「好きで始めたことのに、しんどい…」の正体と解決策を最新脳科学で解説。

スクリーンショット 2026-03-08 10.53.46

 

「好きで始めたはずのことなのに、気づけば心がすり減っている…」

もし今そんな違和感を抱えているなら、あなたに足りないのは情熱でも才能でもありません。

 

単に、脳の中で「ある物質」が暴走しているだけです。

 

多くの人が誤解していますが、実は脳科学において「追い求める衝動」と「味わう喜び」は全くの別物。

ここを混同したまま努力を続けると、どれだけ頑張っても最後は燃え尽きることになります。

なぜ好きなことで心が削れてしまうのか、そのシンプルな脳のカラクリをお話しします。

 

欲する(Wanting 衝動・動機づけ)と楽しむ(Linking 快楽・喜び)は、全く異なる脳の部位が使われています。

つまり、『欲すること』と『楽しむこと』は全くの別物。

 

よく言われるドーパミンは「欲する」に該当します。

実はドーパミンには快楽や喜びは伴っていません。

ここはよく誤解されるところで、『解像度の高さ』はメンタルを向上させる上で非常に重要です。

 

ドーパミンが過剰になると、欲する力はすごく上がります。めちゃくちゃ『欲する』ようになる。

でも、欲するだけで、喜びがあるわけではありません。

欲することと喜ぶことは全く違う神経伝達物質の担当だからです。

 

「欠乏感が強く、ないものを追いかける苦しさがある」という場合はドーパミンだけが働いていることが多いです。

 

一方、快楽や喜びは、オピオイド、エンドカンナビノイドが担当していて、脳領域で言うと非常に小さく局所的な部位です。

心地いい、気持ちいい、楽しい、おいしいなどを「感じる」部位。

 

ドーパミンを取り除いたマウスは、エサを追い求めません。追い求める力がゼロになります。

でも、エサが来ると「マジ美味い!」と食べますし、快楽も感じます。

追い求めないけど快楽はある。

つまり、ドーパミンは快楽そのものを担当していないということです。

もしドーパミンが快楽を担当していたなら、ドーパミンを取り除いたマウスは食べても喜びを感じないはずですよね。

 

また、ドーパミンを過剰に分泌させた場合、

猛烈にエサを追い求めるのですが、エサを食べたときの『満足感』は増えておらず、むしろ減ることすらありました。

 

僕らの脳には「神経可塑性」があって、使った回路がどんどん育ちます。

もし、ドーパミン回路ばかりを使い続けていると、そこがどんどん発達。

「追い求める」ことに特化した脳になり、手に入れたものを味わったり、そのプロセスを楽しめなくなることがあります。

 

実際、情報発信ではこれが顕著で、いいねやチャンネル登録者数、フォロワー増加はまさにドーパミン的です。

SNSを開く際に「通知がきていないだろうか」と考えるのはドーパミンがなせる技で、そこをずっと気にしているとドーパミン回路が使われ続け、発達します。

 

すると、発信すること自体の中に喜びを感じられなくなってくることがあります。

書くことそのもの、つながること、喜ばれること、役に立つこと。

それらの喜びがどんどん薄れ、「ないものを手に入れる」ことを脳が求める。

 

本来自分がしたかったことではなく、数字に囚われてしまうという言い方もできます。

その結果待っているのは、燃え尽きです。

行為自体の喜びを感じられないのに、心をすり減らしながらないものを得ようとする。

その連続的な毎日に精神がすり減らされ、脳が疲労し、発信ができなくなってしまう。

 

これは「好きなことを仕事にしたのにつらい」問題の核心でもあります。

 

さらに、別の問題もあります。

ドーパミンは「いいね、フォロワー、通知」を求めますが、常に手に入るわけではありません。

 

求めたけど、得られなかった。その状況は、発信者が急増している昨今、日常茶飯事です。

すると、「発信しても、どうせ得られない」と脳は考えるようになる。

諦めの境地に達する、ということです。

 

反応(ドーパミン的)頼みで発信をしてきたのに、頼みの綱である「反応(結果)」も得られない。

そうなれば、何のために発信しているのか、脳からするとわかりません。

すると、そもそも発信に対してドーパミンが出なくなります。これが「やる気がなくなった」という状態です。

 

結果、発信ができなくなります。

つまり、ドーパミン回路だけで活動し続けることそのものに限界がある、ということです。

 

そしてこれは「向いていない」「やりたいことではない」とか、そういう文脈の問題では全くない、ということもポイントです。

あくまでも脳の使い方の話であり、メンタルを整えられるかどうかの問題です。

 

脳の使い方やメンタルが整えられないなら、何をやっても同じ問題にぶつかることになります。

「最初は楽しかったのに、だんだんとしんどくなってくる」

という状態が、色んな分野で起こる。やることを変えても起こる、ということ。

 

解決のポイントは、

楽しむ回路を発達させること

です。

 

ここを具体的に書くとあと最低でも1万文字必要になりあまりにもこの記事が複雑になるので、今回は触れませんが、

ここはメンタル(脳)トレーニングそのもので、実際、まさにこのトレーニングを提供させていただき成果を出されたクライアント様もいらっしゃいます。

 

今回は発信をメインの例として扱いましたが、

・仕事
・副業
・筋トレ
・ダイエット
・食事管理
・勉強
・英語学習

など、すべての活動に対して応用可能です。

ぜひ今回のことを頭に置いていただき、「今この瞬間の喜びに目を向け、味わう」ことを意識してみてください。

 

もし、「やっているのに成果が出ない」「やる気が続かず、成果が出るところまで続けられない」「もういい加減、成果が欲しい」ことがある方は、下記からお気軽にご相談ください。

:トレーナー歴17年のプロのセッションを30分間無料で体験してみる

スクリーンショット 2025-05-20 10.28.26

 

 

LINE@でも最新情報、LINE限定コンテンツを随時配信中です。

友だち追加

 

本も出版しています。

こちら韓国でも出版されました。

「無愛想のススメ〜人間関係が劇的に改善する唯一の方法〜(光文社)」 発売4日で増刷!

15050086_1234694976587033_1261546830_n