さて今日は、質問をいただきましたので、【自分や他人に対する失望感】というものについて書いていきたいと思います。
失望というのは、基本的に「期待」から生まれます。
期待があるから、その期待に満たないときに失望を感じる。
このとき大事なのは、「期待しない」ことというよりも、「期待値を調整すること」です。
よくあるのは、「これくらいはできる」と思っていたのに、実際には全然できなかったという状況。
このとき「このくらいはできる」という期待が高かったことを意味します。
こういうことは非常によくあって、現実やってみたら意外に難しかった。現実やってみたら成果が全然出なかった。
仕事でもビジネスでも勉強でも、運動でも、期待通りにならないことはよくあります。
このとき大事なのは、その現実を「受け入れること」「価値ごとにしないこと」です。
例えば、昔は運動できたのだけど、久しぶりにやってみたら全然動けなかったとしましょう。
期待と現実に差があったわけですね。
そうなると、まずはショックを受けます。
できると思っていたことができず、自分が若い頃とは違うことを目の当たりにした。
そのとき、例えば失望感を緩和するには、
・年齢というのは自分の責任ではなく誰もが重ねるものであり、それによって体の機能が低下するのは自然なことである
・年齢という形で体の機能が低下することと自分の価値は関係ない
・もし機能を高めたいなら、今機能が低下していることを受け入れた上で、機能を高める取り組みをすればいい
と考えます。
期待値を整えていった上で、願望がある場合には、今の自分を受け入れた上で、今の自分に合った小さな一歩を行動に移していきます。
小さな行動という形で具体化することも非常に大事です。
なぜなら、願望を実現する方向で進むのなら、
具体的に何かを変えなければ、同じ結果が出続けるからです。
同じことを続けるなら同じ結果が出続けるのは自然なことですが、
その度に失望感を感じることになります。
なので、結果が変わるような具体的な行動、施策、アイデアを考えること、実行することは極めて大切になります。
ただ、メンタルや心身の状態によっては「行動」にものすごく高いハードルを感じるので、
まずは心身を整えること。
まずは小さな行動を起こせる自分になること。
そんな自分を受け入れることがスタートになるケースもよくあります。
他の事例で、例えば、ビジネスや仕事で集客ができなかったとしましょう。
そもそも集客というのは非常に難易度が高いものです。
なので、全く集客ができない、売れない、ということも当たり前にあります。
この期待値の持ち方も大事で、一つも売れないなんてこともザラにありますし、
特別な工夫などがない場合は、売れないことはごく一般的です。
そうなったとき、
・売れると思っていたのに売れなかった
となり、失望感を感じる可能性があります。
その失望感が「自分」に対して向くこともあるかもしれません。
でも、そもそも売る、つまり買ってもらうのは難易度の高いことです。
なので、売れないことも一般的なこと。
そんな風に、期待値をまずは整えます。
もしそれでも売りたいということであれば、
相応の工夫をして、考えて、試行錯誤していくことが必要になります。
そう捉えることができると、
・今売れないのはまだ工夫や試行錯誤が少ないからであって、自分がダメだからではない
と考えることができます。
僕がよく言う【やり方の問題】ですね。
やり方の問題だと考えれば、自分への失望感は薄れます。
同じことを続ければ同じ結果が出続けるのは自然なことで、
違う結果が欲しいなら違う施策を取ればいいだけだ、と思えるからです。
そこに自分への失望感は関係なくなります。
大体、集客などを考えるときは、3〜10個は最低でも施策やアイデアを考えておく必要があります。
もし、たった1つのアイデア、たった1つの集客方法だけになっている場合、現実問題としてそもそも集客は困難です。
どれだけ素晴らしい商品だとしても、ですね。
その場合、単に方法の不足、種類の不足にすぎません。
なので、結果が出なくても自分に対して失望感を感じる必要はなく、
ただ、方法やアイデアを工夫していけばOKです。
向き合い、考え、仮説を立て、新しいアイデアを考えていく。
ここでも、そうやって考えたり具体的な行動をとることが難しい状態であることもあり得るので、
その場合は、まずは疲れをとる。
心身を回復させ、行動できる自分になる。
そうなればなるほど、アイデアを考えることができ、しかも実行に移すことができるので、少しずつ結果が変わってきます。
結果の変化を体感すれば、
「ああ、やっぱり自分の価値とは関係なく、ただのやり方の問題だった」
と感じられるようになります。
そうすれば、結果が出ないときも自分への失望感を感じなくなります。
結果が出ないことが自分への失望感に直結しないんですね。
なぜなら、
「結果が出ないなら、結果が出るやり方、方法、適切な取り組みをすればいいだけで、そこに自分の価値は一切関係ない」
と割り切って考えることができるからです。
・期待値を整える
・現状の自分を受け入れる(どうせ成長するのでどんなところからスタートでも大丈夫)
・疲れをとる
・行動できる自分を作る
・望む結果があるなら、そのための具体的な方法をいくつか考える(1つだと、その1つがダメだったときに失望するので、必ず複数個考える)
・具体的な方法を実行する
・結果を見ながら試行錯誤する
そうやって取り組んでいくことができれば、自分への失望感を感じずにプロセスに取り組むことができ、
良い状態で望む結果に到達することが可能になります。
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