動けないのは「やりたいことじゃない」からなのか?

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動きたいけど、なかなか動けない。

 

やりたいことはあるはずなんだけど、やれない。

 

そういうことってあるかもしんない。

 

そういうとき、一つの回答として「それはやりたいことじゃないんだよ」というものがある。

 

やりたいことじゃないんだから、無理してやらなくていいよ、という方向だね。

 

これは実際そうで、やりたいことじゃないからできない、というケースももちろんある。

 

その場合は、自分の願望とか目指す方向について再度考えることが大事。

 

ただ、実はそれだけが「動きたいけど動けない」原因、というわけじゃない。

 

原因はそれだけではなくて、他にもいくつかあり得るんだよね。

 

自信が足りない


 

 

まず一つが「自信が足りない」というもの。

 

例えば、本を出したい!書きたい!と思っていたとしても、「自分なんて…」と思ってしまっていたら。

 

敏腕編集者がテクテクやってきて、

 

「やあ!本、出しません?」

 

と言われたとき。

 

速攻で「イエス!アイキャン!」と言えるかというと、どないなもんやろうか。

 

言えない、と言うことだってあり得るし、

 

「ちょっち待ってください」

「少しお時間の方をいただきたく思います」

 

ということだってあり得る。

 

うーむ。やりたいことのはずなのに。笑。

 

やりたいことに関するビッグなチャンスが来たにも関わらず、躊躇する。

 

客観的に見れば不思議だけど、でも、誰にでもある感情だよね。

 

そのとき、「私は本を書きたくないんだろうか?」という風に考えるとしたら、

それはちょっと自分に嘘をついている感がある。

 

書きたくないんじゃなくて、自信がない、わけだよね。

 

 

ここの違いって大きくて、「やりたいことじゃない」という風に考えるなら、

本を書くことは自分の人生の中から排除されちゃうことになる。

 

それに、今後また同じようなこと、つまりチャンスが巡ってきたときにドキドキしたり緊張すると、

 

「あ、これ、やりたいことじゃない!!」と解釈して、またそれをやめる。

 

という風に、ドキドキしたり緊張することができない、という風になっていくわけだね。

 

ただ、人生の中で願望実現する瞬間って大体、ドキドキするもの。

 

違うステージに行ったりだとか、そういうことが起こったりするものだから。

 

なので、自信のなさをやりたいことじゃないからだ、という解釈でごまかすのはあまり自分のためにならないんだよね。

 

やりたいことがやりたくないこと認定になっていくから。

 

なので、自分の中で何が起こっているのか?を正確に具体的に認識することが大事。

 

方法が分からない


 

 

次に、「方法が分からない」ということも実はある。

 

このあたりになってくるとだんだん技術的なことだったり方法論的な話になってくる。

 

このとき、

 

「自分の課題はより深いものであってほしい」

「自分の問題はより抽象的で摩訶不思議なものであってほしい」

 

という思いがあると、このあたりの話は入ってこない傾向にある。

 

実は自分の課題はすごく簡単なこと、そんなに深いものではないことってあって、

 

本来はそれって「あー、そんなに軽いことで、良かったあ( ̄▽ ̄)」と感じるはず。

 

だって、軽いものであれば、すぐ解決できて現実が良くなるはずだからね。

 

でも、悩みとか問題にアイデンティティを持ってしまっている場合って、

 

自分の課題が「ああ、それは簡単なことですよ」「こうしたらすぐに解決できます」と言われると、なんだかムカつく。笑

 

「違うわ!私の問題はもっと深刻だわ!!もっともっと深いわ!」

 

と言いたくなる。

 

これは客観的に見ればすごく不思議な感情。

 

だって簡単に課題が解決されたら嬉しいはず。普通に考えればね。

 

でも、そうは感じられない。

 

なぜなら、より深い課題を持っているという意味で「他人より凄い」と思えるから。

 

もし課題が深いものでないなら、「自分は凄くない」ことになってしまう。

 

だから、課題は深いものであって欲しい。

 

その状態に入ってしまうと、自分の本当の課題に気がつけない、ということが起こりがちになる。
というのも、その人の中で「深い」と認定されるものしか解決策として採用できない状態になっているから。

 

だから、もしも真の解決策がもっと簡単なものであった場合、永久にそこにたどり着くことはできない、わけだよね。

 

解決策として受け入れることができないから。

 

結果、真の解決策を受け取ることができないので、色々と知識は知っているけど現実は変わらない、ということになってしまうわけなんだね。

 

 

やりたいことができない、動けないとき、

 

実は「方法が分からない」だけであるケースは意外なほど多いもの。

 

具体的に何をどうすればできるのか?そこを明確に知ること。

 

知っている人に聞いたり、できる人に助言を求めたりして、

 

自分の中で「あ、いけそう!」という感覚になれるものを見つけること。

 

動けない、やる気が出ない、のは「具体的に何をどうすればいいかが見えなくて不安」なことが原因であることもあるのだと知っておくだけで、お得です。

 

そんなときは、「具体的な方法を調べたり、これならいけそうと思えるやり方を他者に聞く」ということもぜひ試してみて欲しいと思います。

 

 

まとめると、動けないなあ、と感じるときは、

 

・自信を高めること

・取り組めるメンタル状態を手に入れること

・具体的な方法を知ること

・これならいけそう!という「やり方」を見つけること

 

 

を試してみてほしいと思います( ̄▽ ̄)

 

 

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