モチベーションで悩まないメンタルの作り方

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今日はモチベーションについて書いていきます。

 

モチベーションは基本的に、上げるものではなく、上がるものです。

 

例えば、午前9時が始業で、午前9時までに会社にいる必要があるのに、午前8時45分に目覚めたとします。

会社までは30分かかります。

 

そのような状況になったとき、「やば!!」となって、めちゃくちゃ急ぎますよね。

 

脳にスイッチが入り、ものすごい行動力を発揮すると思います。

 

つまり、モチベーションが上がっています。

 

なぜモチベーションが上がっているかというと、午前9時に会社にいることがスタンダードだからです。

 

それがコンフォートゾーン(快適領域)。

 

そこからズレるのは嫌だと無意識レベルで感じるので、モチベーションが結果的に生まれます。

 

モチベーションとはつまり、【自分にとっての快適領域に近づこうとする意志】のことを言います。

 

なので、モチベーションを上げたいと思った時、考えるべきはモチベーションそのものではありません。

 

自分がどこにコンフォートゾーン(快適領域)を持っているか?

 

ここを考える必要があります。

 

モチベーションが上がらない、つまり、やる気が出ない、動けない、行動できない、めんどくさいという感情が強い人は、

現状にものすごく強い意識があります。

 

現在の自分こそが自分自身で、変われる、良くなれることにイメージが湧かない状態です。

 

モチベーションは「未来の自分への臨場感」の結果として生まれる側面が強いので、

未来の自分をイメージできない場合には、上がってきません。

 

例えば、ダイエットを考えた時、最初の頃は高いモチベーションがあるのだけど、だんだんと下がってくることがありますよね。

 

あれは、最初の頃は「ダイエット成功時の自分」に対してワクワクする臨場感があったのだけど、

日々のことに追われる中で、そのイメージを持てなくなった。

 

他にも、自分なりに取り組んだのに、体重が減らなかったとき。

 

「自分にはダイエットは無理なんじゃないか…」

と感じてしまいそうですよね。

 

できない、結果が出ない、という状況になると、これまた『未来への臨場感』が下がります。

 

結果、モチベーションが生まれません。

 

未来に臨場感(未来の自分にコンフォートゾーンがある状態)を感じることができなくなったことで、モチベーションが生まれなくなってしまったわけです。

 

なので逆に言えば、シンプルに、

「自分ならできる」

と思えている人はモチベーションが高いです。

 

モチベーションで悩むという概念自体がないことも多いです。

 

もちろん身体的な疲労などでやる気が出ない日もありますが、

それは身体的な問題であってメンタルの問題ではなく、疲れが取れ次第、活動をすぐに再開させたくなります。

 

こう考えた時、モチベーションの問題はシンプルに、

「自分ならできる」

と思えるかどうかに帰着します。

 

・ダイエットできる
・転職できる
・資格を取れる
・結婚できる
・収入を上げられる

このように思えるメンタルを構築することが根本的な解決策です。

 

上記のように思えるからこそ、心をワクワクさせることができます。

 

できると思えれば、未来を考えたときに「そうなったら本当に楽しいだろうな」と心がウキウキします。

 

このウキウキ、ワクワク感が行動につながるわけです。

このウキウキワクワク感は「できる」と思えない状態では感じられません。

 

未来をイメージしようにも、その未来が全然リアルに思えない。

遠い夢物語に思えるので、ワクワクしないんです。

 

例えば、小旅行に行く、と考えてみてください。

小旅行くらいであれば、リアルにイメージできると思います。なぜなら「それならできる」と思えているからです。

 

できると思えていることに人はリアリティを感じることができます。

 

小旅行であれば、具体的に色んなことがイメージできるでしょう。

旅先の景色、ホテルの部屋、温泉、食事、食べ歩き、自然…

 

どうでしょう。そういったものをイメージすればするほど、ワクワクしてこないでしょうか?

 

できると思えるとリアリティが生まれ、リアリティが生まれるほどワクワクし、ワクワクすればモチベーションが湧く。

 

これがメンタルの仕組みです。

 

今、資格試験の勉強をされているクライアントがいるのですが、

昨日のセッションでも実際に、未来への臨場感を高め、リアリティを生み出し、モチベーションを高めるトレーニングを行いました。

 

その結果、「勉強への感情はマイナスもありませんが、プラスもありません」という状態から、

「今すぐに勉強したいです」

という状態まで上がっていきました。

 

このトレーニングを続けていけば、資格が取れている自分、その先の自分こそが本当の自分であり、そうなって当然だ、できる、と思えるようになり、

 

その分、自然にモチベーションが生まれることになります。

 

モチベーションの問題は、モチベーションそのものではなく、

未来の自分にどこまでリアリティを感じられるかで決まる

んですよね。

 

 

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