「人生、このままでいいのか?」と思ったとき、具体的な目標を考えてはいけない理由

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「自分の人生、このままでいいのかな?」

そんなふうに思ったことはありませんか。

 

仕事もある。生活にも大きな不満はない。人間関係もそれほど悪くない。

それなのに、ふとした瞬間に、

「何かが足りない気がする」
「もっと何かをした方がいいんじゃないか」
「このまま年齢を重ねていって、本当にいいんだろうか」

そんな漠然とした不安を感じる。

だから、新しい目標を探してみる。

資格を取ろうか。
転職しようか。
副業を始めようか。
英語を勉強しようか。
もっとお金を稼ごうか。

でも、どれも「これだ」という感じがしない。

もしかすると、問題は「目標がないこと」ではないのかもしれません。

 

目標を決める前に大切になるもの、それが、

【方向性】です。

 

一般的には、ゴールを決めることが大事、と言われます。

ただ、ゴールの前に方向性があり、その方向性の中にゴールが点在しているというイメージが正確で、

ゴールの前に方向性を見極めることが重要です。

 

北極星、という言い方がわかりやすいかもしれません。

そもそも進みたい方向性があって、その中にゴールというある地点がある。

 

ゴール達成が目的というよりも、その方向に進むこと自体が目的であり、その道のりを楽しむためにゴールを設定する。

 

例えば、「家族と仲良く過ごす」という方向性で考えてみましょう。

ゴールとしては、「海外旅行に行く」などあるかもしれません。

 

なぜ海外旅行に行きたいかと言えば、家族仲良く過ごした思い出が欲しい、ということでしょう。方向性は価値観とも言えます。

海外旅行に行ったらそれでおしまい、ということではなく、家族仲良く過ごす道はこれからも続く。

 

その道の中に具体的なゴールがあり、達成したら次、となるかもしれませんが、その道の上にいること自体に満足があるので、それで構わない。

よく言われる「目標を次から次へと追いかけると、むなしくなる」という話。あれは、方向性、価値観という視点をすっ飛ばしてゴールを設定するからそうなります。

 

自分が満ち足りる方向性という前提があるなら、ゴールを達成して、次のゴールを設定しても、そのプロセスや道のりそのものを楽しむことができます。

そこにあるのはむなしさではなく充足感です。

 

僕個人の話で言えば、

・学び続けること
・発信し続けること

に喜びを感じています。その方向に進むことそのものが「やりたいこと」であるという感覚。

もっと具体的にするなら、

・成長すること
・コンテンツを作ること
・知性を磨くこと
・極めること
・人に価値を提供すること
・メンタル(脳)を高めること
・フィジカルを高めること
・家族と仲良く過ごすこと
・男としてカッコよくなること

などの「方向性」がやりたいことです。

そこに終わりはないし、終わりはなくていい。

 

なぜなら、その道のりそのものが目的だからです。

 

あるゴールを設定して、達成したなら、またその方向性の中で違うゴールを設定するでしょう。

ゴールを達成したら次のゴールに向かう。そこにあるのは虚しさではなく、充足感。

 

この感覚がないままでいると「自分の人生はこれでいいのだろうか」と思ったり、漠然とした不安感や虚しさのようなものを感じることになります。

 

僕の場合、今は金融経済に取り組んでいますが、それは「学び続けたい」という方向性の中に存在するゴールであり、そのゴールがあることで人生が充実し、楽しくなるから設定しています。

誰かに認められるとかそういう話ではなく、他でもない僕自身が、そのゴールがあった方が楽しいから設定している。

 

だから大事なのは、具体的なゴールの前に、方向性です。

進みたい方向、価値を感じる方向、プロセスを楽しめる自分にとっての北極星は何なのかを見出すこと。

 

じゃあ、その方向性を見つけるヒントは何なのか。

 

自分が何に「価値」を感じるか?

ここが軸になります。

 

価値を感じるとは、

・それが非常に重要だと感じる
・それ自体の中に楽しさを感じる
・それ自体の中に意味を感じる

そういったことを言います。

 

例えば僕の場合で言うなら、「視点の獲得」に強い価値を感じています。

なぜなら、今まで自分が知らなかった視点を獲得することで、自分が変われた、現実が変わった、という実感があるからです。

さらに、視点の獲得自体が「面白い」と感じます。知的好奇心的な楽しさもそこにはある。

 

だからこそ、「学び続けたい」という意欲を持っていて、学び続けることに対して「やる価値のあることだ」と感じられる。

価値あることをやれている、と思えるから日々が充実する。

 

何に対して「やる価値がある」と感じるかは、人それぞれの経験によります。

自分がしてきた経験と、価値を感じることを紐解いていけば、方向性が見えてきます。

 

方向性が見えた後に、具体的なゴールが決めれば、納得感と充実感を持ってゴールに向かうプロセスを歩むことができる。

 

逆に、仕事などで「これはやる価値がある」と感じられないことをしていると、むなしさや「これでいいのか」と感じることが増えます。

それは、自分の価値観がそこにないことをやっている、ということのサインでもあります。

 

可能な範囲で、仕事やキャリアにおいて「自分が価値を感じられること」を織り交ぜられるようになれば、それだけ心の虚しさや空洞は埋まります。

その上で、その方向性の中でゴールを設定し、具体的なやり方、方法、ノウハウを使って、達成していく。

 

仕事やキャリアの話で言えば、具体的なゴールにあまりにこだわると、「今となっては無理なんじゃないか」「現実的ではない」と感じてしまうことがあります。

ただ、方向性という視点で考えれば、選択肢に柔軟性が生まれます。

 

例えば、家族と仲良くするということで言えば、海外旅行だけが道ではありません。

海外は物価も上がって現実的に厳しいと思ったとしても、

仲良く過ごすという方向が目的であれば、「家族みんなで普段は作らない料理を買い物から全部してみる」などでもいい。

 

方向性(価値観)はゴールよりも上位概念だからこそ、より選択の幅が広がり、選択肢に柔軟性が生まれてくる。

 

「それだったらできそう」に出会える確率が上がります。

すると、ちゃんと自分が満たされるアクションが具体的に決まってくるので、人生に対する満足感や充実感も得られる。

 

人生において大切なのは、「どこに到着するか」だけではありません。

どこに向かって歩いているのか。

その方向に進んでいること自体に、価値や楽しさを感じられているのか。

 

ゴールは、人生の終着点ではありません。

自分にとって大切な方向に進んでいくために、その途中に置く一つの地点です。

だから、ゴールを達成したら、また次のゴールを設定していい。

 

そして、達成できなかったとしても、方向性そのものが失われるわけではありません。

 

海外旅行に行けなくても、「家族と仲良く過ごしたい」という方向性は残ります。

一つの仕事を辞めても、「人に価値を提供したい」という方向性は残ります。

一つの目標を諦めても、「学び続けたい」という方向性は残ります。

 

そう考えると、人生の選択肢はかなり広がります。

 

「自分の人生は、これでいいのだろうか」と悩んだとき、新しいゴールを探す前に、

「自分は、どこに向かっているときに、満たされるのだろう?」

「何をしているとき、それ自体に価値を感じるのだろう?」

「結果がなくても、続けたいと思えることは何だろう?」

その答えが、あなたにとっての北極星なのかもしれません。

 

ゴールを決めることより先に、方向を決める。

ぜひ試してみてくださいね。

 

 

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