これだけたくさんの本が出ていて、YouTubeなどでも情報に溢れているのに、
「自分のやる気問題は解決しない」
と感じることがあるかもしれません。
なぜそんなことが起こるかというと、やる気というのは非常にパーソナルなものだからです。
パーソナルなものというのは、一般論ではなく、自分独自の事情が関与する領域だということです。
例えば、
・自分の価値観
・自分が描く理想
・これまでの生活習慣
・食事や睡眠の質
・取り組もうとしていることの熟練度
・何が好きで、何が嫌いか
・どういう方法を好むのか
・状態を下げる要因は何か
・認知の癖
など、自分個人の事情がすごく大きくて、だからこそ、自分の質問していきながら、試行錯誤していきながら、
自分のスタイル
を確立していくことになります。
「自分はこういう風に考えがちだから、別の認知を持つようにする。
生活習慣のここが乱れがちだから、そこを改善する。
自分にとっての一歩はここから始めること。
運動が少なくなりがちで、結果、血流が悪くなりやる気の低下につながっているから、運動の優先順位をまず上げる」
という風に、自分自身にとっての解決策が必要なんですよね。
なので大事になるのは、新しい知識というよりも、自分を振り返り、自分にぴったりの対策を打つことです。
ただ、それがなかなか難しかったりするので、例えばパーソナルトレーニングやジムのQ&Aでは、僕がコーチとして質問したり、
言語化が難しく感じられている部分に関して言語化のお手伝いをしたり、
足りない知識については提供させてもらったりしています。
これはやる気の話だけのことではなくて、本当に僕たちがよくなろうと思ったときに大事なのは、
自分にとっての解決策
であり、一般論ではないんですよね。
一般的に、研究ではこうなっている、法則はこうだ、ではなく、
「自分の場合はこれが有効だ。自分はこうしていけばいい」
という、自分にとっての解決策こそが最も重要。それを得ることができれば、
・未来に対する希望を持ちやすくなる
・実際に効果があるので日々成長を感じられる
・成長を感じることが自己効力感を高め、やる気につながる
という風になって、どんどん自分も人生も良くなっていきます。
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