自分を愛せない人が繰り広げる恋愛模様。

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盆休みは、人が多い。

いつものカフェも、人でごった返している。一人静かにキーボードを叩いている私は完全に浮いた存在だろう。そんなことに盆休みの最後に気づいた。

まあ、どうでもいい。本題に入ろう。

価値は内にあるのか、外にあるのか


 

自分には価値がない、という思いが強くなると、自分の外側のものに価値があるという思いも同時に強くなる。

自分の内側にはなくて、外側にはある。

この感覚は、ありとあらゆる場面で人の行動や心の状態に影響を与える。

例えば、恋愛で考えてみよう。

自分には価値がないという強い思いを抱えた人は、相手に大きすぎる価値を置く。

自分には価値がなくて、相手には価値がある。

その思考を進めていけば、そんな相手を手に入れることができる自分には価値がある、という思考につながっていく。

自分の心の穴を相手で埋めて、心の穴が埋まった気になる。

しかし、それはうまい具合に「蓋」がついただけで、穴自体は開いたままだ。

その状態でいれば、実際に相手と付き合うことができたとしても長くは続かないだろう。

手に入れた段階で、手に入れる目的は達成できたからだ。

自愛がない人の恋愛模様


 

劣等感の強い男性というのは、そういう付き合い方になる。

結局、相手を愛せないままに(それは自分を愛せないということでもあるが)関係は終わってしまう。

もしくは、相手を強く束縛しようとしたり監視しようとしたり、いちいち浮気を疑ったりと、決して「幸せ」だとは言えない状態になる。

あの人と付き合うことができれば幸せになれると思っていたのに、実際に付き合っても大して幸せではない。

幸せでない人が何かを手にしたところで、「幸せになる」ことなどできないものだ。

もちろん、対面を保つことができるとか、人から見たときに「幸せに見える」状態を作り出すことはできる。

「人にどう見られるか」が重要な状態であれば、「幸せに見える状況」を作り上げることができただけでも大きな価値だと感じるだろう。

本質を知ればいい


 

例えば、対人関係が怖いという場合にも同じことが言える。

自分に価値を感じられない、つまりは自分の思いや意見には価値がないと思ってしまっているときは、相手に「圧倒」されてしまうのだ。

つまり、相手が何を言おうが反論することもできないし、自分の気持ちも大事にできない。

自分をないがしろにするという選択肢を取ることしかできない。

それを自分がよくわかっているがゆえに、相手が怖いと感じる。

逆に、自分が自分を守ってやれる、自分を大事にできる状態であれば、人間関係はただの楽しいものになる。

嫌なことがあれば嫌だと言えばいい。

嫌いな人がいれば嫌いだと思っていればいい。

帰りたければ帰ればいい。

ただ、それだけのことだ。

そう思える。

自分に価値を感じられない、自分を大事にできない。

その状態であればあるほど、外の何かに価値を感じるようになり、

その外の価値を手に入れられない自分を卑下したり、執着して逆に手に入れられなくて苦しむ。

手に入れたとしてもしがみつかざるを得なくて苦しむ。

恋愛など、片思いの段階で執着しすぎて振られる、などという例が歴史上どれだけ繰り返されてきたか分からない。

本質を一生知ることなく、好きな人に限って上手くいかないということを生涯続ける人も何人もいるだろう。

本質さえ知ればそんなことはなくなるが、ただなかなか気づきにくいということはある。

自分に価値を感じる。自分を愛するというその本質を理解すれば、ありとあらゆることが好転していく。

のだが、

さて、これをどうやって伝えていけば上手く伝わるのだろうか。

そんなことを日々思案している。

 

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