【嫌われることを恐れないメンタルの作り方】嫌われてもいいと思える力を身につける

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今回は、「嫌われるのが怖い…」をどうすれば恐れなくなれるのか?ということをテーマに書いていきます。

 

嫌われることを恐れないことをテーマにした本も出版してるので、良ければ。

「無愛想のススメ〜人間関係が劇的に改善する唯一の方法〜(光文社)」

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【記事を書いている人→ 池田潤 コーチ・メンタルトレーナー。20代で6万5千部のベストセラー含む5冊の本を出版(自分の武器を見つける技術、無愛想のススメなど)。900名以上が参加した心を鍛え整えるジム「イケジム」を運営。コーチ・トレーナーとして心の状態&パフォーマンスを最大化するサービスを提供。京大法学部合格後、ブログを書き始め、今に至る。趣味は、筋トレやボドゲ、読書。毎朝起きてカフェに行くのが日課】

嫌われることを恐れるデメリットとは?


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この記事を書いている僕自身、過去にはものすごく嫌われることが怖かった経験があります。

というのも、小学生の頃にいじめられたことがあるからです。

そこから嫌われるのが怖くなっていったのですが、嫌われるのを恐れることにはいくつかの大きなデメリットがあります。

 

1 人間関係で非常に疲れる


 

とにかく周りの目を気にしたり、気を遣わないといけないので、疲れます。

 

みんなと一緒にいる時間だけのことではなく、家に帰ってからも一人反省会のような感じで、

「こう思われたかな」「ネガティブな印象を持たれたかな」

と、あれこれと他者がどう思っているかについて考える時間が増えるんですよね。

 

ただ、この記事の後からも書くように、他者がどう思っているかは他者に聞かないと分からないもの。

自分でどれだけ考えても永遠に結論は出ません。

 

永遠に結論が出ないので、ぐるぐると考え続けることになってしまいます。

 

結果、疲れるのです。

 

嫌われることを恐れるばかりだと、意識や神経が疲れやすくなってしまって、自分本来のパフォーマンスも発揮できなくなってしまいます。

 

2 言いたいことを言えずに損をする


 

嫌われることが怖いと、なかなか言いたいことは言えなくなるもの。

言いたいことが言えないと、例えば、

 

・自分のやりたくないことをやらされてしまう

・ずっと自分が我慢を続けることにより慢性的にストレスが溜まる

・残業時間が多くなってプライベートの時間がなくなってしまう

・好きな人をデートに誘えず、気づけば他の人に奪われてしまう

 

など、たくさんのデメリットが。

言いたいことが言えないだけで人生を損するという場面は実は多くて、

逆に言えば、言いたいことを言えるようになるだけで人生が変わる、ということでもあります。

 

その他にも、

やりたいことができない、自分の好きを貫くことができない、いつも周囲の意見に左右されてしまう、他人から軽く扱われてしまう、なぜか雑に扱われることが多い、尽くしていたのにアッサリ振られる、

など、嫌われることを恐れることによるデメリットは多くあります。

 

僕自身、上記のデメリットはほぼ体験済みです。笑

 

さて、ではここから具体的に、

嫌われることを恐れないメンタルを作るにはどうすればいいのか?という解決策についての話に移っていきます。

 

「他人の評価」と「自分の価値」を分離する


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嫌われることを恐れないメンタルを作っていく際にまず大事なのが、

 

相手の評価をコントロールすることはできない

 

ということを改めて認識することです。

 

例えば、ここにめちゃくちゃ人の悪い部分を見つける人がいるとします。

 

すると、あなたがごく普通に生きているだけでも、その人は悪い解釈をして、悪い部分を見つけるわけです。

 

どれだけあなたが努力をしても、その人は細かい部分に着目して、悪い風に解釈をします。

 

もしもそんな人がいたとしたら、あなたにはできることはありません。

 

つまり、相手の状態が悪い、相手が否定的に物事を受け取る人であった場合、

 

あなたが何をどうしたところで嫌われる

 

のです。

 

もちろんこれはすごく極端なケースなのですが、なぜ極端なことを書いたかというと、

 

相手の評価をコントロールすることはできない

 

ことを理解するためです。

 

コントロールできない、自分にできないことに対してどうにかしようとするのはつらいです。

 

だからまずは、他者は勝手に評価をするし、それは他者自身の問題であって、

自分にはどうすることもできないことを知ること。

自分の問題ではないのだと認識すること。

 

そして、ということは、

 

他者の評価と自分の価値には関連性がないのだ

 

と気づくこと。

 

全く同じ自分であったとしても、機嫌が良くて人の良い部分にフォーカスする人には好かれるし、逆の人には嫌われる。

 

全く同じ自分であったとしても、勝手に好かれ、勝手に嫌われる。

 

