どうしてもやる気が出ない時、メンタルトレーナーはどう考えるか。について書きます。
やる気は色んな要因が絡みます。なので考えるべきことが多いです。例えば、疲労。疲れていると当然やる気は出ません。
その場合は、休むこと、血流を良くすることなどになりますが、
今回は特にメンタル要因について書きます。
・できると思えない
・そもそも価値を感じられない
これらが、やる気が下がる大きな理由です。
「俺はいけるぜ!」「できるっしょ!」と思えている。やることに価値を感じている。
この状態だと、やる気は出ます。
なので、僕自身はやる気が足りないなと感じるとき、上記の2つの視点で自分を診断します。それぞれ解説しますね。
【執筆者:池田潤(コーチ/メンタルトレーナー) 16年間で1万人以上の相談実績を持ち、メンタル専門ジム10年運営で1000名以上が受講。6万5千部のベストセラーを含む5冊の著書を出版。科学的根拠に基づいた「今日からできるメンタル強化」を専門としています。 詳しいプロフィールはこちら 】
できると思えないの壁
例えば、勉強をするとき。「自分は合格できる」と思えているとやる気が出ます。
内心「無理かも」と思っているとやる気は出ず、どうしてもスマホを触ってしまいます。
やるべきことがあるのにできないとき、スマホの誘惑に勝てないとき、「内心、できないと思っている」ことが一つの原因です。
では、そういうとき、どうすればいいか?
やり方を調べること。達成した人の情報を見ることです。
例えば、僕は以前にストリートファイター6というゲームで【マスター】を目指しました。
実際に半年弱でゼロからマスターになれたのですが、それでも半年かかっています。
半年間継続が必要だったわけで、そのとき、ネット上の情報が自分を支えていました。
マスターになった人はたくさんいるわけで、その人たちの存在や情報が『代理経験』になって「俺にもできるかも」と思わせてくれたんですね。
自分に自信を持ちにくいとき、まずは他者の経験や情報を参考にすることを『代理経験』と呼びます。
これは研究で「できる感(自己効力感)」を上げることがわかっています。
まずはそこから入って、実際にマスターになれると「ああ、自分は全くのゼロからでもできるようになれるんだ」という体感が生まれます。
経験による自信向上です。そうなると、今後の人生で「できると思えない壁」が現れる確率は劇的に下がります。
もうその壁はクリアした、ということです。
できるかどうかで不安にならない状態は、やる気を著しく安定したものにしてくれます。
そもそも価値を感じられないの壁
やる気の根源ですね。
「そもそも何のためにやるのか?」この問いに明確に答えられると、やる気の問題は起きにくくなります。
例えば、好きなアーティストのライブに行けるとなれば、どれだけ忙しくても「何とかする」と思います。
好きな人に会えるとなれば、人はなんとか時間を捻出します。
価値を感じられるものに対する人のやる気は無限大です。
なので、
「そもそも何のためにやるか?そこに価値を感じられるか?」
に対してモヤモヤ感なく、ハッキリと「俺はまじです。価値感じてます!」と回答できること。
これが大事です。
例えば、さっきのストリートファイター6の例で言うと、僕がそもそも取り組んだ目的は、
・長年ストリートファイターのプロゲーマーをウォッチしていた
・プロと戦えるレベルに到達してみたいと思っていた
・そもそもゲームが好きである
・この経験をジムメンバーに還元できると思った
・メンタルの成長を見込めると思った
ことが取り組んだ理由です。
そもそも取り組みに価値を感じられているので、感情が内側から沸々と湧いてくる。内発的動機と呼ばれるものです。
その結果、継続で悩むことはなく、淡々と続けることができました。
勉強するにしても、運動するにしても、どんなことでも、
「そもそも何のためにやるのか?それは自分の価値観や願望とマッチしているか?」
ここにしっかり向き合っておくことが大切です。
ここが弱いまま始めても、ちょっとしたイレギュラー、疲労、忙しさなどでストップしてしまいます。
理想は、「やりたい!やらないのは違和感だ」と感じられるところまでメンタルが高まること。
一時の沸騰ではなく、じわりじわりと長く続く炎ですね。
一時の沸騰は外的要因によって生じます。
例えば、
「映画を観て、刺激受けました!」とかです。
他にも、ある環境に行って人の刺激を受けたとか。こういうのはあんまり強くない。長続きしません。
というのも、人は本当に価値を感じるものは、環境とか映画とか、そんなことには関係なく日々取り組むし、触れているからです。
内発的動機に外的要因は関係ありません。
大谷翔平が野球の練習をするかどうかに、外的要因は関係なさそうですよね。
「めっちゃやる気出た!」とか、そういうことではなく、淡々と練習していると思います。
急激に上がったものは、急激に下がります。
重要なのは、「自分が本当に価値を感じている」という内発的なエネルギーから取り組むこと。
それこそが持続可能なエネルギーです。
成果が出せるかどうかは、取り組む前に決まる
と言っても言い過ぎではありません。
僕の場合は、
・筋トレ
・読書
・英語学習
・歩くこと
・食事管理
・睡眠管理
・情報発信
全てに対して心の底から価値を感じています。できる!という気持ちも強くあります。
その結果として続けられているだけで、才能であるとか、そういうことは関係ありません。
実際、僕自身、上記の取り組みが全くできず、やる気で常に悩む時期がありました。当時は本当にパフォーマンスが低かったです。
つまり、人はいつからでもやる気の問題を克服できるということ。
大丈夫です。
取り急ぎ、
・できると思えるようになる
・そもそも価値を感じることに取り組む
この2つをまずは意識してみてくださいね。
色々書きましたが、やる気の問題はまだまだ語り尽くせていません。今後もこのブログで書いていきますし、もしさらなる内容に興味がある方は、メルマガの方でも書いているのでよかったら読んでみてください。色々解説できればと思います。
LINE@でも最新情報、LINE限定コンテンツを随時配信中です。
YouTubeもやっています。
noteも書いています。
:note文章版メンタルトレーニング「自信を鍛えるメントレ」
本も出版しています。
こちら韓国でも出版されました。
「無愛想のススメ〜人間関係が劇的に改善する唯一の方法〜(光文社)」 発売4日で増刷!











