さて今回は、「なぜ、締め切り間近じゃないと人はやる気になれないの？」という話を。
人って締め切り間近になると行動を起こしやすいわけなんだけど、そのときのメンタルを仕組みを使って、
締め切りがなくても行動できないもんか？ということについて考えていきたいと思います。
動画版はこちら↓
なぜこのテーマで話すかいうと、
やりたいことって締め切りがあることばかりじゃないから。
例えば、
ブログを書く
本を書く
YouTubeやる
筋トレする
ヨガする
ダイエットする
やりたかったことを始める
会社を辞めて起業する
副業始める
こういうのは全部、「締め切り」がない。
締め切りがないから、始める時期をズルズルと遅らせることができるわけだよね。
結果、だんだんとその気がなくなってしまったり、
やる気や意欲がなくなってしまったり、
「何であのときやらなかったんだ…」という後悔の念が浮かぶ結果になってしまったりする。
そうならないために、締め切りのときの行動力が上がる仕組みを理解しておきたい、ということ。
それができれば、もっともっと自分の願望に向かっていくことができると思うんだよね。
先送りせずに。
じゃあ、締め切りが迫っているときになぜ行動できるかというと、
２つの理由がある。
１つが、行動内容が具体的になること。
例えば、締め切り１ヶ月前のときって、
「なんとなく締め切りはあるけど、、、何しよっかなあ」
みたいになるよね。笑
実際には締め切りがあるからやることはあるわけだけど、
まだ先であることで「今日何をやるかが具体的に決まっていない」ことになる。
だけど、３日前だとどうやろう。
３日前になると、「今日これをやらないとまずい」ということが明確になってくる。
やることが明確だから、行動も起こしやすい。
締め切りがまだ先のときにはフワフワして抽象的だったものが、
締め切りが迫ってくると一気に「何をしなくちゃいけないのか」が明確になってくるわけだね。
すると、動きやすくなる。
さらに、締め切りが迫っているということは、
「やるべきことをやらないことによるデメリットも強く感じられる」
状態になる。
これが２つ目の大事な要素になってくるわけなんだけど、
感情のコントラスト
を強く感じることができるわけなんだ。
やらないことによるデメリットを臨場感たっぷりに感じることができるから、
やろう！という気持ちも強くなる。
note版「メンタルを強くするトレ」を読んでくれた人は、時系列トレーニングのことを思い出してもらうとわかりやすいと思います。
人間が動き出すための感情って、
こうなりたい！
というものと、
こうなりたくない！
というものがある。
どちらも大事な感情で、どちらも「願望がある」ことの証明。
願望があるからこそ「こうなりたくない！」と思えるわけだよね。
だから、強く「こうなりたくない！」と思えるということは、
その思いと同等の「願い」があるということになる。
締め切りというのは、こうなりたくない！という感情を刺激することで僕らを願望にアクセスさせ、エネルギーを高めてくれる。
ここぞ！というときに一気にスイッチが入る人っているけど、それはそういうこと。
少し整理しておくと、
締め切りは、
具体性と感情のコントラスト
を与えてくれる。
結果、行動できたり、エネルギーが高まったりするわけなんだ。
だから、日常での行動量という面でのパフォーマンスを上げるためには、
・具体的に何をする必要があるのかを明確にする
・それをやらなかったときのデメリットを明確にする
ことが有効。
特に、デメリットを強く感じることができればできるほど、エネルギーは高まる。
もちろんその後には「こうなりたい」「こうなったらワクワクする」というところにも意識を向けるようにしていけばOK。
行動量を増やすというのは、かなりエネルギーがいること。
だから、普通は「よっぽどのこと」がない限り、動き出せなかったりするわけだよね。
その「よっぽどのこと」になり得るのが、やらなかったときのデメリットを明確にし、そのときの感情を感じてみること。
後悔や、何でやらなかったんだという思い。
そういう思いに触れてみることで、逆に、
自分の願望に対する思いも強くなる。
結果、動き出すエネルギーが湧いてくるので、ぜひ試してみてください。
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