ということは、自分の価値と相手の評価には関連性がないことが分かります。

 

ここをまずは理解していくことが大事になります。

 

嫌われることを恐れなくなる「だとすればトレーニング」


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次に大事なのが、

 

自分で自分を評価すること。

 

嫌われることが怖い場合、メンタル的にはいくつかの特徴があって、

中でも大きな特徴が、

 

自分の価値は周囲の評価によって決まる

 

という無意識の思い込みがあることです。

 

まず、ここをしっかり「そうでない」ということを自分の中で理解し納得し、腑に落としていくことが大事になります。

 

周囲の評価、周囲がどう思うか。

 

それが基準になってしまっていて、「自分が自分をどう思うか」という軸が立っていない状態。

 

気持ちはものすごくよく分かります。

 

ただ、もし仮に「自分は、自分のことを素晴らしいと思っているから」という態度を取ることができるとしたら。

 

もし仮に自分で自分を素晴らしいと思えるのであれば、

 

他人が「君はダメだね!」と言ってきても、「いや、そんなことはないよ」と返すことができます。

 

大事なことは、

 

他者がどう思おうと、自分が自分のことを評価することができるなら、他者の言動によって気分や状態を下げないでいられることは可能

 

だということです。

 

なので、問題の根本は他者云々ではなく、

 

自分が自分のことを評価できないこと

自分が自分をどう思うかを自分でコントロールできていないこと

 

なのです。

 

では、どうすれば自分で自分のことを評価できるようになるのか?

 

そこでやっていくのが、6年間運営しているメンタルGYMでも行っている、

 

【だとすればトレーニング】です。

 

このトレーニングを実践していくことで、自分を評価することができるようになってきます。

 

具体的なやり方としては、例えば、

 

もし自分が他人から嫌われることを恐れていないとすれば、どんな自分でいるか?

 

をイメージしてみること。

 

ただ、それだけです。

 

実際に、やってみましょう。

 

もしあなたが、他人から嫌われることを恐れていないとしたら、どんな態度、どんな行動をするでしょうか?

 

少し想像してみてください。

 

例えば、

 

行きたくないものにはNOを言う

いつも無理をしてニコニコしていたけど、もっと普通でいる

セカセカ焦っているように動いていたけど、もっとゆっくり落ち着いて動いている

相手の目を見て堂々と余裕ある態度で話している

話し方がゆっくりになる

今までやってみたかったことに取り組んでみる

好きなブログを書くことを始める

やりたいと思っていた音楽に取り組み始める

YouTubeに動画をアップしてみる。視聴者の評価は関係なく、自分を評価できるから

 

など、これまで「嫌われること」が怖くてストップしていたこと、やれないでいたことがやれるようになり、

 

今までの自分の態度とは違った態度を想像することになると思います。

 

大事なのは、そんな自分を想像し、そんな自分をイメージすること。

 

たったそれだけで、そういう自分として行動することがだんだんとできるようになります。

 

なぜなら、脳は現実のイメージの区別がつかず、イメージをするだけでも実際に脳の神経回路が発達するからです。

 

脳の神経回路が発達するということは、実際にそういう風に行動することができる、ということです。
実際に行動することを少しずつ積み重ねていくと、

自分を誇らしく思える行動が増えていくことになるので、より自分に自信を持てるようになります。

 

最初の頃は、まだ嫌われることは怖いと思います。

 

誰もができれば嫌われるよりは、好かれたいものです。

 

ただ、その状態のままでも、

「嫌われることが怖くないとすれば?」と考えてみることによって、

 

嫌われるのが怖くないとしたらやりたいこと

 

に対するイメージを作ることができ、脳の神経回路が発達し、そちらの行動に移りやすくなります。

 

そもそも、嫌われることが怖い場合、

「自分が本当はどうしたいのか?どんな風でいたいのか?」

が分からないことが多いもの。

 

ですが、「だとすれば」と仮定で考えることによって、

あくまで仮定であることによって、

今はまだ怖い状態でも、怖がっていない自分をイメージすることができます。

 

そして、新しくイメージされた行動に本当に少しずつでいいから取り組んでいくと、

(イメージしておくと神経回路が発達して行動に移しやすい)

だんだんと自信がついてきて、新しい自分に馴染んでいき、

 

本当に嫌われることがだんだんと怖くなくなってきます。

 

 

まとめると、

 

周囲の評価と自分の価値をしっかりと分離すること

 

嫌われることが怖くないとすればやることを、イメージすること

 

本当に少しずつでいいので行動に移していくこと

 

【トレーニング】なので、やればやるほど、力がついてきます。

慣れてきて、馴染んできて、上手にできるようになっていきます。

 

少しずつでいいので、ぜひ取り組んでみてくださいね。

 

 

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こちら韓国でも出版されました。

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