器用にも効率的にもなれなかったからこそ、身についた力


 

基本、昔から「最初は誰よりも下手くそ」というところから始まってきた。

色んな分野において。

でも、もうそれも慣れた。

最初の頃はそんな自分が嫌だったけれど、「まあ、それが俺なのか」と思えたときから、

じゃあ、どうする?

と考えるようになった。

大事なことは、自分を恨むことじゃなくて、誰かを羨むことじゃなくて、

じゃあ、どうする?

と考えること。

今の自分は自分なわけで、自分が持っているものの中で、どうするか。

自分の場合だったら、まあ人よりも練習すればいいかな、と考えた。

受験勉強でもそう。

単純に、誰か器用な人、効率的な人を見て卑屈になるのではなく、

彼らのすごさをすごいと認めながら、自分は地道にコツコツとやってきたタイプ。

それで全然構わない。

うさぎかカメかでいったら、完全にカメ。

それで全然OK。

そういう奴にだからこそ、できることがあるから。

例えば自分の場合だと、最初はできないところからできるようになることで、

人に説明できる

という特徴がある。

今思えば、最初はできなかったことが、今の仕事に完全に生きている。

何が良い、悪いなんてわからない。

だから、

じゃあ、どうする?

と考えて、自分なりの一歩を踏み出していけばいい。

 

イケジュンの4作目『自分の「武器」を見つける技術』はこっち。

 

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