メンタルを変えるには【具体性のある取り組み】が必須である理由

メンタルを向上させる取り組みにおいて大事なのは、とにもかくにも『具体性』があることです。

心理分野というのは、とにかく方法が曖昧になりがち。

内面のことは個人の感覚が関わることなので、具体的にしないと、

ちゃんとできているかどうかよくわからない

ということになりやすいんですよね。

これはパーソナルトレーニングを実施するときによくあることなのですが、

本で学んだことを実践しているつもりになっていたけど、実際確認していくと、全然実践できていなかった、ということは非常によくあります。

例えば、「自分で自分を満たす」ことに取り組んできました！と言ってはいるけれど、

実際には全然自分の心が満たされていない、とかです。

感情的に明るいものになっていない、ポジティブな感覚を感じられていないのであれば、

それは「うまく実践できていない」ことを意味します。

それだと、なかなか変われた、という実感を得るのは難しいです。

例えば「自分で自分を満たせるようになる」というのも、自分にとっての具体的な方法を見出す必要があります。

そして、実際に本当に「満たされている」ことが大切です。

本当に満たされた【感覚】を感じられていることが大事で、そういう【感覚】を感じる回数をどんどん増やしていくこと。

そのためには、自分を自分で満たせる具体的な方法を見出していく必要があります。

例えば自分で自分を満たすということについて言えば、

・行動
・思考

の２つが大切です。

２つの分野において、自分が満たされるようなものを具体的に見出していく。

・今あるものに目を向け『味わう』
・今ある幸せに目を向け『味わう』
・愛されることより、愛する感覚を感じてみる
・目の前のことに没頭する
・好きなことをただ楽しむ
・自分なりのゴールを定め、ゴールに向かうことを楽しむ
・自分の価値観を明確にし、価値観を満たすことで心を満たす
・価値観を満たす行動を具体化して実行する

など、色々とできることはあります。

上記のことは全て「自分だけで完結する」ことなので、自分で自分を満たすということそのものです。

これを抽象的に、

「自分を愛しましょう。自愛です」

「自分を癒しましょう」

「感情を感じ切りましょう」

と言われても、なかなか変化は実感できないと思います。

時間だけが過ぎ、感情的に変化した、変われた、とは思えない現状が続いてしまいます。

逆に、効果のある方法に取り組み続けることができれば、

僕らのメンタル状態は着実に良くなっていきます。

ということで、メンタル、心の状態を良くする取り組みをする際は、

必ずその取り組みを具体的なものにする