「HiGH&LOW」が意外なほど面白い。
これは日本国民なら誰もが知っているであろう「EXILE TRIBE」のエンタメプロジェクトとして企画されたドラマ。
別にEXILEや三代目のファンなわけじゃなく、huluに入っていたのでたまたま見て、一回は「やっぱりいいかな」となって見ないでいた。
どこかで「どうせ大したことないんだろうな」という気持ちがあった。
というのも、この作品はハードボイルド系に属するわけだけど、そういった作品は海外モノを腐るほど見てきたからだ。
日本モノでそこまで良いものがあるとは思えず、EXILE陣が出演しているということで演技にもさほど期待できなかった。
EXILEファンのための企画なんだろうな、と。
実際、演技が稚拙な人物もいるし、ビジュアルだけで選ばれたのでは、と感じる配役もある。
一回目に見たときはその部分がどうしても耐えきれなかった。
ただ、それを補って余りあるストーリーや設定があって、これがなかなか面白い。
ウィキペディア調べであらすじを載せると、
「とある地域一帯を支配していた伝説のギャングチーム「ムゲン」と極悪兄弟「雨宮兄弟」の抗争中、突如ムゲンは解散し、雨宮兄弟も街から姿を消す。その後、その地区に新たに「山王連合会」「White Rascals」「鬼邪高校」「RUDE BOYS」「達磨一家」という5つのチームが頭角を現した。その区域は各チームの頭文字をとって「SWORD地区」と呼ばれ、そこにいるギャング達「G-SWORD」は、互いに睨みを利かせていた。様々な思惑が重なりチーム同士の抗争が始まる中、新たにSWORD地区に隣接する「湾岸地区」から謎の組織「MIGHTY WARRIORS」が出現する。熱き男達のプライドをかけた戦いが始まる。」
こういう設定、嫌いじゃない。笑
右の金髪が主人公のコブラ。普通に演技上手い。
あと、それぞれのチームには特色があって、たとえば「white Rascals」は、女性を傷つける奴は許さず、夜の街で女性を守っていたりする。
これは流石という感じなのだけど、音楽もカッコイイ。
肉体も鍛え上げられている集団だから、アクションとかもできわけで、「なるほど、これが総合エンタメね」と思った。
昨日は一人で映画版を観に行って、そこまで観に行こうと思った自分に驚きながらも、普通に面白かった。
たまーにEXILEファン向けのシーンがあるのがあれだったけれど(笑)、それはまあ仕方ないかなと。
ただ、彼らはビジュアルだけじゃなくダンスも上手いし、肉体も鍛え上げられていて、ただチャラチャラしている感じではないガチ集団。
彼らは元々そうやってダンスとか音楽でエンタメしていたわけで、それがこうやってドラマや映画っていう形でエンタメしてる。
それもかなりハイレベルに。そこがすごいって思うわけです。
それだけ「エンタメに命賭けてる」っていうか、エンタメに本気。
元々俳優だとかそういうわけでもない彼らがこれだけの作品を作ったということ、そのエネルギーや気合いに感動してしまった。
さらに嬉しかったのは、こういう男っぽいものが人気になっていること。
カッコイイ男が増えるっていうのは、良いことだから。
今回、映画版ではBIGBANGの、誰だっけ、あの人、V・Iか。も、出てる。
BIGBANGも、かっちょいいよね。
ということで、興味ない人もいるだろうけれど、男っぽいものが好きな人は面白いと感じられるかと思います。
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