ある日、私のメールボックスに１通のメールが届いていました。
それは、長い付き合いのある知り合いからのメール。
そこには悲痛な思いが綴られていたのですが、
要は、好きな女性に全く相手にされない、という話。
その人は、心優しいすごくいい人なのですが、どうも恋愛が上手くいかない。
そのことをすごく気にしていて、
自分のことを否定したり責めたりして、苦しんでいました。
男にとって、女性に相手にされないというのは結構苦しいことで、
自分を否定されたような気持ちになってしまうこともある。
その人はまさにそのような状態で、自暴自棄に陥りそうになっていました。
ただ、実はこの手の話というのは本当によくあること。
今もこの世の中でたくさんの悲劇が起きているはずです。
いい人は、報われません。残念ながら。
報われる人には、ある特徴がある。
そして、大体、報われている人は「最初からそれができている」ので、自分がなぜ報われているのかわかっていない。
だから、報われている人に「どうすればいいんですか？」と聞いても無駄です。
報われなかったけれど、必死こいて報われる人になった人でないと「うまくいかない真の要因」はわからないもの。
個人的に抱いている思いとして、「意識の高い人、心優しい人はもっと報われるべき」と思っています。
でも、いい人ほど報われないという現実がそこにはある。
世の中には「報われない人」がいて、そういう人ほど根は優しかったり、本当に心が綺麗だったりする。
そういう人には一つだけ足りないものがある。
それが足りないから、現実が上手くいかなかったり報われなかったり。
大事なことは、
いい人は報われない
セルフイメージの高い人は報われる
ということ。
いい人とはすなわち、セルフイメージが低い人。
この事実に気づき、それを自分の人生に応用すると、本当に驚くほど現実が動いていき、対人関係の悩みはほとんどなくなってしまいました。
セルフイメージが高いとは、傲慢であるとか調子に乗っているとか横柄である、ということではありません。
それらは、セルフイメージの低い人の特徴です。
低いから、そうなる。
ここの体感部分が重要で、多くの人はセルフイメージという「言葉」は知っていても、それを自分の人生には応用できていないし、生かせていない。
結局、「知識」レベルになっている。
どんなセミナーを受けても本を読んでも、それが知識レベルであるなら意味はありません。
そういうものは、全部無駄。
そして、「知っている」という感覚は、どんどん人を「学べない人」にしていく。
そこに価値を感じられなくなるからです。
今起こっているのは、
知識が氾濫することで「知っている」ことが増え、「知っている」がゆえに価値を感じられず、それを本当に体得することができない
という状況。
価値を感じないなら、人はそれを本気で学ぼうとは思いません。
でも、価値を感じなくなったのはそれを「知っているから」というだけのこと。
「あーそれ、知ってる知ってる」
いや、知っているかどうかはどうでもいい。
できているかどうかが全て。
「身についているか」「体得しているか」が全て。
価値を感じないのは、
知っているから刺激がなくなって、もういいかな
となっているだけのこと。
そうなってしまうということは逆に言えば、
知的好奇心を満たすために学んでいた
のだとも言える。
できてないのに満足しちゃってるわけだから。
トップアスリートになる人は、毎日同じような練習をしています。
だから、上手になる。
毎日新しい練習、刺激的な練習なんかしていません。
でも私たちはいつも「刺激的な何か」を求めさまよい、知的好奇心は満たされるけど、結局人生は良くなっていない、ということが起こるのです。
何かを身につけようと思えば、最初の頃は継続して、何度も意識づけるところから始める。
トレーニングのような感じになります。最初の頃は。
ほとんどの人はその時期を通っていないというか、知って満足、の段階で終わっている。
はっきり言って、色々見てきて、「この人は一体何を学んだんだ？」と思う人も残念ながら多いし、
真に学びを得た人は、学びを得ていない人よりも魅力的になっていくものです。
人と人を比べるわけではないです。
言葉にするのは難しいですが、その人なりの魅力を発揮するようになっていくということ。
結局、セルフイメージが低いと本当に報われないし、魅力の根源はセルフイメージの高さなんですよね。
それは自己愛と言ってもいいし、自己受容と言ってもいいですが、
そういう部分を本当に自分のものにして自分の魅力に気づいていくことが、今後必須になってきます。
これからは、直接会ったときに「残念な感じ」だと、ビジネスも上手くいかなくなってくる。
「本物」であることが一層問われてくる時代。
今回「イケジュンジム」という「ジム」をやるのは、きちんと学びが体感になるまで落とし込んで欲しいから。
『できるまで、やる』
これです。
もう一度言います。
『できるまで、やる』
これが一番大事。
ジムでは私がトレーナー、コーチとなって、ライザップばりのコミット感でやっていきます。笑
心のマッチョを目指して。笑
セルフイメージという分野一つだけでも本当に理解し本当に体得できたら、それは今後一生モノの財産になります。
お金には代えられない価値がそこにはある。
そろそろ気づくべき。
よくなれないのは、その方法を「知らない」からではなく「身についていない」からだということに。
そのことに気づかない限り、お金も時間も人生も、全部を浪費するだけになってしまいます。
逆に、身につけることの大切さに気づき、そこにコミットできたら、今までの努力が全て報われる。
これからも「報われる人」であり続けることができる。
のです。
長くなったので、今回はこのへんで。
イケジュンジムは明日で募集終了。続々と申し込み入ってます。楽しくなりそうです。
※注意
写真のお兄さんはかなりのマッチョですが、イケジュンジムは、体をマッチョにするジムではございません。心をマッチョにするジムなので、肉体派マッチョを目指す方が誤って申し込みをすることのないようお願いします。
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