この記事では、会話に苦手意識を持つ人に向けて「コミュ力をアップさせる」「会話下手を克服する」ための具体的なトレーニング法について解説していきます。
私は16年間、コーチ、メンタルトレーナーとして活動してきました。その経験をもとに【メンタル】の観点から会話の悩みを解決していきます。
最後までお読みいただくことで、何が課題で、具体的にどうすれば解決できるかがわかるようになっているので、ぜひ最後までお読みください。
【記事を書いている人→ 池田潤 コーチ・メンタルトレーナー。20代で6万5千部のベストセラー含む5冊の本を出版(自分の武器を見つける技術、無愛想のススメなど)。1000名以上が参加した心を鍛え整えるジム「イケジム」を運営。コーチ・トレーナーとして心の状態&パフォーマンスを最大化するサービスを提供。京大法学部合格後、ブログを書き始め、今に至る。趣味は、筋トレやボドゲ、読書。毎朝起きてカフェに行くのが日課】
うまくいく会話、うまくいかない会話の違い
会話が苦手なとき、着目すべポイントはいくつもあります。でもまず改めて考えてみたいのが、
比較的うまく会話できているときの自分
についてです。
「いや、潤さん、僕は誰ともうまく話せないんです!」
と感じるかもしれないのですが、例えば、家族はどうでしょう。
兄弟、親、おばあちゃん。もしくは限られた友人。
そういう人たちとの間であれば、初対面の人や合わない人、異性と比べて話しやすいのではないでしょうか?
「それはそうなんですけど、でも家族とうまく話せるようになりたいわけではありません。家族ってなんか、別じゃないですか。
もっと初対面の人とか、学校とか、職場の人との会話についての話なんです」
という意見が聞こえてきそうで、もちろんその意見、言いたいことはよくわかります。
ただ【対人】ということで言えば家族であっても、対人コミュニケーションであり、本質的には同じです。
何が違うかというと、心理状態なんですよね。
相手が変わることで心理状態が変わり、その結果としてパフォーマンスも変わってしまう。
であれば、うまく話せる人との間での心理状態と、うまく話せない人との間での心理状態。
これらにどんな違いがあるのか?
この『違い』を認識していけば、具体的な解決策が見えてきます。
一般的に、うまく話せるときと話せないときで、下記のような違いが生まれていることが多いです。
・無理をせず、頑張らないでいられているかどうか
・素の自分を出せるかどうか
・相手の評価を気にしすぎているかどうか
・相手の評価と自分の価値が一体化しているかどうか
・自分の意見を言ってもいいと思えているかどうか
例えば、家族と話すときは全然頑張ってなくて、気にし過ぎてなくて、ごく普通に、そのままの自分で振る舞っている。
結果、会話で悩むことがない。
そうであれば、家族以外との会話の中でも「そのままの自分を出す」ことが具体的なトレーニングプランになります。
すでにできている場面もあるので、そのできている部分を他の場面でも少しずつ実践できれば、
だんだんとコミュニケーションは改善していくということです。
自分には会話の能力がない、と感じている方でも、実際には少数の人とはうまくコミュニケーションを取れているケースは多いです。
その場合、うまくいっているときといっていないときの違いを明確にして、うまくいっている時の自分を再現できるようになれば、
それだけで大きく前進していきます。
ここからは、具体的なそれぞれの課題について詳しく扱っていきます。
苦手克服には「無理をしない、頑張り過ぎない」こと
うまくいっているときのコミュニケーションの一つの特徴は、
頑張りすぎていないこと
にあります。
例えば、家族との会話では、頑張り過ぎておらず、無理をせず、素の自分を出すことができているのではないでしょうか?
