波風立たせないために「自分なんて…」と言い続けることはやめよう

スクリーンショット 2016-04-10 19.24.48

 

「いえいえ、私なんて、めっそうもございません!!」という態度を必要以上に取ってしまうことがある。

(何を隠そう、昔の私がそうだった)

もしも、「いえいえ!」と言う人を本当にリアルにガチで「軽く」扱ったとしたら、その人はニコニコ笑いながらもかなり怒ることがある。

内心、イライラとし始めるのだ。

必要以上に遠慮していた昔の私も、軽く扱われたら内心超イライラ状態で、そんな自分が不思議だった。

「自分なんて」と自分で言っているのに、実際にリアルにガチで軽く扱われたら、イライラする。

何なんだ、この気持ちは。。とよく考えたものだ。

これは一体どういうことなのかというと、

「自分なんて」というセリフは、嫌われないための戦略だということを意味する。

自分なんて、と表面上はポーズを作っておく。

すると、「あいつはおとなしい奴だ」という評価を得ることができるから、目をつけられない。

「生意気な奴だ」と思われたら、めんどうなことが増える。

だから、「おとなしい自分」を演じることで、波風を立たせないようにしている。

で、ここからが重要なのだけど、

そうやって表面上ポーズを取っていると、いつしかその表面上のポーズこそが自分自身だと思うようになってしまう。

つまり、「私なんて」と表面上言い続けてきた結果、本当に「私なんて」と思っていると思ってしまう。

しかし、実際にはそんなことはない。

そう思っていると思っているだけだったりする。

それは、「私なんて」と言う人を本当に軽く扱ってみたら分かる。

本当にその人を軽く扱ったら、嫌われるか、怒られるか、ニコニコ笑いながらも後で陰口を叩かれるだろう。

なぜか?

その人は、本当は「私なんて」などとは思ってないからだ。

本当に「私なんて」と思っていたら、怒ったりはしない。

「私なんて」と言う人の中には、嫌われないためにそう「言っておく」戦略を取っているのであって、

決して本心からそう言ってはいない人がいるのだ。

たくさん。笑

別にそれが悪いわけではないし、目上の人がいる場面などでは控えめに振る舞うのは大事なことかもしれない。

問題は、そうやっている間に、自分が本当に「自分なんて」と思っていると思い込んでしまうことだ。

本当は「自分だってそれくらいできるし」と思っている。

本当は「私だって、すごいんだし」と思っている。

そんな自分がいるんじゃないか?

そう、一度自分に問いかけてみてほしい。

多分、いるから。笑

それが分かったら、もう少し自分に素直になってみることだ。

別にわざわざ「俺は俺をすごいと思っている!」なんて言わなくていい。

ただ、自分の本心だけは見失わないように。

自分は本当はやりたいと思っている。

やれると思っている。

本当は自分を卑下していない自分がすでに存在している。

そのことを忘れないでいることだ。

そして、自分は本当は自分にはできるんじゃないかと思っているんだから、

誰かに遠慮していないで、さっさと一歩を踏み出してみればいい。

 

イケジュンの4作目『自分の「武器」を見つける技術』はこっち。

 

無料メルマガも配信しています。より深く濃い情報を得たい方はこちらからご登録ください。

作家・コーチ 池田潤オフィシャルメルマガ登録はこちらから。

スクリーンショット 2016-04-10 19.24.48

 

オンライン人生相談バー『いけじゅんBAR』も好評です。

:いけじゅんBAR第2回「なぜ、大きな目標はあるのに行動できないのか?」

 

大好評コンテンツ「人生で大切なこと」をストーリー形式で面白く読める「学べる物語」記事はこちらから全て読めます。