昨日はジムのオンラインQ&Aでした！
オンラインQ&Aでは、時間の許す限りメンバーからの質問に回答していく時間になっています。
やはり、直接質問したい、相談したいことはあると思うので、毎月１回必ず直接質問していただける機会を設けています。
色んな質問をいただいた中で、
「いかに明るい気分が生まれる捉え方ができるか」
「明るい未来を自分の中で描けるか」
という【認知】の話も出てきました。
【認知】は僕らの状態にはめちゃくちゃ影響していて、ネガティブな状態になってしまうときは、ネガティブな認知を持っているものです。
例えば、
「あの人に悪く思われたのでは」
「自分にはできないだろう」
「恋愛をしてもうまくいかない」
「自分の商品は売れない」
「上司のあそこが嫌だ」
「なんで分かってくれないの」
など、上記のような思いが生まれる認知が活性化すると、僕らはネガティブな感情を感じます。
ネガティブになりやすい、前向きになれない分野においては、【ネガティブな認知の癖】があるもの。
ただ、その認知は基本的に無意識化しています。
無意識に発動しているので、ある出来事が起こったときに、自動的にネガティブな感情を感じてしまう。
なので、あたかも、
「この出来事によって感情が低下した」
「あの人の言動で状態が下がった」
と感じてしまいます。
しかし、実際には、出来事や言動ではなく、
それらを自分が【どう認識したか】の方が感情に対する影響力は大きいのです。
ネガティブ感情にも理由があり、なんらかのネガティブな認知が活性化していることによって、そのような感情を感じています。
そのとき大事なのは、自分の認知の癖を意識化できること、です。
認知の癖を意識化できれば、無意識の反応で自動的にネガティブになったときに【気づく】ことができます。
気づくことができて、認知の癖との一体化が外れていけば、
新しい選択肢、新しい感情、新しい行動を取れるようになっていきます。
例えば、
「あ、また現状だけに目を向けている。望む未来から現在を眺めてみよう」
「自分の価値とは関係のないことを、関係あると勘違いしてしまっているな」
「タテの関係の下の立場にまた入ってしまった。そんなことをする必要はない。自分も価値ある存在なんだから、こうしたい、という自分の思いを伝えていい」
「相手に評価されるか好かれるかは自分の価値と全くの無関係。
そう思えているなら、これをするだろうな」
「また先に人から『分かってもらいたい』と思っている。
分かってもらいたいという期待が強くなることで、期待と現実のギャップが生まれ、このネガティブな感情が出てきているな」
そうやって「気づいて整える」トレーニングをコツコツとやっていくことで、これまでの癖から解放されて、良い状態を自分で作れるようになっていくんですね。
なぜ人が変われないと感じるかと言えば、無意識の癖に対する意識化ができないからです。
無意識を意識化するために言語化する作業のことを、【向き合う】と言います。
この【向き合う】という作業を進めていくことができず、その作業が進まないままに人生を終える人も普通にいますし、
何年、何十年とかかる人もいます。
（その場合、同じ課題が人生で起こり続けたり、同じネガティブな感情が出てくることになります。逆に、一旦解決できさえすれば、その後、同じ課題では苦しまない）
しかし、実際、そんなに時間をかける必要はありません。
意識化する、言語化するのは自分だけでやる必要はないですし、
実際、そこまで難しいことではないからです。
メンタルを向上させることが難しいと感じる人もいるかと思うのですが、
もちろん一瞬でできるとは言えないものの、「自分には無理だ」というのはあり得ません。
人間であれば誰でも筋肉がつくように、人間であれば誰でもメンタルは良くなります。
大事なのは、やり方です。
適切なやり方、適切な方法を採用していくこと。
良くなれるかどうかは、【良い方法を採用して実践する】という本当にそれだけのことで決まるんですよね。
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