いじめられることで、本物の愛と自信を手に入れた話。

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以前の僕は、自分を責めるプロフェッショナルの流儀でした。

 

 

自分に自信を失ったきっかけとしては、

小学校5年生の頃にいじめられたことが大きいのですが、

ただ、人は変わるものです。

 

今となっては、いじめられたことによって、

 

本物の自信と自分への無条件の愛を手に入れることができた

 

と深く感じています。

 

当時はその出来事を、

 

「自分は価値がないんだ」

「自分は自分らしくしていると嫌われるんだ」

 

という受け取り方をしていました。

 

でも、本当はあの出来事は、

本物の自信と愛を与えてくれる出来事だったんですよね。

 

 

当時、みんなが僕と距離を取り、話さないようにしていました。

 

僕のことをそこまで嫌っていたわけでもなくさっきまで普通だった子も、

掌を返したように、周りの声の影響を受けて離れていきました。

 

「潤ちゃん自身のことが嫌いなわけじゃないけど、なんか空気的に離れた方がいい気がする」

 

というような感じです。

 

小学5年生の子供が、昨日まで一緒にサッカーを楽しんでいた子たちから突然無視され、

 

お昼休み一人でどこで何をすればいいかで悩み、

 

休み時間が来るのが怖い、という状況になりました。

 

でも、そこにある男の子がいました。

 

その子は周りがどうとかそういうことにはあまり関心を示さず、

どこか超然としていました。

 

どこかに属するのでもないけど、

みんなと仲良くもやっていて、嫌われてもいませんでした。

 

小5ながらに、1人でいる強さみたいなものを持っていたんですよね。

 

その子だけは、いじめられていた僕にもごく普通に接してくれていました。

 

可哀想がるでもなく、いつも通り、

普通に接してくれた。

 

それがすごく嬉しかったことを覚えています。

 

 

また、あるとき、授業中にお腹が痛くなったことがありました。

 

休憩時間になって、トイレに行きたいけど、

いじめられている状況でトイレにはなかなか行けません。

 

どうしたらいいんだと八方塞がりになって、泣き出しそうなりました。

 

そのとき、女の子3人組がやってきて、

 

「池田ー、どうしたの?」

 

と声をかけてくれて、お腹が痛いんだと話すと、

 

手を引っ張って、3人で保健室まで連れて行ってくれたんです。

 

保健室のベッドに横になっているとき、違う理由で泣き出しそうになりました。

 

 

最終的に、いじめの状況に気づいた先生がみんなで話し合う場を用意してくれて、

 

僕が泣きながら話すと、

いじめていた子たちも泣き出してしまいました。

 

みんな、いじめなんて本当はしたくなかったんです。

 

でも、なんだかそうしないといけないんじゃないか、次は自分なんじゃないかという恐怖で、

 

仕方なくそうしていた。

 

僕のことを心配してくれた先生が用意してくれた場で僕らは、

 

「こんなことは、もうやめよう」

 

と、心から思うことができた。

 

そして、

 

お互いがお互いの感じていたことを正直に打ち明けたそのときから、

 

僕がいじめられることは二度とありませんでした。

 

(それから10年以上の月日が流れ、

僕は、僕をいじめていた張本人たち3名の結婚式に呼ばれ、

彼らの結婚を心から祝福しました)

 

僕はこの経験から大切なことを学びました。

 

それは、

 

【それでもなお、愛されている】

 

ということ。

 

望まない状況の中でも、

そこに確かに愛はあったし、

それでもなお自分を愛してくれる人がいた。

 

いじめられたそのときでも、

普通に接してくれた男の子。

 

(後にこの子とは、小中高大まで全て一緒のところに行く大親友になりました。

中学時代は自分たちの部活をやりながら謎に一緒に音楽部に入りコンクール出場、

高校時代は共に演劇を作り上げ文化祭や修学旅行で披露し、

 

受験においては、

二人仲良く、浪人しました。笑

 

しかし、その後、

二人仲良く、

京都大学法学部に合格しました)

 

いじめられたときでも、

そんなことは気にせず、

保健室に連れていってくれた女の子たち。

 

自分のことを心配して、

懸命に動いてくれた先生。

 

いじめられていたときも変わらず愛してくれていた家族。

 

そして、

 

僕をいじめていた子たちの中にさえ、

確かに愛はありました。

 

僕はいじめられるという経験を通じて、

 

【それでもなお、愛されている】

 

ということを学びました。

 

僕にとってあの経験は今、

 

かけがえのない思い出

 

になっています。

 

そう心の底から思えるようになったことも、

自分自身がメントレに本気で取り組んできて良かったと思えることの一つです。

 

そう思える心があるからこそ、

 

苦しいときがあったとしても、自分を応援してくれている人、自分に愛を注いでくれる人の顔が思い浮かび、

前に進む力を与えてくれるんですよね。

 

僕自身の人生経験が、

この文章が、

少しでも何かを感じるところのあるものになれば幸いです。

 

 

 

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