実際、研究でも、素の自分を出せた方がコミュニケーションはうまくいき、かつ、相手の印象も良いことが示されています。
【真正性】と呼ぶのですが、自分の内面と外面が一致していればいるほど、相手の自分に対する印象も良くなるんですね。
これは意外に思うかもしれません。
「良い印象を持たれるには、良い印象を持たれるように頑張ることが大切」
そのような考えを持つケースは多いのですが、そうなると、人前で頑張る、会話を盛り上げようと頑張ることで、
会話が楽しくなくなったり、頑張りすぎて疲れてしまう。
さらに、頑張ることで空回りしてしまって、逆に会話がうまくいかなくなることは多いのです。
ですので、実は会話やコミュニケーションを向上させるとき、重要になるのは、
・頑張らない力
・無理をしない力
・素の自分を出せる力
なんですね。
では、どうすれば頑張らない、無理をしない、素の自分を出せるようになるのか?
いくつか方法があるのですが、僕も実践して非常に効果があった方法が、
だとすればトレーニングです。
僕の場合は、このトレーニングを何回も何回も、毎日のように続けたことによって改善していきました。
だとすればトレーニングとは、簡単に言えばイメージトレーニングの一種です。
例えば、
「友人との間でも家族との会話のときのような状態でいていいとすれば、どんな風に話すだろう?」
「人前で話すときも力を抜いて無理をしないでいられるとすれば、どんな態度でいるだろう?」
「もっと素の自分を出していいのだとすれば、どんな風に話すだろう?」
とまずは良いときの自分を他の人間関係の中でも再現してみるんですね。頭の中で。
あくまでも頭の中でやることなのでリスクがないことがこのトレーニングの特徴です。
リスクゼロで、現場で実践する前に何度も予行演習をしていきます。
そうすると、これまでとは違う状態で会話する自分という選択肢を持つことができるようになります。
多くの場合、いきなり現場でいつもと違う自分であろうとしても、脳の準備ができていないので実践できません。
すると、「あ、やっぱり無理だった」「自分はやっぱり変わることはできないんだ」と感じてしまって、変化を起こすことが難しくなります。
でも、頭の中でイメージするだけならリスクがありませんし、うまくいかなかったら何度でも修正することができます。
また、脳は現実とイメージの区別がついていないので、イメージの中での成功体験は記憶となり、プラスの記憶を作ることと同じことになります。
事前にプラスの記憶を作っておくことができれば、それだけ現場で実践するのは楽になります。
ですので、まずはイメージの中で、
・頑張らずに会話している自分
・無理をせずに話している自分
・素のまま、そのまま、普通の状態で話している自分
を何度も何度もイメージしてみましょう。
それだけでも変化を起こせることは多いです。
会話の悩みはスキルではなくメンタルの問題
会話についての悩みは、スキルの問題ではなくメンタルの問題です。
多くの情報は「会話のスキル」に目を向けます。
でも実際、会話について悩みを持っていない人が特別な会話のスキルを持っているかというと、そんなことはありません。
会話に悩みがない人はごく普通の会話の能力で、ごく普通に話しているだけで、
特別なスキルや技術が必要になるわけではありません。
子供であっても会話はしていますよね。
会話のスキルがあるわけではありませんが、十分に会話は成立しています。
スキルを身につけなければ会話が続かないのであれば、会話のスキルを学ぶ機会など通常ないわけですから、
世の中の9割以上の人が会話で悩むことになります。
しかし、実際にはそうなっていません。
つまり真の問題は【メンタル】にあるということになるわけです。
具体的には、先ほども書いた、
① 無理をしない、頑張らないでいられる
② 素の自分を出せる
③ 相手の評価を気にしすぎない
④ 相手の評価と自分の価値が一体化していない
⑤ 自分の意見を言っていいと思える
というこの5つのメンタリティを構築すること。
例えば、子供時代、自意識が強くなかった頃は、会話で困るということも少なかったと思います。
そのときは、上記の5つができていたんですね。
会話のスキルが今よりもあったわけではなく、むしろスキルは低かったはずです。
しかし、メンタル的な意味で上記の5つが自然にできていたからこそ、会話の悩みはなかった。
つまり、メンタルの改善こそが会話の課題を解決する本質になります。
この本質を改善しないままスキルだけに頼ると、「不自然な人」になってしまう場合もあります。
