ワクワクするビジョンはあるけど「できる気がしない…」とき、どうする?トレーナー視点で解説

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さて今日は、「ワクワクするビジョンはあるけど、できる気がしないんだが…」なときどうするか?を書いていきます。

 

実際、その状況ってかなりあって、やりたいことがわからないのも、できる気がしないことが原因だったりします。

 

例えば僕もコーチングをするときによく聞くのが、

「何でもできるとしたら、何がしたいですか?」という質問。

 

これ、コーチング業界では鉄板の質問なのですが、マジ鉄板で、かなりの効果があります。

 

「何でもですかあ…何でもできるなら、〇〇がしたいですね」

 

という感じで、心の底に秘めたビジョンを語ってくれることがよくあるんです。

 

例えば、

・思う存分海外旅行をしたい
・理想のナイスバディになってみたい
・給料をあげたい、収入をアップしたい
・自分でお金を稼げるようになってみたい
・モテるようになりたい

何でもいいです。

 

高尚である必要はなく、素直なそのときの思いを話してもらうと、結構出てくるんですよね。

 

ただ、なぜ普段それらを意識できないかというと、「できる気がしない」から。

 

できると思えないと、僕らは願望を願望と認識することができません。

 

例えば、以前に堀江貴文さんことホリエモンさんが、やりたいことがないという男性に、

「ガッキー(新垣結衣)と付き合いたくないの?」

と極端なことを聞いていました。まだ星野さんと結婚していないときですね。

 

男性としては「いやいや、まあ付き合いたいですけど…」という反応になるわけで、

いえ堀江さん、それは極端すぎるでしょうとツッコミたくなります。

 

ただ、極論というのは『気づき』を得やすいもので、

彼が言いたかったのは、

 

「やりたいことがないのではなくて、できると思えていないのでは?」

 

ということだったのでしょう。

 

実際そうであることが多いのです。

 

「できる」と思えていればこそ、初めて見えてくる願望があります。

 

ただ、そう簡単にできると思えないし、そう思える方法があるのなら教えてほしい!と思いますよね。

 

その方法を伝えるのがメンタルトレーナーの仕事なわけで、イケジムでも毎月毎月そのトレーニングを提供しています。

 

結局、なぜ「できる」と思えるかと言えば、

 

できた経験が記憶痕跡化している

 

 

からです。

 

例えば、そんなことは実際にはないのですが、

 

ここに何一つできてこなかった人が仮にいたとして、その人が「できる!」と思えるかというと、難しいわけです。

 

できた記憶がないので、未来に対してもできると思えない。

 

僕らは基本的には過去のデータを元に未来を描くので、

過去の記憶データがネガティブなものばかりであれば、未来のイメージもネガティブになります。

 

つまり、できた経験の記憶痕跡化ができていないと、未来に対して「できる」と思うことは難しくなります。

 

逆に言えば、できたことの記憶痕跡化をトレーニングによって積み重ねていけば、

「これだってできるようになるのでは」

「これも実現できるはずだ」

と感じられるようになってきます。

 

すると、自然に新しいことにチャレンジしたり、結果が出るまで継続することができるようになるわけです。

 

大事なのは、それらができる【状態】を作ることです。

 

よく本などで、

・新しいチャレンジをしよう!
・結果が出るまで続けよう!

と言われます。

 

しかし、それができるのは、それができる脳をその人が持っているからです。

 

未来にポジティブなイメージを持つ【能力】を持っているので、チャレンジができるし、続けることができる。

 

他の人にそれを勧めるのであれば、結果ではなく原因へのアプローチ、つまり、

 

できたことの記憶痕跡化を通じて、未来に対して「できる」と思えるメンタル作り

 

をする必要があります。

 

それさえできれば、無理にチャレンジしろ!と言わなくても、自然にチャレンジするようになっていきます。

 

世の中には、状態が生み出す結果の部分を、無理にやりなさい!と伝えるメッセージが多くあります。

 

しかし、実際、そのメッセージを受けた側は「そうだよなあ」「大事だよなあ」と思うものの、実際に行動を変えることはできません。

 

なぜなら、それらの行動は状態の結果として生まれているものであるのに、

状態を向上させるという根本アプローチは取っていないからです。

 

例えば、「質の良いう○ちを出せ!」と言われたとします。

 

本に書いてあったり、Twitterで見かけたとします。

 

そのメッセージを受けて「質の良いう○ちを出すことは大事だよな」と思い、

出そう!と思っても、出ませんよね。

 

でも、腸内環境を整えれば、そのために食事を変えれば、自然に質は上がります。

 

根本の大元にアプローチすればいいわけです。

 

メンタルトレーニングをするとは、腸内環境を整える取り組み(根本にアプローチする取り組み)をすること。

 

そうすれば、結果的にアウトプットや行動は変わってくるのです。

 

話を戻しますが、

できると思えないときに大事なのは、できると思えるメンタルを作ること。

 

そのためには、【ポジティブの記憶痕跡化】が重要です。

 

自分にとってポジティブな情報が脳にしっかりと存在しアクセスできるようになってくると、

「これもできるようになるはず」

「これも実現できる」

と思えるようになってきて、だからこそ、チャレンジができるし、継続もできるようになってきます。

 

 

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