話ではなく、

あくまでもただの雑談など、一緒にいる時間が大事だということ。

 

ただの雑談。同じ空間にいること。それが大事。

 

そういう機会があまりにも少なくなってしまうと人とのつながり、

社会とのつながりを感じられなくなってしまってメンタルが不安定になってしまうことは多い。

 

どこかで人や社会とつながるという意識を持っておくと良いし、

今はネットがあるから、興味ある人や場所との関わりは持ちやすくなっているので、そういったものも利用すると良いと思います。

 

とにかく体を動かす


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体を動かすことがメンタルを安定させる。

これはもうありとあらゆるエビデンスが存在して、実感として嘘偽りない真実。

 

とりあえず体を動かしておけば何とかなるところもある。笑

 

実感として何を感じるかというと、状況をさらに良くしようという意欲が湧いてくること。

 

たとえ今の状況はどうあれ、自分にはこの状況を変える力があるから大丈夫だと、自然に思えてくるという感覚。

 

そういう思いが自然に内側から出てきて、「やってやろう!」という気持ちになってくる。

 

そういう気持ちがデフォルトになってきて、落ち込む感覚が薄らいでいくような。そんな感じになってくる。

 

体を動かすことの効果を甘く見てはいけなくて、とりあえず体を動かすところから始めるのも効果的。

 

メンタルトレーニングを積み重ねる


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メンタルが不安定になっているときというのは、思考や意識がどうしてもネガティブな方向に偏ってしまっているもの。

 

ここは自分の本業でもあるのだけど、

とにかくメンタルトレーニングを積むことでメンタルは非常に安定するようになる。

 

物事の解釈力が上がり、セルフイメージを状況に関わらず維持できるようになり、

フォーカスを前向きな未来に注ぐことができる。

 

そうやって意識がネガティブにならなくなることによって、メンタルを安定させることができるんだね。

その方法については色々とあって、ここで書くのは長くなりすぎるので別のところに書きます。

例えば以下の記事など。

 

やる気を持続させるトレーニング。やる気停滞状態の抜け出し方とは?

事実と妄想を区別するトレーニング。気分を下げないため方法とは、妄想だと見抜く力を身につけること

仕事で充実感を得るトレーニング。メンタルを整えることで憂鬱を充実に変える技術。

 

 

メンタルトレーニングはぜひ取り組んでいってほしいと思います。

 

状態を整える力、メンタルを安定させる力は技術。

 

だから、練習次第、トレーニング次第で伸ばすことができる。

 

少しずつ積み重ねていって、安定した心の状態をゲットしましょう!

 

 

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