根本の恐れが解決されないまま、その恐れを隠すためにスキルを身につけていることの不自然さ、
さらに、メンタルの不安定さが会話に出てしまうんですよね。
そうではなく、根本の本質に取り組んでいくことがで非常に大切ですし、会話で悩まない状態を本当に手に入れるための方向性になります。
相手の評価を気にしすぎない
会話がうまくいかないときは、相手にどう思われているかを気にしすぎていることが多いです。
例えば、恋愛の場面、好きな人との会話でうまく話せないことはよくあると思います。
そのとき起こっているのはまさに「どう思われるかを気にしすぎてしまう」状態で、
気にすれば気にするほど、自意識過剰になり、ぎこちなくなり、自然体から離れていきます。
すると、自意識過剰、自然体から離れれば離れるほど、相手から評価も得られない方向で進んでしまうものなんですよね。
逆に、先ほど書いたように、家族との会話であれば「どう思われるか」ということを気にしすぎていない状態でいられています。
だからこそ、自意識過剰にもなりませんし、考えすぎず、自然体で話せ、結果として会話が続きます。
というか、会話が続いているかどうかをそもそも気にしていないのではないかと思います。
そのような状態になれることが理想で、会話が続いているか、盛り上がっているか、
そういうことを気にしすぎないメンタリティを持つことが根本的な解決策になります。
相手の評価を気にしすぎないために大事になるのは、
相手の評価はあくまでも相手の主観を示しているにすぎない
ことを肚落ちして理解することが大切になります。
自分の価値ごとにしない
相手の評価はあくまでも相手の主観を示しているにすぎない
このことを理解することを【自分の価値ごとにしない】と言います。
自分の価値ごとにしなくなれば、相手の目、評価を気にしなくなります。
すると、自然体でいられるようになり、考えすぎることがなくなり、会話で悩むこともなくなります。
相手の評価を気にしない、自分の価値ごとにしない。
このメンタリティが会話においては最も重要なメンタル。
ここができれば、自然に会話ができる相手と似た感覚、ほぼ同じような感覚で会話することができます。
よく、初対面の人とも普通に話して、仲良くなるのが早い人っていますよね。
ああいう人は、深い仲の人と接するときと、初対面の人と接するときの【差】が少ないんです。
当然、全く同じではなく、差はあるわけですが、通常よりも少ない。
その分だけ、お互いが心を開きやすくなり、急速に仲良くなっていくんですね。
では、それを可能にする【自分の価値ごとにしない】とは、具体的にどういうことで、どうすれば身につけられるのか?
簡単に言えば、
相手の評価は相手の主観にすぎない
ことに『気づいていく』ということを実践していきます。
このことについては、下記の記事の中で『価値ごとにしない』という部分でより詳しく説明しています。
一番最初の習慣として解説しているので、「相手の評価を気にしてしまうことが大きな課題だと感じている」場合には、ぜひ読んでみていただければと思います。
自分の意見を言っても大丈夫
これも「相手の評価を気にする」ことと関連していることなのですが、
会話がうまくいかないとき「自分の意見を言ってはいけない」と思いすぎているケースがあります。
自然に話せているときは、自分の意見や考え、話したいことにブレーキをかけておらず、
あまり考えすぎずに話すことができているはずです。
その自然さを取り戻しさえすればよく、つまり、自分の意見を話すことにそこまで強く抵抗する必要はありません。
自分の意見を話さなくなると、【話題の提供】もできなくなります。
相手からの話題提供だけでは相手もしんどくなってしまいます。
もちろん話を聞くことはすごく大事で、相手の話に興味を持って聞くことはした上で、
自分から話題を振ったり、自分の意見や考えを言ってもいいのです。
そこを許可するだけで会話が楽しくなったり、夢中になって話すことができるようになります。
まとめ
今回の記事では、会話が苦手な人がどうすればコミュ力を上げることができるのか?について、メンタルトレーナーの視点から解説しました。
① 無理をしない、頑張らないでいられる
② 素の自分を出せる
③ 相手の評価を気にしすぎない
④ 相手の評価と自分の価値が一体化していない
⑤ 自分の意見を言っていいと思える
この5つができるようになれば会話の悩みを解決することができるので、ぜひ取り組んでみてくださいね。
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