やりたいことができないな、取りかかれないな、というとき、
様々な理由があり得ます。
ただ、一つよくあるもので言うと、
「無意識の完璧主義」によって一歩が踏み出せないことって多いんですよね。
簡単に言えば、「ちゃんとしなくちゃ」「完璧な完成度でなきゃ」というもの。
これってよく言われることではあるんですが、重要なのは【無意識の】というところ。
ちゃんとしなきゃ、完璧でなきゃ、その思いが原因で動けないことがあることをどこかで学んだり、読んだり、聞いたことがある。
でも、【それでもなお】、やはり様々なタイミングでそう思ってしまっている、ということです。
分かります。
ただ、最近のジムのメンバーの事例なんかもあるのですが、
面白いことに、完璧でなくても「やっていい」と許可を出している人にチャンスってやってくるんですよね。
例えば、世の中を見ていて、それほど上手じゃないように見えたり、技術があるように見えない。
でも、なんだか上手くいっていそうな人っていないでしょうか。
実はその人から学べる点ってあって、それが「許可する力」。
完璧でなくてもやっていい、と許可をするから機会が与えられる。
そして、やっているうちに力がつく。
この順番。
許可して、機会が与えられて、力がつく。
もちろん、そもそも力をつけることも非常に重要なことなのですが、
力があっても許可ができなければ機会は与えられないものです。
自分から拒否したり、拒絶してしまったり、なぜかうまくいかないようにしてしまうからです。
自分からうまくいかないようにさせてしまうことって本当にあるんですよね。
それは自分自身が自分に許可を出せないから。
チャンスがチャンスに見えなかったり、せっかく掴んだと思ってもなぜかダメになったり。
力があったとしても許可ができなければ、リアルにそういうことが起こります。
逆に、許可する力があれば機会が与えられる。
チャンスに気づけるし、気づいたときに飛び込める。
機会が与えられると、経験を積むことになるので、力がつきます。
ジムに【許可する力の達人】みたいな人がいるのですが、
とある仕事を素人レベルからスタートして、今はしっかりとお金をいただき、
さらには企業のサポートまでしています。
ゼロからのスタートで、それが元々得意だったとか、
才能が非常に突出していたとかではなかったそう。
でも、許可ができるから自分から「やらせてください！」と言えるし、
来たものに対してパッと飛びつける。
飛びついたときは実はできないんだけど（笑）、だんだんとできるようになっていく。
完璧になってから、、、と考えるとなかなかそれができないんですよね。
なぜなら、完璧になるときが一向にやってこないからです。
「完璧になってから、、」と考えてしまうとき、
メンタル的には、ダメな点、できていない点を見つけやすい状態になっています。
すると、どれだけ成長しても、結局はできていない点、ダメな点を見つけ出してしまう。
だから、いつまでもスタートができなくなってしまうし、スタートしても途中でやめたくなる。
そのパターンがある場合、もう今の時点で結構な力がついていることも多いです。
なので、もう今からやっちゃうこと。
完璧になるときを待たず、やっている間に完璧に近づくし、
力はついていくものなのだと考える。
無意識の完璧主義を意識化して、今までだったら足踏みしていたところで踏み出してみる。
とりあえず今の自分でやってみる。
その選択ができるだけで変わることはたくさんあるものです。
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