モテない優しさの正体をメンタル的に解説します。

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さて今日は、「モテない優しさ」について解説したいと思います。

 

恋愛において「好きなタイプは?」と聞くと、大体上位に入ってくるのが「優しい人」というもの。

 

だけど、優しいだけで恋愛がうまくいくなら、そんなに簡単なことはない。

 

誰も恋愛で悩まないだろうし、優しさを示すってそんなに難しいことじゃない。

 

けど、優しいけれど意中の人とうまくいかない人もいるし、逆もまた然り。

 

一体そこにあるメンタル的な仕組みって何なんだろう?

 

そこを今回は解説していきたいと思います。

 

結論から書けば、

 

承認されたい

 

 

という思いがそこにあるかどうか。

 

それが、優しさが恋愛に生きるか生きないかの境界線になってくる。

 

つまり、承認されたいと思いながら優しくしても効果は薄い、ということ。

 

 

まだわかりにくいと思うので、例を出していくと、

 

例えば、男性が女性に「綺麗ですね」と言うとしよう。

 

褒めるというのは一つの優しさ。

 

その際、普段の姿勢として周囲に承認されることをあまり気にかけておらず、

その女性からも承認されたいと思っていない男がいるとして、

 

その男の「綺麗ですね」って、どこかサラリ感があるのが分かるかな。

 

その「サラリ感」こそがメンタルの為せる技。

 

サラリ感とはすなわち、承認されなくても構わない感。

 

逆に、その女性のことが好きで、承認されたくて、愛されたくて構わないときに、

 

「綺麗ですねえ」

 

という言葉。

 

語尾に「え」をつけたけど、このニュアンス。

 

このニュアンスを見抜けるかどうかが全て。

 

この「え」があるかどうか。

 

それが、恋愛がうまくいくかいかないかの最大のカギなんだね。

 

 

【恋愛の結果は、「え」があるかどうかで決まる】

 

 

という本を書きたいくらい。

 

2冊くらいしか売れないだろうけど。

 

綺麗ですねえ、というのは、どこか認められたい、受け入れられたい、承認されたい、あなたの承認が僕にとってはすごく大事なことなんですベイビー、感があるよね。

 

優しさの中にその思いが混じっていると、人はあまりその人のことを魅力的だとは感じなくなる。

 

例えば、男性が女性の荷物を持ってあげるときも、

 

「お、荷物を持ってあげたら好かれるかも」

 

という感じで、チャンスとばかりに「持ちますよお」と言ってみたところで(←「お」はいらぬ。持ちますよ、でいい)、

 

まあ重たいものはなくなるわけだから助かるけど、それ以上の気持ちは生まれない。

 

都合の良い男ね、サヨウナラ

 

だ。

 

逆に、

 

「お前の荷物なんか持たねーからな」

 

と言う人の方がなぜかモテたりする。

 

それはメンタルの仕組みからは明らかなことで、そりゃそうだろう、という感じなんだけど、

 

何が違うかというと、承認されたいと思っているかどうか。

 

「お前の荷物なんか持たねーからな」

 

「何でよ、持ってよ」

 

「しゃーねーな」

 

という感じで、なんだかんだ最終的には持ってくれる、という場合。

 

これ、承認は求めていないけど、結局は優しい。

 

結局は優しさを発揮しているわけで、

 

こういう優しさは本物なわけだね。

 

自分が好かれるため、愛を得るために持ってあげているわけではなくて、

 

持ってあげようと思って持ってあげているわけなので。

 

荷物を持つ持たないが本質ではなく、承認されたいと思っているかいないかが本質。

 

こういう風に、優しさには質がある。

 

その質を分けるものとは、

 

承認されたいと思っているか、思っていないか

 

つまり、セルフイメージが高いかどうか。

 

自分で自分のことを認める力があるかどうか。

 

なわけだね。

 

だから、メンタルトレーニングを通じて、

 

セルフイメージを上げる、自分自分を認める力を鍛え上げると、当然、恋愛がうまくいくようになるわけだ。

 

本当にトレーニングできてくれば、恋愛で悩むことはなくなる。

 
承認されなくても自分で自分を認められる力こそ、最強なんだ。

 

 

 

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