ミスをしたくらいで人はあなたを嫌いになれない。

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ミスをすること、失敗することって怖いよね。

何が怖いかって、ミスをしたり失敗したときに「失望されること」なんじゃないかと思う。

 

でも、ある人が何かミスしたとして、

たったそれだけのことで、その人のことを嫌いになることってありますか?

 

例えば、常連になっているカフェのウェイトレスの中に、頻繁にミスをする人がいる。

よく「ガシャン!」と音がする。笑

でも、だからといってその人は全然嫌われていないし、むしろ好かれている。

みんな「そういうもん」と思って、できる人がフォローしてる。

で、本人もミスをしたら申し訳なさそうにしているのだけど、

でも、その後はケロリとしていたりする。

 

逆に、なかなか普段はミスをしない人がいて。

 

あるときその人に注文を取ってもらった。

自分は酸味の強いコーヒーが苦手で避けているのだけど、

そのウェイトレスが日替わりのコーヒーが酸味の強いコーヒーのときに「苦味のあるコーヒーです」って言っちゃって、間違えちゃったんだ。

で、酸味のあるコーヒーが来ちゃって、他のウェイトレスが「池田さん、酸味ありますけど大丈夫なんですか?」と聞いてくれて、「あ、あの人が間違えちゃったんだ」となったんだけど、

普段ミスをしないその人がそのことに落ち込んでいる様子で、自分を責めている感じだったのね。

普段全然ミスをしないわけで、日頃頑張っているわけだからまあそれくらいのことはあるでしょう、とこっちは思っているのだけど、

本人はそう思えないらしく、ちょっと沈んだ顔をしていた。

一方で、もう一人の子は今日もガシャン!とさせながらケロリとしていました。笑

 

これって、少しだけ深く見ると、

自分はミスをしても愛される(愛されている)

のか、

自分はミスをしたら愛されない

と思っているのかという違い。

 

でも、よーく考えてみると、仲の良い誰かがミスしたくらいでその人のことを嫌いになるとかってないよね。

ないんです。そんなこと。

それで嫌いになられるなら、さっさと嫌われた方がいい。

その人、愛情なさすぎだから。笑

 

つまり何が言いたいかっていうと、

 

ミスをしても別に全然愛される

できないことがあっても全然愛されている

 

ということ。

そこをもう少し信頼してみないか?ってことなんです。

 

何かできないことがあったら私は見捨てられてしまう

 

そんなことを信じていないか?ということ。

 

あの人に嫌われたかも!

あの人に見捨てられたかも!

その「あの人」は、そんなに薄情なんですか?笑

 

そんなに薄情なら嫌われた方がいいし、

実際、そんなに薄情じゃないんだ。

 

自分が「嫌われた」「見捨てられた」と思い込んで、

自分からフェードアウトしてしまう。

結果、本当に見捨てられたかのような距離が開いてしまう、というだけのことなんだ。

 

その状況を客観的に見てみれば、

ある意味、その人の現実はその人が信じた通りになっている。

実際は見捨てられたわけではないけれど、本人の現実からすれば見捨てられたことになっている。

そう信じれば、現実はそうなる。そう見える。そういうことになる。

ということなんだよね。

 

だから、自分がこれまで信じてきたことをほんの少しでいいから疑ってみて、

ほんの少しでいいから、新しいことを信じ始めてみよう。

 

みんな、実は結構優しいかもよ。

 

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