人は自分の意識の持ち方を変えるだけ、フォーカスを変えるだけでも気分を変えることってできる。
自分に自信がないとき、パフォーマンスが落ちる心理状態のときって、
自分にできていないこと、できないことに「理不尽に」フォーカスを向けていることが多い。
理不尽に、と書いたのは、すでに自分にできていることもやれていることもあるから。
例えば、10のうち8はできている。
8は本当によくやっていて、満足できるもの。
でも、2ができていないときに、8の部分を全く評価したり認めたりせずに、
2の部分ばかりを見る、ということがよく起こりがちなんだね。
人と比べるとかもそうだけど、この「できない部分にフォーカスが当たりやすい」状態のとき、人は自分に自信がない、と感じやすい。
自信がないというか、できないところばかりを見せられているから、そりゃあネガティブな気分になる。
逆に、良い部分、できている部分をしっかり見ることができれば、それだけで元気になったり自信が回復したりする。
例えば、自分の良い部分が発揮されている映像を見るとか、
自分の仕事で感謝された場面を思い返したり、感謝のメッセージを読み返すとか。
そうやって「フォーカスを整える」こと。
実際にできている部分もあるわけだから、そこを隠したり、見ないようにしないこと。
例えば。
プロの選手でも当然ミスはするし、うまくいくことばかりじゃない。
もし仮にうまくいかなったシーンを全てリストアップしておいて、全てをDVDに収録するとするよね。
「できていないところDVD大全集」!
で、選手を会議室に呼び出して、「これを見てみろ」とやる。こわい。笑。
映像で自分のミスをしたプレー、ダメだった部分ばかりを収録されていて、そこに圧倒的フォーカスを当てたとするよね。
そうしたら、その選手は、「これが俺なんだ」と思っちゃう。落ち込むし、自信をなくすし、あうちになる。
「いや、潤さん、それはさすがにシビアっすよ。まじキャビアっす」
と思うかもしれないけど、、、、
それと同じことを自分の頭の中でやってませんか??
ということなんだ。
自分のできていない部分、足りていない部分、それを脳内で数え上げ、何度もリピート再生する。
できている部分、やれている部分、力を発揮している部分を一切無視して、気分が下がる部分に意識を合わせ続けている。
結果、自己評価が下がってしまう。
すると、本来自分ならやれることも、「自分にはできない」と思うようになり、チャレンジができなくなる。
結果、経験を積めないから、本来アップするはずだった力もアップしなくなってしまう。
己評価が低すぎるとなかなかやりたいことができなかったり、
現実が望み通りになりにくいのは、こういう理由があったりするんだ。
そうならないためには、自分のできている部分を客観的に評価する視点を持つこと。
「ここもできているし、これもできている。これも、あれも、それも、こんなにもできている。あとは、ここを修正すればいいだけだ!( ̄▽ ̄)」
このときのメンタル状態は、さっきとはかなり違うはずなんだよね。
自信と肯定感がベースにある状態で、さらなる向上のために取り組もう!という感覚になている。
その感覚が大事で、これは人と接するとき、コミュニケーションをするときも大事なこと。
肯定的な部分に意識が向くと、気分が上がるし、自信も湧く。
気分が上がり自信も湧いているから、まだできないことに取り組めるエネルギーが出てくる。
だから、もっともっと自分にできている部分、他者のできている部分にフォーカスを合わせていきましょう。
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