状態やパフォーマンスが低下するときというのは、
・できる力（願望実現できる）
・大丈夫力（自分には価値がある）
この２つのいずれか、もしくはいずれもが欠けている場合がほとんどです。
願望が実現できると思えていない
自分には価値があると思えていない
この２つの感覚が僕らの状態を下げるもので、
現実を生きる中で僕らは様々な「結果」に出会います。
その「結果」から自分の価値を判断したり、
その「結果」から自分の願望が実現するかどうかを判断する。
そうすると、結果というのはいつでも望むものが出るわけではないので、
目の前の結果に一喜一憂して「願望が実現するか」「自分には価値があるか」を判断してしまうと、状態が不安定になってしまうわけです。
さらに、例えば、
できる力（願望が実現できると思う力）が低くなると、
「やりたいことが分からない」と悩むことも出てきます。
というのは、人間、実現できると思えていないことを「やりたい」とは思えないからです。
やりたいこと探し云々の議論であまり扱われることがないのが、
「その人が自分にどれだけの自信を感じているか、できる力があるか」
という視点です。
例えば、「自分に恋人はできる」と思えていない場合、
「恋愛をしたい」という願望を願望だと認識することはできません。
「自分は自分でお金を稼げる」と思えない場合、
自分で何らかのビジネスや副業を始めようとは思えない。
逆に、できる力や大丈夫力が高くなると、自分の中で自然に湧いてくる願望に対して、
許可を出しやすい。
できるだろうと思えるので、やってみようと思える。
だから、意外に、できる力や大丈夫力を鍛えていくことがやりたいこと発見のカギを握っていることもよくあるんですね。
現実に現れる様々な結果、出来事の中で、
願望は実現するという思いが弱っていないか？
自分にはそもそも価値があるという思いが弱まっていないか？
そこを一度チェックしてみてほしいと思います。
もし、できる力と大丈夫力を高めることができたなら、
もっともっとパフォーマンスは上がっていくし、状態は安定してきます。
すると、取り組みを続ける力も上がってくる。
できる力と大丈夫力は僕らの状態・パフォーマンスの根幹であり、
後天的にそれらは鍛え上げていくことができます。
自分には価値があり、自分の願望は実現できる。
そう思えるメンタルを培っていくこと。
それが本当に大事なことなんですよね。
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