機嫌が悪いとき、心の中で何が起こっているのか?【ご機嫌な自分を手に入れる】

shutterstock_1149640709

 

 

さて今日は、機嫌の悪いとき、心の中で一体何が起こっているのか?を覗いていこうと思います。

 

昨日の記事にも書いた通り、機嫌の良さって重要です。

 

自分の気分が良くなるということもありますが、

周囲の人の人生やパフォーマンスにも影響が出るからです。

 

ただ、「機嫌を良くしましょう!」と言われても、

 

具体的に何をすればいいのか、何を意識すればいいのか分からないですよね。

 

「メンタルを強くしましょう!」

「やりたいことをやりましょう!」

「自分の人生を生きましょう!」

 

も全部同じなのですが、抽象的なものってマジ何をどうしていいのかアイドンノン。

 

今日具体的に何をすればいいのかが分からなければ、

やる気がたとえあったとしても空回りしてしまいます。

 

なので具体的にしていくのですが、

 

まずは機嫌が悪い人の心の中で一体何が起こっているのか?ここをチェケラしていきましょう。

 

機嫌が悪い人の心の中で起こっていること


 

 

一言で言うなら、機嫌の悪い人の心の中で生じているのは、

 

「ない」という意識

 

です。「ない」という意識が強いとき、人は機嫌が悪くなります。

 

・私は愛されていない
・願望実現のための方法がない
・冷蔵庫にプリンがない
・お金を得る方法がない
・私にはこれからも素敵なパートナーはできない
・私を助けてくれる人はいない
・もう一回分はあると思っていた歯磨き粉がない
・上司が自分を認めてくれない
・あの人に良いところはない

 

といった意識が強いとき、人は機嫌が悪くなります。

 

当然、あると思っていたプリンが冷蔵庫になければ、誰だって機嫌が悪くなります。

 

世界共通です。

 

ただ、機嫌という観点において大切なのは、「本当にないわけではない」ことです。

 

もちろんプリンという物理的なものであればないものはないわけですが、

 

今目の前になくても、これからもないわけではありません。

 

これからも食べられないわけではありません。

 

さらに、メンタル的な「ない」というのは、

 

本当はあるのだけど、ないと思い込んでいることがほとんどなのです。

 

例えば、私は愛されていない、願望実現のための方法がない、お金を得る方法がない。

 

これは、真実ではないでしょう。

 

自分自身がそう思い込んでしまっていたり、

その感覚にアクセスする回数が多くて「ない意識が活性化している」だけで、

 

本当にないわけではありません。

 

ただ、機嫌が悪くなりがちな場合、

 

過去から今に至るまでに「ない意識」にアクセスする回数が多くなっているもの。

 

なので、ない証拠、ないエビデンスを大量に集める能力を有するようになっている。

 

結果、ないエビデンスに意識が自然に向かうんですね。

 

 

例えば、誰かからの連絡がないとしましょう。

 

あくまでも事実は「連絡がない」というだけのことです。

 

それが事実で、そこにどんな意味付け、脚色、ストーリーをつけるかは人それぞれ。

 

まじ自分次第。

 

ただ、ないエビデンス化する能力を過去から磨き上げてきた場合。

 

「はい、嫌われた」

「はい、やっぱし私は愛されていない」

「はい、おわた」

 

という風に「愛されていない」と解釈し、脚色し、ストーリーを作ってしまうわけですね。

 

そういったことが無意識に、自然反応的に心の中で起こっている、ということ。

 

当然、愛されていない、プリンがない、願望実現できないとなれば、誰だって嫌な気分になります。

 

誰だって愛されたいし、プリンが欲しいし、願望実現したい。

 

それらが満たされないという意識にアクセスするわけなので、不機嫌になります。

 

ポイントになるのは、ない意識にアクセスしやすいかどうか。

 

この世界には色々なものが本当は「ある」わけです。

 

 

例えばパートナーに関しても、古今東西、どれだけの人が結婚してきたでしょうか。

 

どれだけの人がパートナーを与えられてきたでしょうか。

 

古今東西と考えれば、もう壮大すぎて、宇宙的規模だと思います。

 

そう考えたとき、「自分にだけパートナーが与えられない」というのは逆におかしいと感じられてきませんか?

 

ただ、自分がその可能性を閉ざしてしまえば、

 

自分から諦めてしまえばそうなる、

 

そうすることもできるほど人間には力がある、

 

そうする選択さえ許されている、

 

ということで、「できない」がそもそも真実だったというわけではありません。

 

 

大事なのは、「ある意識」にアクセスする回数を増やしていくこと。

 

今あるもの、これからあるものに対してアクセスできるようになっていくこと。

 

抽象的な言い方にはなりますが、それができるようになれば機嫌は良くなっていきます。

 

「これから素敵なパートナーができる( ̄▽ ̄)」

 

と思えれば、気分はルンルンですよね。

 

つまり、ご機嫌です。

 

これから叶うと思えれば、人はルンルンなわけです。

 

 

ただ、ある意識にアクセスする回数を増やしましょうと言われても、

いきなりできるようになるわけではありません。

 

ここも大事なポイントで、今までない意識にアクセスするトレーニングを積んできた場合、結構な筋力になっているわけです。

 

具体的に言えば、ない意識にアクセスする脳の神経回路が強固に出来上がっている。

 

自動反応的に「ない」と考えてしまう、そういう癖を持っている状態になっているわけです。

 

なので、少しずつ練習していくこと。

 

いつもの反応ではなく、在りたい自分としての反応を選択していくこと。

 

いきなりできることを目指すのではなく、積み重ねていくことが大切になるんですね。

 

 

 

 

より具体的な方法はこちらにも書いています。

 

note版「自分の機嫌を高めるメントレ」

 

 

メルマガにて、メンタルを良くする方法などより濃い内容を書いています。無料です。

 

池田潤メルマガを購読する。

 

 

LINE@でも限定のコンテンツを随時配信中です。

友だち追加

 

noteも書いています。

 

:note文章版メンタルトレーニング「自信を鍛えるメントレ」

スクリーンショット 2018-08-24 10.04.40

 

YouTubeでもメントレ動画を配信しています。「簡単にできるセルフイメージの高め方」

 

本も出版しています。

こちら韓国でも出版されました。

「無愛想のススメ〜人間関係が劇的に改善する唯一の方法〜(光文社)」 発売4日で増刷!

15050086_1234694976587033_1261546830_n

 

『自分の武器を見つける技術』発売1週間で増刷!

スクリーンショット 2015-11-24 22.06.49